サバイバルMOBA:Black Survival Eternal Return
実力クソザコナメクジなのでそこんところ宜しくお願いします。
※Black Survival Eternal Returnは2020年12月現在アーリーアクセス中のゲームです。
ほぼ毎週アプデで大小さまざまな調整がされており、仕様が執筆当時から様変わりしている可能性があります。
また、執筆者はMOBAについて詳しくありません。ジャンルがMOBAってことしか知らないのでご了承ください。
Black Survival :とは
Black Survival Eternal Return(以降ブラサバER)の話をする前に、まずBlack Survival(以降ブラサバ)の話をしておく必要がある。
ブラサバは、DMM、Steam、IOS、Androidで配信されている2Dのサバイバルゲーム。
サバイバルゲームといえば、ApexやPUBGのようなFPS、TPSの銃撃戦が一般的だが、ブラサバはそういったアクション要素がない。
時間が過ぎるごとにエリアが狭まっていき、最終的に1つのエリアに生存者が集まることになる、というのは他多くのサバイバルゲームと同じだが、ブラサバの場合、全てアクションボタンで行動を済ませられる。
昔のソシャゲにあったように、画面をタップすることでエリア内を探索してアイテムを入手し、それらを組み合わせて武器や防具など、様々なアイテムを開発。10人いるプレイヤーのなかで生き残りをかけて争うことになる。
また、キャラクターごとにステータスと熟練度、固有スキルが存在する。行動をおこなうことで経験値を取得し、レベルアップすることでステータスが上昇する。
熟練度は戦闘を行うことで上昇していく。熟練度が高ければ高いほど、与えるダメージも大きくなる。逃げてばかりだと、正攻法で勝ち抜くことは難しい。
ゲーム内で閲覧できる図鑑から目的の装備や回復アイテムを探してエリアを選び、アイテムを集めてクラフト。
時には野生動物やプレイヤーと戦いながら装備熟練度を上げ、最終的に最後の生き残りになること。
ブラサバの大まかな試合の流れは以上だ。
現在、ブラサバには46人のプレイアブルキャラクターが実装されている。
Black Survival Eternal Return:とは
ブラサバERとは、前述したブラサバのシステムはできるだけそのままに、MOBA形式に発展させたサバイバルゲーム。
こちらでは18人のプレイヤーがフィールドに降り立ち、最後の一人になるまで戦うことになる。
大まかな試合の流れも変わらない。アイテムを探し、クラフトして装備やアイテムを作成。狩りや戦闘をこなして熟練度を上げて生き残る。これだけである。
しかし、プレイしてみると2Dから3Dへの変化によって、かなり感覚が違ってくる。
アイテムの効果やキャラクターのステータスやスキルなどがブラサバとブラサバERでは違うというのもあるのだろうが、他にも相違点がある。
ブラサバERのシステム、仕様
*熟練度システム
まず、ブラサバERでは熟練度が武器以外にも存在する。
戦闘で得ることが可能で、武器の攻撃力や攻撃速度、スキルダメージに影響する武器熟練度。
ダメージを軽減できる量に影響する防御熟練度。
HPの上限に影響する健康熟練度。
移動速度に影響する移動熟練度。
クラフトや一部の強力なスキル(ULT、いわゆる必殺技)などで消費するスタミナの上限に影響する瞑想熟練度。
等々……。
各種熟練度は上記したようにステータスの上限や効果を伸ばすだけでなく、アイテムや罠の効果も上昇させてくれる。
武器熟練度と防御、健康熟練度以外は序盤のクラフト行動などで自然に上がっていくため、始めたてのうちはそう意識しなくてもいいのが良いところでもある。
*スキル育成要素
ブラサバERでは、MOBAを謳っている通りスキルの育成要素も存在している。
各種熟練度を積むことでキャラクター自体のレベルも上がっていくのだが、その際にどのスキルを習得、あるいは上昇させるかを選ぶ。
ULTなどの一部の強力なスキルは最初はレベルを割り振りできず、最初のうちは基本の3種から選んで習得、強化していくことになる。
これらの習得順は、後述する装備のルートによって同一のキャラでも多少左右されるので、各々でしっくりくるものを探っていくことになる。
*禁止区域の仕様
ブラサバでは2Dの仕様上、瞬時に別エリアへ脱出できるからか禁止区域にいると瞬時に死亡するが、ブラサバERでは30秒の猶予時間が与えられている。
この猶予時間は1ゲーム内を通して共有されており、あるエリアで30秒の猶予時間を半分消費していた場合、再び禁止区域に入ると15秒からカウントが再開される。
