
【振り返り&次走注目馬】2024年11月30日(土)京都
今回は2頭ピックアップします。
いつか馬券になりますように・・・。
■10R 姫路S ダート1200m 稍重 3歳以上・3勝クラス
・13人気 2着 マルカラピッド
単勝122.9倍という人気からしても大激走と言えるかもしれない。このレースの勝ち馬は逃げたジョーローリット、2着がこの馬、3着が3番手追走のケイアイアニラ。そんな中でただ一頭だけ抜群の末脚で差し込んできた。結果だけみれば前有利な流れにもかかわらず十分脚力を見せた形である。
過去の戦績を振り返ってみると、実はこの馬、2歳時に重賞(エーデルワイス賞Jpn3)を勝っている。また、その後の全日本2歳優駿(Jpn1)ではデルマソトガケの5着に入るなど、力がある馬なのである。
近走の成績が冴えないため、それが大きな隠れ蓑になったことにより全く人気がなかったのだろう。
前述の通り、力はあるのは証明済みなのだが、なぜここまで良い所が無かったのか。そして、今回なぜ好走できたのか。もしかしたら、それは状態の良さにあったのかもしれない。
それを証明するように、直前のウッドチップの時計を見てみたところ、デルマソトガケ達と戦っていた2022年秋冬のウッドの調教時計と遜色のない時計を出していた。これはようやく長いスランプを抜けて調子が上がってきていたのかもと想像する。

次走も調教でしっかり動けていることが確認できれば人気に関わらず狙ってみたい。今回の好走がフロック視されるようであれば大チャンス。
■11R チャレンジカップ 芝2000m 良 3歳以上・オープンG3
・9人気 5着 セイウンハーデス
実に73週ぶりの出走となったセイウンハーデスだったが、まだやれるというところを見せた一戦だった。
前半58.4と流れたレースであった。(今年の同コースの前半を比較すると4番目の速さ)
逃げ馬を見ながら4番手を追走し、4コーナーでは復活劇あるか!?と思わせる勢いで一気に先頭に立つも、すぐラヴェルに一気に交わされてしまった。ただ、その後もパタッととまることなく5着に粘って見せた。

この馬よりも前で競馬していた3頭は仲良くケツから3頭と大きく沈んでいる。
この沈んだ3頭は力が無かったと言われれば否めないのだが、それでも1-4着の上位を占めたのはみんな後方から追い込んできた馬達であったことを考えれば前に行ってあれだけ頑張れたのは価値ある5着だと思う。

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