【ヤクルト】Look-Back on Swallows #11 <6/1‐6/6>
こんにちは。でぃーだ(@Dee_bbyS)です。
私なりの視点で特定の試合・カード・週間等を切り取って簡単に振り返り、出来る限りポジティブに書いていく「Look-Back on Swallows」第11弾。
今回は6/1‐6/6に行われた試合を総括的に振り返ろうと思います。
過去の振り返りは下のマガジンより。
今回は公開が遅くなったうえにかなりコンパクトにまとめましたが、色々とご容赦ください…
・総評:先発の役割とQSという指標について
ということで早速6日間の試合を振り返ってみましょう!
6/1(火) vs楽天 ○7-4 先発:金久保優斗 4.0回 4失点
6/2(水) vs楽天 ●1-3 先発:田口麗斗 4.1回 2失点●
6/3(木) vs楽天 ●2-4 先発:サイスニード 5回 3失点●
6/4(金) vs西武 ○10-1 先発:石川雅規 5回 1失点○ (※5回雨天コールド)
6/5(土) vs西武 ●3-6 先発:小川泰弘 7回 2失点
6/6(日) vs西武 ○9-6 先発:高梨裕稔 2.1回 3失点
ホーム6連戦だったので4勝2敗と行きたかったですが、とはいえ勝率5割だったので及第点ではないでしょうか。
接戦を落としたりクローザーが打たれたりと悔しい敗戦も多々ありましたが、交流戦は特に大きく負け越さないことが大事ですからね。
少し具体的に振り返ると、やはり先発が試合を作れていない試合が多いです。最近色々と話題になったQSを達成したのは(雨がなければ石川雅規も達成していたでしょうが)小川泰弘ただ一人…。
神宮球場という投手泣かせな球場で試合をする以上、どうしても他より厳しくなってしまうのは否定しませんが、それにしても厳しいです…。
先ほどの記事にもありますようにQSという指標自体がNPB全体の中6日という流れとそぐわないという話もありますが、それはいったんさておき、
ヤクルト先発陣には神宮球場という不利な本拠地という状況もありますので、とりあえずは先発には5回を投げ切ることは最低限求めたいところですし、開幕時の4本柱(小川泰弘・田口麗斗・高梨裕稔・スアレス)には6回を投げ切ることを個人的な指標にしようかな、と思いました。
実はポテンシャルが沢山あるのは分かっていますので、なんとか頑張って…!
・Pickup Player: #19 石川雅規
今回のPickup Playerは6/4の試合でNPB史上初”大卒からの20年連続勝利”を達成した石川雅規。
言わずと知れたヤクルトの小さな大エース…ですが、今シーズンはオープン戦2試合に登板して4.2回で16失点、防御率は30.86と散々な成績。
年齢もあってか色々な声も聞かれてはいましたが、2軍戦では7試合28回を投げて僅か自責点1、防御率にすると0.32という格の違う無双っぷりを見せ、満を持して1軍のマウンドへ…。
強力(!)なヤクルト打線の大量援護を受けたこともあり、59球で5回を投げ切るサクサクっぷりは石川雅規の真骨頂。失点はスパンジェンバーグのソロHRのみと完璧といっていい登板で20年連続勝利となりました!
さて、この日の平均球速を見ると圧倒的な最下位。
球速が正義ともなりつつある中で異端な投手とも言えるでしょう。
本人の投球術や工夫があってこそ…が大前提ではありますが、これから更に平均から乖離していくでしょうし、それは打者にとっては苦労する要因にもなると思っています。
また、若手打者でこの投手を打ち崩すのは困難なのは普段見ていれば感じることですし、それはつまり、本人が目標としている200勝は間違いなく達成できるということですね!楽しみが続きますね。
(かなり短くまとめましたし、書きたい事は沢山あるので、またどこかで石川雅規については書こうと思います)
・今後の展望
交流戦は残り2カード。ビジターでロッテ・ソフトバンクとパ上位チームと対戦するということもあり、今まで以上に厳しい戦いが想定されます。
しかし、ここまで交流戦は12試合6勝6敗と5割をキープできていますし、なんとかビジターでも3勝をもぎ取って、苦手な交流戦をなんとか乗り切りましょう!
どうせならセリーグ勝ち越しとかできると世間的には良いんだろうな…と思っております…。笑
ではでは、また次回の"Look-Back on Swallows"でお会いしましょう!
(更新が遅くなったから殆ど交流戦終わってるだろというのは秘密です)