太田和美に投票してはいけない理由4選 2021柏市長選
1. 選挙が行われる度に政党をコロコロと変える
これの何が問題か。政党というのは、政策を掲げ、その政策を実施しようとする政治家が集う所である。つまり政党をコロコロと変えるというのは、一貫した政策が無いという事である。
例えばこれが国政、つまり国会議員を決める選挙であれば、政党での議席確保が重要となる為にこの手段は理に叶った戦略となる。しかし柏市長選のような地方自治体での選挙では何ら意味を成さない。ただ自身の当選しか考えていないという事である。
そんな人間に自身の生活を委ねて本当に良いのであろうか?
2. 具体的な政策が皆無
政策が無い、と聞けば柏市民の方であればすぐに秋山浩保前市長を思い出させるのではないであろうか。政治活動が一切可視化されず、市立病院建て替え問題やそごう跡地問題、市立図書館問題などは全く進展が無い。コロナウイルス対応に於いても常に後手を踏み続け、なんといっても記憶に新しいのは2021年8月、コロナウイルスに感染し、一人で自宅療養していた妊婦が入院先が見つからないまま自宅での出産を強いられ、新生児が死亡したニュースである。
↓読売新聞オンラインが報じたニュース
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210820-OYT1T50072/
これは前市長下における柏市が医療機関の受け入れ体制整備を怠たったが故のものである。また、ワクチン接種も柏市は明らかに周辺自治体に遅れをとっており、東京大手町の自衛隊大規模接種まで遠出を強いられた方も多いだろう。
さて、こちらは太田和美氏の政策である。
「一括管理できるシステム」とは何なのか。「集団接種会場」をどうやって増やすのか。あれがやりたい、これがやりたい、と叫ぶだけなら子供でも出来る。コロナウイルスへの具体的な対策は一切見られずただ感情に訴えているものでしかない。再びあの痛ましい事件を起こして良いのか?
3. 立候補予定者ネット討論会への不参加
↓柏青年会議所のYouTubeチャンネル
柏青年会議所が主催した「柏市市長選挙に伴う立候補予定者ネット討論会」には、立候補者四人のうち三人が登壇した。不参加となったのは太田和美氏ただ一人である。
有権者に自身の政策を広く訴えるこれ以上ない機会であるのに何故不参加なのか?何かやましい事があるのか?自身の政策について聞かれてはマズい事でもあるのか?政策について聞かれても具体的な答弁が出来ないからなのか?
理由は明白である。
4. 柏市への理解度が不十分
太田和美氏は2006年から2012年まで、少し間を置いて2014年から2017年まで衆議院議員を務めている。しかし2017年以降は政治活動が無い。
これの何が問題か。15年以上もの間、柏市の政治には一切関わっていないという事である。前述のそごう跡地問題や市立病院建て替え問題など、そもそも太田氏は認知しているのか?市政への理解度が十分では無い人間が首長となればどうなるかというのは、秋山浩保前市長を振り返ってみれば歴然である。
太田和美氏は国政に九年携わったそうだが、それが柏市政にどういった関係があるのか?あれこれと政策を並べた所で、肝心の知識や市政経験が無ければ机上の空論となるだけである。
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投票日は2021年10月31日。柏市民の方にとっては自身の日々の暮らしへと直結する重要な選挙である。自分が投票しようと考えているその人間が、本当に相応しい者であるのか今一度考えるべきである。