また、最後の禁止区域が封鎖されたときにまだ勝者が決まっていない場合、最終地域のコンソール(後述)の周辺以外は禁止区域に設定され、狭い空間に全プレイヤーが強制的に集まる仕様になっている。
*ハイパーワープ、コンソール、カメラ
ブラサバERはMOBA形式の3Dゲームである関係上、別エリアへすぐに移動出来なかったり、周囲の敵の様子が分かりづらかったりする。夜になると視界がさらに狭まるので猶更だ。(騒音などで位置をある程度把握することは可能)
そういった悩みを解消する手段が、コンソールなどの装置、カメラというアイテムだ。
コンソールは起動することで、そのエリアにスポーンしている野生動物周辺の視界をマップ上に得ることが出来る。
明るくなった部分を通過するキャラクターはアイコンが表示されるので、避けるのにも戦うのにも便利な代物である。
また前述したとおり、最終区域のコンソールの周辺は最終戦のフィールドにもなるので、なるべく位置は把握しておきたいところである。
視界の確保に使えるのはコンソールの他に、監視カメラが存在している。
こちらは好きな場所に設置が可能で、設置した周囲の視界を確保することが可能だ。設置された罠も看破できるのも魅力だろう。
視界が通りにくい草むらや屋内など、敵プレイヤーが「邪魔だな」と思える場所に好きに設置できるのが、コンソールとは違う魅力だろう。
なお、監視カメラは望遠レンズというアイテムと組み合わせてクラフトすることで、望遠カメラというアイテムを3つ作成することが可能なので、なるべく望遠カメラにしてから設置することをオススメしたい。
最後に、ハイパーワープ装置。
こちらは単純だが、スタミナを消費して任意のエリアへ瞬時に飛ぶことが出来る。
注意点としては、移動するまで数秒間その場にとどまる必要があるということ。この時間に移動妨害スキルを食らうと、キャンセルされるので気を付けよう。
また、移動先は選択したエリアのランダムな位置だが、移動先には円状の設置物が転送完了前から出現している。滅多にないだろうが、待ち伏せされている可能性にも注意しておこう。
*生命の木
生命の木とは、ブラサバでも存在する特殊アイテム。ランダムな地域に合計で5つ出現するものだが、ブラサバERでは特定の場所に、特定のタイミングで、合計3つ出現する。
ブラサバには昼夜の概念があり、生命の木は1、2、3日目の夜に特定のエリアに1つずつ発生する。
生命の木は加工することで強力な装備を作成することが出来るが、数が少ないため、材料にする場合は入手できなかった時の対処も考えておく必要がある。
*ウィクライン
これもまた、ブラサバから存在する要素……というか敵対NPCである。
2日目夜の終盤(残り時間20秒)に、最初から禁止区域になっている研究所から出現し、島中を徘徊し始める。
ウィクラインはレベルが15、またステータスも高いため、生半可な装備とレベルで挑むとじわじわと削られ、漁夫に入って来たプレイヤーに殺されるか返り討ちにあう……なんてこともある。
ダメージが大きいうえ、彼女が歩いた後の緑色の液体にはスリップダメージがあるのだからさらに痛い。
基本的にこちらから仕掛けない限りは敵対してこないが、そんなウィクラインを倒すことで、大量の熟練度経験値と追加ダメージのバフを獲得。
またウィクラインは所持品としてVF血液サンプル、フォースコアという素材、応急処置キット、そのほかランダムで希少素材を持っている為、倒せる余裕があるなら倒したい相手でもある。
*ルート登録と読み込み
ブラサバ、ブラサバER共に武器をはじめとする装備の中から、自身が最適と思う装備、エリア巡回を行う必要がある。いわゆるビルドやルートと呼ばれるものだ。
しかし、どういうものを選択し、どういう順番で移動すればいいのかがわからない、あるいは覚えられないというのはあるあるだと思う。
そこで役に立つのがルート登録、読み込み機能だ。
プレイヤーは、これだと思った装備やアイテムを最大で6個、あらかじめリストに入れておくことが出来る。
これらのリストに入れておいた装備やアイテムをクラフトするための素材は、試合中に黄色い三角のマークが表示され、どのエリアでどれを取ればいいのかがわかるようになっている。
また、どのエリアをどの順番で探せばいいのかを登録することが出来、順調にアイテムが集まればどこでどの装備、アイテムが完成するか。またどの素材が狩りでのみ手に入るかなども、自動で表記してくれる。
そして前述したとおり、これらのルートはサーバーにアップロードすることが可能で、逆に他者のルートをダウンロードすることもできる。
