マイルチャンピオンシップ全頭診断

2020はだいぶ豪華なメンバーがそろった。今回、舞台が違うこともあり、難解。だが、やはり、ディープ米が強い。完全な長距離血統は合わない。

まず、グランアレグリア。この馬は朝日杯をみたとき、とても強いと思い、桜花賞でも勝った。ただ、オークスにいかなかったように、この馬は2000以下特にマイル向きだ。それは母父米tapitにある。そして父ディープ。つまり、ディープ米であり、最高。安定感は抜群。成績を見てもわかるように、NHKマイル以外全て3位内。今回も△に入れないということはしてはいけない。この馬は脚があれば、g1をかなり勝てる。前回で気づいた人は多いと思うが、この馬はいつのまにかいきなり伸びてくる感じで、いつでも脚を使えそうであり、自在性も兼ね備えていることから、正直、本命、対抗に履いなければならない存在。

次にサリオス。父ハーツクライ、母父欧であり、長距離型だと思われるが、成績的にはマイル型である。それは、おそらく体重にある。この馬は500を超える。前走は538。これが影響する。よって、今回マイナス20くらいなら、不安はあるが、減らないなら、大丈夫。それに加えて、私は長距離もいけるとおもっている。なぜなら、血統もあるが、コントレイルが強かった可能性があるから。しかし、コントレイルが弱く、3歳のレベルが低い可能性もあるが、前回のサリオスの毎日王冠で古馬に圧勝したからそれはない。つまり、サリオスにもかなりの期待はできる。あとは、鞍上が不調を治せるか。もしここで勝てれば、ジャパンカップもMの流れが作れる。

次に、インディチャンプ。この馬も血統は長だが、マイラー。これは母の影響がでていると考える。兄弟のアゥイルアウェイも短であり、母の影響がかなりでている。よって、距離は問題ない。だが、問題はコース。この馬は坂が苦手と見る。東京コースは抜群だが、阪神中山は、ひどい。しかし京都は違う。つまり、ゴール前の坂が問題。最後に坂があることで脚が使えない。実力はもちろんあるが、このような点で、不安である。ただ、ステイゴールドで、いきなりパフォーマンスがひどくなることはないので二桁着順になることはない。

レシステンシア。ダイワメジャーで距離は問題ない。また、母父欧であり、重馬場の方が合うかもしれない。ただ不安なのは、このコース、JFで圧勝したにもかかわらず、なぜ、同じコースのチューリップ賞で負けたのか。これが何度見てもわからない。わかる方には教えていただきたい。この点がどうしても不安で、不安定な存在。

アドマイヤマーズ。この馬もダイワメジャーで○。ただ、このメンバーでは格下。この馬は香港に行くべきだった。日本ではきつい。

ラウダシオン。リアルインパクトで距離○。母父米で、マイル適正あり。流行りのアンブライドルドズソングあり。さらに叩き良化的で今回は期待できる。

サウンドキアラ。前走は完全に参考外。特にカツジは鞍上もかなり自信があったようで、しょうがない。ヴィクトリアマイルで2着の成績があるが、正直、0.7差とある意味参考外。ただ、母父アグネスデジタルがあまり成功してないこともあり、評価は下。

ヴァンドギャルド。血統は最高。鞍上も調子が良く、穴的存在。

ペルシアンナイト。流石に年で、大きく落ちることはないが、このメンバーではきつい。

スカーレットカラー。ヴィクトワールピサで、マイルは合うが、実力不足。

カツジはディープで、母父ホワイトマズル。距離は問題ない。前走鞍上が自信ありだったのは、考えるに、脚質転換だ。今までほとんど、追だったのを、逃げにかえたところが良かった。というより、今までも逃げれば勝てたときもあったはず。たしかに、母父欧であるから、前で競馬も全然できるはず。そこに気付いたのは、良かった。それを今回、テン乗りだが、やってくれるかどうか。それ次第。大穴。

アウィルアゥエイ。完全に短距離向きでマイルは合わない。それに、ジャスタウェイは、自分は早熟だと考えてるので、そろそろ限界か。

タイセイビジョン。父タートルボウルは欧には珍しいマイル型。そして母父スペシャルウィーク。スペシャルウィークの血は自分は最強だと思っているので、かなり○。そして父はマイル適正あり。距離は合う。しかし、不安は鞍上。成績でもわかるように、今回、上手くならないと厳しい。ただ、完璧にならば、一発ある。

ケイアイノーテック。血統は悪くはないが、掲示板まで。

メイケイダイハード。きつい。

ブラックムーン。きつい。

ベステンダンク。父タイキシャトルで、これまた、母父スペシャルウィーク最高。8歳にもかかわらず、力はある。また、逃げれば勝てはしなくても一発ある。

まとめ。

グランアレグリアは濃厚。おそらく、レシステンシア、ラウダシオン、ベステンダンク、カツジが前にいく展開となりそうだか、このうちの何頭か残り、グランアレグリアが来るか、もしくは、前が消えて、グランアレグリア他が伸びてくる。つまり、グランアレグリアはくる。

よって、カツジとグランアレグリアのワイド。ベステンダンクでも面白い。