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【映像研には手を出すな!】続きの映画が見たくなる最終話の演技とアニメーション【ドラマ感想】

普段アニメやドラマをリアルタイムで見ることはないのだがこの「映像研には手を出すな!」ドラマ版はリアルタイムで見でいた。というのも単純に私は坂道グループが好きでこのドラマのメイン役の齋藤飛鳥、山下美月、梅澤美波の3人はグループの中でも好きなメンバーであり、なおかつこの作品はアニメ化されたりで話題になっていてもともと興味をもっていたのでリアルタイムで見たいと思った。

作品を通してメイン3人の演技は非常に見ごたえがあった。アイドル3人がメインのドラマなんてファンが楽しむための作品だと思われるが、ファン用ではなく普通の作品として楽しめるのではないかと思う。特に梅澤美波の役はかなり激しく、怒号をしょっちゅう飛ばしているキャラだが、怒りの感情をしっかり出していて迫力があった。ただ私がもっと好きな演技のシーンがあってそれが、齋藤飛鳥の最終話での生徒会とのやりとりだ

生徒会と書いたがこの作品の内容は、部活動がたくさんありその部活動の予算や存続を生徒会が握っている学校が舞台。その学校でメイン3人がアニメを作りたいということで新たに映像研という部活を作るという内容である。ドラマでは映像研が部活として認められるまでをやっていて最終回で映像研としての価値を示す唯一無二の映像を見せることになった。そこで普段は口がうまい梅澤美波の役が生徒会を言いくるめていたのがこの場面ではうまくいかず、映像研は終わってしまうかというところで齋藤飛鳥の役が人見知りで生徒会とはいままで全く喋ってなかったが黙ってるのに耐え切れなく生徒会に熱く怒り散らかした。ここが好きなシーンである。訛りの効いた口調で怒っていて凄い熱演で見ていて圧倒された。熱かった。

また演技ではないがもう一つ好きなシーンがあり、それはさっきのシーンと同場面で実際に作ったアニメーションのシーンである。このアニメーションが短いのだが非常に綺麗でなめらかな映像で、これ作られたら納得せざるを得ないというできだった。例えるなら京アニのcmとかで流れているなめらかな映像といったところか。たぶんドラマで一番大事なシーンだと思うのだがそれに見合っていたと思う。ドラマだからこそ見せれるアニメーションでドラマの良さがでていた。

正直最終話見るまではそんなに面白い作品ではないなーと思っていたが、最終話見てこれがやりたかったんだな、このシーンのための今までか、と納得した。この作品は後に映画化されドラマの続きを見れることになるのだが見に行くしかないと思った。映画に繋げるためのいい作品だったと思う。

おわり。

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