ソートとして新着順、共有数などがあるので、ある程度目的別に検索することが可能だ。
それとは別に、ID検索でルートを探すこともできるので、知っているルートならそちらを利用することで手間が少なくなる。
*支援物資
ブラサバERでは、一定時間ごとにドローンが各エリアに飛来し、支援物資が入ったボックスを置いていく。
中には装備やアイテム問わずランダムに1つ入っている。外装の光からどのレア度のアイテムが入っているかは判別が出来、試合時間が経つごとに投下される支援物資のレア度が高くなっていく。
たかだか1つのアイテムだが、ごくたまに自分の状況にあったアイテムが入っていたりするので、余裕があるなら確認しておきたいところである。
試合の流れ
さて、ここまで大まかにブラサバERの要素を並べてきたので、実際のプレイシーンをご覧いただきたいと思う。
今回例としてプレイしたのはソロ対戦(NPC戦)のハード難易度。そこまでキャラクターは強くないので動き方の練習などにはちょうどいいものになっている。
ブラサバERにはソロ以外に2人一組で戦うデュオ、3人一組で戦うスクアッドが存在するが、筆者はソロしかやってないので省略する。
筆者がメインで使っているのはシセラという難病に罹った少女。設定の通り防御面は貧弱なため、真正面から戦うのは苦手なキャラクターとなっている。(キャラクターについては後述)
キャラクター選択時に、複数種の武器を使えるキャラクターはここで初期装備を選択することになる。武器に基づいたスキルも存在するので実際に試してしっくりくる物を選ぼう。
シセラが扱えるのは投擲と暗器。暗器で使える武器スキル「まきびし」を重宝するので、暗器武器を自分は選択した。
余談だが青いマークがついているのはフリートライアルで開放されているキャラクターである。無料体験があるのはブラサバもブラサバERも共通。
全員がキャラクターを選んだなら、次は初期スポーンエリアを選択する。
この際あらかじめ登録したルートを選択でき、どの順番でエリアを通るかがマップで確認でき、どのアイテムを取って装備を作るかが判別しやすくなっている。
今回のルートは寺スタート、浜辺で武器を完成させそのほかの装備を作りながら狩りで熟練度を増やしていくスタイルのものになる。スキルの威力が上がるスキル増幅を主軸に置いたものでもある。
またこのマップ画面で、どのエリアに何人がスポーンするかがわかるので、人数が多いときは別のルートに切り替えてエリアを変えることもできる。
試合が開始されたら、すぐに周囲のアイテムを収拾する。装備用のアイテムを集めながら、スタミナやHP用の回復アイテムも余裕があるなら取っていきたいところ。
プレイヤーは初期アイテムとしてパン(HP回復)と水(スタミナ回復)を2つずつ所持してます。それらから繋がるレシピはある程度覚えておくといいです。(パン+お肉=ハンバーガー、水+ガラスビン=水筒等)
アイテムを取得し。
装備をクラフト。
こうして行動をしているだけで、ある程度の熟練度を取得してレベルが上がっていく。
序盤のうちは大体のプレイヤーがこうして装備を整えたりしているので滅多に攻撃はされないが、ごくまれに仕掛けてくる人がいる。
それに構っていると結局装備が整わないまま中盤に突入してしまうので、なるべく逃亡用のスキルは確保しておきたいところである。(ストーカーコワイ)
さて、早い人だと1日目夜、遅くても2日目以内に武器を完成させるプレイヤーが出てくる。
自分のルートの場合、武器自体は初日に完成するので、その後の防具をどれだけ早く完成させるかが勝負になる。
装備がある程度整ったのなら、狩りやプレイヤーにちょっかいをかけたりして武器熟練度をどんどん稼いでいきたい。熟練度に基づいてスキルの威力や各種ステータスにボーナスが入るためである。
クラフトや攻撃など移動や睡眠以外の各種行動をするとミニマップに通知がでるので、こまめに確認しておきたいところ。
戦闘になった場合、不利と感じたらすぐに逃亡することも大事である。たいていのキャラには逃亡用のスキルが用意されているので、どう動かせばうまく逃げられるのかを確認しておくこと。
さてそんな感じでわちゃわちゃしながら人数が減っていき終盤、支援物資もレア度が高いものが降りてくることが増えてきたときだった。
ふ、フォースコアー……だと……?!
説明しよう!
フォースコアーとは、前述した3つしか存在しない生命の木、狩りドロップ率が低い隕石を材料に使う、割と作るのが面倒な素材だ!
正直確定で場所もわかっている生命の木より隕石探しがクッソ面倒である!
ウィクラインも持っているが倒すのが大変だ!
