世に数多くの成功法則がある理由

みなさん、こんにちは。
唐突ですが、これまで私は多くの成功の法則に関する書籍を読ん漁ってきました。その読み漁っていた時の私の心境なのですが、「一体どれが唯一無二の絶対的な成功法則なのか?」という思いでいたわけです。

だからこそ、あれでもない、これでもないとあらゆる成功の法則を読み漁り、実験しようと思っていたのですが、私自身しっくり来るものがなかったのです。

ただ、最近ふと疑問に思ったことがあります。
それはなぜこんなにも成功の法則を謳う書籍が世に出回っているのかということを。

そんな疑問を抱いた時、私は自己啓発にはまるきっかけとなったアルフレッドアドラーの5つの理論の1つを思い出しました。

それは、認知論。
簡単に言えば、私たちは一人ひとり自分だけの色眼鏡をつけて世界を観ている。つまり、一人ひとり違う認識の世界を生きているというものです。

そこで「ああそうか」と合点がいった気がしました。
つまり、成功の法則というものは万人に当てはまるというものはなく、一人ひとりそれぞれに合ったものがあるということ。たとえば同じような内容でも言葉の表現やその人の雰囲気などで受け入れられたり、受け入れられなかったりするものではないかと。

更に言えば、人によって成功とは何ぞやという答えも千差万別であること。
例えば、ビルゲイツやマークザッカーバーグなどの大富豪になることも成功であると言えるし、子宝に恵まれ、家族と何不自由なく過ごすことも成功であると言えるでしょう。それを思うと、唯一無二の絶対法則を見つけるなんて土台無理な話だったわけです。

つまり、成功とは自分自身の中にのみ存在する。
その成功を補うものとして、自分なりの成功を見出した先行者の意見を取り入れる。それがある意味成功の法則ではないかと今は思います。

それでは自分の成功とは何か?
今思っている自分の成功とは、自分が疑問に感じたことをすべて理解することである。ただ、それが果たして本当に正解なのかを知るのは、自分の命が終わる時なのかもしれません。言うなれば、人間死ぬまで学びの連続であるとしか言えないのでしょう。

現状に満足することなく、更なる幸福を求める。
一見貪欲に思える人間の性ですが、善悪とは常に表裏一体。コインの表裏のようなもので、取りようで人を幸せにしたり不幸にしたりするものです。

私としては自分を幸せにするものとして、その欲望を受け入れ、自分に合った成功や幸福を求めたいと考えています。

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