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【ゆるキャン△】一般的な日常系アニメとはちょっと違った心温まる絆のお話【アニメ感想】

前書き

最近、自粛生活ということもあり家にいる時間が増えたためアニメや映画を定期的に見ることにした。そこで見た作品がどういう作品だったか思い出せるように、またより理解をするために文章で書き残そうと思った。せっかくなのでnoteに書くことにした。

本題

「ゆるキャン△」を見ようと思ったのは結構話題になってたし私もちょっと気になっていたから。ちなみにアニメ版の話です。日常系は好きでもないけど嫌いでもない。ごちうさとかゆるゆりとかNEW GAMEなどある程度は見ている。高校の部活的なのでキャンプしながら女の子達がキャッキャウフフする作品なんだろうなというのが見る前の勝手なイメージ。

いざ見始めてみて最初に思ったのが"こいつらなかなか一緒にならないな"ということ。上で述べたように日常系って2,3話の段階でだいたい主要メンバーと繋がってきて全体や各個人にスポットが当たって話が進むイメージ。だけどこの作品は「リン」という主人公と「なでしこ」というもう一人の主人公が所属する野外活動サークル(通称:野クル)がなかなか一緒に行動しない。最終的に最終話付近で一緒にキャンプ行くことになるのだがそれまではそれぞれでキャンプして話が進んでいく。だから見ていてどういうところを楽しむ作品なのかわからなかった。だって日常系ってキャラとキャラとのやりとりが醍醐味なわけなのでそこがこの作品は少ないから。可愛さをアピールするいわゆる萌えシーンもそんなに多いわけではないのでなおさら。とりあえず感じたのはリンとなでしこは仲がいいんだなーってこと。

この2人は1話でリンが1人でキャンプしているときに出会った。なでしこはそこでキャンプの楽しさを知って野クルに入ったり、リンとキャンプに行ったりするようになった。リンはクール目な性格でかつ1人が好きなのでなでしこのことを一見好きそうではないように見えるのだが、キャンプでお土産を買ってきてあげたり、キャンプ中の景色を共有したりしているのを見るとなでしこのことが好きなんだなというのが伝わってきた。一方なでしこも野クルでキャンプしているときにちょっと抜け出してリンと景色を共有しているのを見るとやっぱりリンが好きなんだなというのを感じた。出会って間もない上にこういったやりとりを見ていると他の人が割り込めない深い絆を感じさせられる。いうなれば、"1人でいるけどお前のこと想ってるぜ!"や、"他の人といるけど君が一番だよ"的なことを言ってるようだった。また、二人以外のキャラのフィーチャー回的なのは存在しない。もちろんモブキャラってレベルではないのだが作品を通してみると大事なシーンはない。だからこの作品は二人の絆の物語なんだと思った。結局最後まで見て、そういった絆・友情を見て心温まる作品なんだろうと結論づけた。日常系というよりは恋愛もの、またはほっこり系?(「うさぎドロップ」とか「甘々と稲妻」のような作品)に近い作品だと思う。ただシリアスの場面やそこから生まれる感動の場面はないのでなんだかんだ日常系と位置づけられるのかな。

具体的にどういったシーンが良かったかと言われるとぱっとは出てこない。だから個人的に大好きとは言えないが、絆とか友情とかが感じられる話は好きだし客観的に見て良い作品だったと思う。また、可愛い女の子が出るいいお話は世間的に評価が高いので話題になるのも納得だった。

おわり。

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