NPC戦で発揮していい運ではないのだが、手に入ったものは手に入ったものなのでありがたく利用させてもらう。
さて、希少な素材であるフォースコアーだが、強力な装備の材料になることもさることながら、もう1つ強力なアイテムを作成するための材料にもなる。
それが、このリモートマインだ。
設置系アイテムである罠アイテムだが、リモートマインはその中でも最上位である金アイテムとなっている。
同レアリティではスマートボムが存在するが、違いはセンサー反応から爆破までの時間と、威力。
リモートマインは威力は高いが爆発まで1.5秒かかり、スマートボムは爆発まで0.7秒だが、威力がリモートマインに劣るというバランスになっている。
そしてスマートボムは希少アイテムを使わない代わりに必要アイテムが多く、リモートマインはフォースコアーを入手できればあとはネズミ捕りと釘だけで完成させられるというのも互いの魅力だ。
フォースコアー1つからリモートマインは3つクラフトできるので、これを作って最終決戦に挑むことにする。
そしてリモートマインを設置した画像がこちら。
この円形の範囲内に敵が入ると1.5秒後に起爆する。
敵からは罠は視界に映らず、爆発するまでの時間で漸く罠の存在が発覚するようになっている。罠を察知するにはカメラの存在が必要不可欠だ。
ここまで場を整えられてNPC相手に負けるわけもないので。
盛大に爆破してHPの不利をひっくり返して終了。
最後に、各人のリザルト画面と最終順位(途中で脱落した場合は現在の順位と装備)が表示される。
ここで注意したいのが、右の数字6列である。
左から武器熟練、マップ熟練、ステータス熟練。プレイヤーキル数、アシスト数(チーム戦じゃないので今回は一律0)、ハント数だ。
今回は罠の助けとNPC相手ということもあって勝てたが、熟練度で差がついていたので(ましてや最終戦中にLv19になっている)本来なら負けていてもおかしくない試合だった。
こうしてリザルト画面でいろいろと確認して反省点を見つけて、試合が終わる。確か観戦機能は無かったと思うので、負けた後にどうなっているかなどは確認できない。
1試合は序盤に負けない限りは10分~20分とそれなり。
他のMOBAも同じくらいの時間……だった気がする。
ブラサバERをするにあたって
ここまで長々とブラサバERのゲーム内容について書いてきたが、一応自分が感じている「ここだけは気を付けよう」を書いてみることにする。
*ショートカットキーは覚えよう
スキルのレベルアップ、各プレイヤーの装備状況、マップの全域表示、クイッククラフトなど。
クリックでも表示させられるものもあるが、移動に使っているマウスポインタを使うよりもショートカットを覚えて使用した方が、戦闘中でもスムーズに対処することが出来る。
特に、スキルのレベルアップとアイテムの使用のキーだけはちゃんと覚えておいた方がいい。
*クラフトツリーの呼び出し方
先のフォースコアーの例のように、プレイ中に急遽「このアイテム使おう」となることがあると思う。
そういった時に使うのがこのツリー呼び出し機能だ。
呼び出し方は簡単、使いたいアイテムを右クリックするだけ。
そうすると画像のようにツリー画面が出てくるので、上位アイテムから制作したいアイテムを選択し「ガイドを開始」をクリックすると、新しく目標アイテムが表示されるようになる。
*食料、飲料レシピを覚えよう
代表的なものや、効果量が高いもの。または自分が通る場所の材料で製作可能なものは覚えておくと便利だ。
手間がかかるが、食料ならばフィッシュアンドチップスが一番いいし、ヒーリングポーションは比較的容易に作成することが出来る回復アイテムだ。
飲料はキャラクターによって需要が変わってくるが、一番効果量が多いのはコーラである。
これらのアイテムはレシピを覚えなくても、キルしたプレイヤーが所持していた時に取捨選択する理由になるので、頭に入れておこう。
*草むらの確認を忘れずに
草むらは外からはプレイヤーが潜んでいるか分からないようになっている。
小さな空間に見えるが、判定が「*草の中にいる*」となっていると、何人潜んでいても外部からは一切見えない。
なので足音を聞いたプレイヤーが潜んで奇襲を仕掛けてきたりするので、中盤以降は草むらを通るときはスキルを使ってあぶり出しをするか、カメラを設置して内部を確認するということを覚えておこう。
他にも注意点があるかもしれないが、それは省略する。
実装済みのキャラクター
2020年12月の執筆現在、ブラサバERには18人のプレイアブルキャラクターが実装されている。
ついこの間新キャラとしてマジシャンのエマが予告されたので、もしかしたら19名になっているかもしれない。
ブラサバで実装されていたキャラクターを全員こちらにも実装するのだろうが、3面図や3Dモデルから確認できる限り、立ち絵をアニメ風にし、場合によっては1からデザインが変わっているキャラクターも存在している。
特徴を残しつつもデザインが様変わりした例としては上のナディンが挙げられる。
性能面も個性豊かで、脳筋向けや技巧派、遠距離や近距離等々。
ソロではトップを取りづらいキャラクターも、支援系のスキルがあるのでチーム戦だとピカ一の実力を持っている、なんてこともある。(シルヴィアやアドリアナはその典型だ)
そんなキャラクターたちだが、初期加入のアヤとジャッキー以外はプレイ可能にするには無料期間に利用するか、ゲーム内通貨(有償無償問わず)で購入する必要がある。
無償通貨はそのうち貯まるので、余ほどがないなら課金する必要は無いだろう。(現状では課金するところはそこまで見つからない。登録ルート増加くらいか?)
そんな中でも初心者向けなのは、やはり初期から解放されているアヤとジャッキー。解放キャラならヒョヌだろう。
アヤは被ダメ時にバリアを生成するパッシブスキルを持っている。これはアヤがオートアタック(通常攻撃)をするたびにクールタイムが少なくなるので、見た目のわりにかなり固いキャラクターだ。
スキルも素直な性能と操作性のものが多く、ゲームに慣れるのにうってつけのキャラクターと言える。
ジャッキーは出血を付与させ、それを起点として立ち回るスキル構成をしている。
キルした後一定時間攻撃力が上がるパッシブを持ち、また出血した相手と戦うときにHPを吸収するバフスキルも持っている。まさに「ザ・戦闘狂」なキャラクターだ。
戦闘時の立ち回りや連戦時のカバー方法などを学ぶのにもいいキャラクターである。
ヒョヌは、これまた「殺られる前に殺る」を目標にしたスキル構成をしている。
Eスキルである突進で壁に相手をぶつけ、気絶している間にRスキルである溜め攻撃を可能な限り溜めてブチ当てる。ハメ技がわかりやすく存在しているキャラクターなのだ。
そのほかにも敵からの行動阻害に耐性を得るバフスキルやスタックをためることでHPを回復させるパッシブ。速攻するためのおぜん立てを整えてくれる構成をしている。
余談ではあるが、自分がメインに使っているシセラは、おそらく技巧派に分類される。
ウィルソンというお供を利用するスキルが大半で、逃走や追撃にも使う移動スキルも「ウィルソンから舌を伸ばし、それにあたった対象をウィルソンの元まで引っ張る」という、少々慣れが必要なスキルだ。
スキル増幅を主軸にした構成で戦うのが一般的だが、自分は可愛いと思ったから使っているのであまり魅力を活かせてない。
でも楽しいから使う。可愛い/かっこいいから使う。
こういう選考基準も十分にありなのだ。
最後に
Black Survival Eternal Returnの紹介は以上となる。
他のキャラクターが気になったり、システムを知りたいのであれば公式Wiki(英語)があるので、そちらを翻訳しながら確認したり。
キャラクターの立ち絵やアイテムの画像はこちらから引用しました。
公式のDiscordに参加して情報を交換するといいだろう。
ブラサバER自体のプレイ人口は増加しているが、現状日本人プレイヤーの数は少ない。最近じわじわと増えてきている状態だ。
ブラサバERは本家同様、定期的にキャラクターごとの勝率を算出し、全プレイヤーに公開している。
また毎週小規模のアップデートを実施し、細かい性能を調整している。そのため、安定したルートの情報が少なく、先週使えていた装備が控えめに言ってヤバイことになったり、その逆になったりする。
攻略情報が少ないからやりたかねぇ!という人には向かないだろうが、雰囲気だけでも楽しみたかったり、運営のマメな調整に振り回されながら探り探り楽しんでみたい人にはいいかもしれない。
プレイヤーはどうやらLoL出身の人が多いらしく、そちらのプレイヤーにも相性がいいのかもしれない。
そんなBlack Survival Eternal ReturnはSteamで無料でアーリーアクセス中。
DLCとしてヒョヌ、マグヌス、フィオラ、ナディン、ザヒル、アイソル、ダイリン、雪が解放されるスターターパックが3000円で。
主題歌を含む4曲が収録されたサウンドトラックが310円で販売されている。
この記事で少しでも、皆さんがブラサバERの世界に触れようと思ってくれれば幸いだ。
ブラサバ公式サイトではファンキットも配布中なので、ぜひ。