【全文無料】新潟CL11-3 54位 ロストギラティナ
初めまして、主に秋葉原でポケカをしているトマトと言います。
直近の成績
2023 京都CL 4-3 ロストギラティナ
2023 宮城CL 5-3 ロストギラティナ
2023 新潟CL DAY1 7-2 DAY2 4-1 合計11-3
ロストギラティナ
今回大型大会で初めて結果を残す事が出来たので日記のような形で残させて頂きました。
構築や動き方に関しては諸説あるとは思うのであくまで1つの考え方として参考にしてもらえたら嬉しいです。
・CL 環境予想
予想としてはルギア、サーナイトの数が多いと考え、次点でアルギラ、ロスト系統、パオジアンなどが続くと考えていました。
ただ、GW中はCL当日以外全て仕事だったため、ほとんど練習する時間を確保出来ず、前回の宮城CLでも使ったロストギラティナしか使えるデッキがなかったので、どれだけ今の環境に合わせたロストギラティナを作れるかを考える事にしました。
ロストギラティナを使っていて一撃ルギア、白ルギアと呼ばれるルギア系統のデッキは苦手に感じていました。
一撃ルギア
主にルギアVSTAR、バンギラスVがメインアタッカーでバンギラスVで簡単にギラティナVSTARがワンパンされてしまうので先殴りされると捲るのが難しい対面になります。
白ルギア
ルギアVSTARとカビゴンがメインアタッカーで先に準備されるとルギアを1体しか出して来ないのでひたすらHP150のカビゴンを押し付けられるので先にサイドを取り切られるかリソースが枯渇するかで負けます。
以上の理由でルギア系統のデッキに勝ち切るのは難しいと判断して、ルギア以外のデッキに勝てるような構築を目指しました。
・CL使用構築
基本的には一般的に出回っているロストギラティナとあまりレシピは変わらないです。
特徴的な点としてはナンジャモ3枚、雪道3枚の2種類が厚めに採用されているところでしょうか。
採用理由については順番に説明しようと思います。
・採用カード解説
キュワワー4
キュワワースタート決めたいので絶対4です。
ギラティナV-VSTAR 3-3
立ち回りとしては最初はアビスシークから入る事がほとんどだったので下は4枚あってもいいと感じる時もありましたが、どうしても足りなくなった場合はすごいつりざおで使い回してたので3枚で足りました。
ウッウ 1
基本アビスシークから入るので後1おとぼけスピットをあまり打たないので1枚のみの採用。
サイド落ちで2枚目が欲しい場面はありましたが2枚使いたかった試合はほとんどなかったので1枚で十分です。
ヤミラミ 2
主にロスト対面で2回使いたい場面が多いので2枚採用してます。
かがやくゲッコウガ 1
貴重なドローエンジン
月光手裏剣つよい
マナフィ 1
相手の月光手裏剣で崩壊するので1枚採用
ネストボール4 VIPパス3
一般的なロストギラティナはボール系の枚数はVIPパス4 ネスト3がほとんどですが、この構築では配分を逆にしています。
理由としてはナンジャモを3枚も採用しているからです。
序盤でナンジャモを使う機会が多いのでミラージュゲートやギラティナVSTARなど後半に使いたいパーツがデッキの下に行くと山札を混ぜないと後半引きたいパーツを引けなくなってしまうので、1枚でも多く山札を混ぜることのできるカードを採用したかったのでネストを4枚採用しています。
あとは、ロスト対面でマナフィを落とされた返しにすごいつりざお→ネストボールでマナフィの復帰がしやすかったのもネストボールを多めにした利点だと思います。
ボール系の配分を逆にした事による序盤の展開力の低下はあまり感じなかったのでこの配分で良かったと思ってます。
あなぬけのひも2 いれかえカート3
ジェットエネと合わせて入れ替え札7枚でちょうど良かったです。
ミラージュゲート4
ギラティナメインで殴るので4必須
すごいつりざお2
つりざお1 エネルギーリサイクル1の構築も多いですが、つりざおでもエネはギリギリ足りるのでマナフィやギラティナをたまに使い回したりしたいのでつりざお2にしてます。
ヒスイのヘビーボール1
何かしらサイドに落ちてる事が多いので雑に便利でした。
ロストスイーパー1
サナ対面のフワンテのおまもりを剥がす為に採用しました。
CL当日はおまもりクレセリアのHP170をギラティナVのひきさくで倒すために1度だけ相手に打ちました。
あとは自分のベルトや雪道を剥がして雑にロストを肥やせるのも強かったです。
こだわりベルト1
主にVガードエネルギー付きルギアVSTARをギラティナVSTARのロストインパクトで倒す為に採用しています。
ルギアVSTARを倒したいだけならシンオウ神殿も候補に上がってきますが、そらとぶピカチュウVMAX、ミュウVMAX、レジエレキVMAXなどの環境にいるVMAXもロストインパクトで落とせるので刺さる範囲の広いベルトを採用しています。
ボスの司令2
大体の対面で1試合に1回は打ちたい場面があるので1枚ロストに行くのを考慮して2枚
アクロマの実験4
毎ターン打ちたい
ナンジャモ3
一般的なロストギラティナだとツツジとナンジャモの併用か、ツツジのみ採用される事がほとんどでナンジャモが3枚も入っている構築は珍しいと思います。
基本的にはアクロマがあればもちろんアクロマを最優先で打ちますが、アクロマがない時に打てるサポートとしてとても優秀でした。
ナンジャモ使ってたらロスト貯まらないし殴り出しが遅くなるのでは?と感じる方もいるかと思いますが、山札自体はナンジャモで6枚も引けるので、
・後1ナンジャモからの、はなえらび+アビスシークでロストを3枚くらい貯める。
・後2はなえらび2回+アクロマでロスト7枚まで辿り着ける。
後1ナンジャモを使った試合でも比較的スムーズに殴り出し出来た試合が多かったです。
ここの枠はツツジとの選択になるのでどちらが良いかは正直好みの部分になってくると思いますが、初動の安定を取るならナンジャモを多く採用した方が個人的には使いやすかったです。
ナンジャモのメリット
・初動が安定する
・ビハインドからの捲り性能はツツジと同じくらいある
・序盤の相手のナンジャモやジャッジマンに対しても事故りずらくなる
ツツジのメリット
・終盤でお互いサイドが拮抗しているときはツツジの方が多く引けて強い
頂の雪道 3
多くのロストギラティナが雪道2枚採用ですが、少し厚めに3枚採用しています。
理由としては現環境が1ターンから雪道を貼ることで刺さる対面が多いと感じたので初手で貼れる確率を増やす為です。
また、常に雪道を貼っておきたい対面に対しても3枚も採用していれば雑に初手から貼って相手の要求を上げる事ができます。
実際に雪道多投が決め手で勝てたゲームも多かったので3枚採用して良かったと思ってます。
初手から雪道を貼りたい主な対面
・ルギア系統
アッセンブルスターが打てなくなる為。
・アルセウス系統
スターバースが打てなくなる為。
最近のアルギラは特にスタジアムが雪道のみの採用が多いので1度貼ってしまえばこの試合中はスターバースが打てなくなります。
常に雪道を貼っておきたい主な対面
・サーナイトex
サイコエンブレイスが使えなくなるので初手から貼って飴からの先2殴り出しも防ぎたいですし、後半に雪道ナンジャモでアタッカーのエネ供給を止めるのにも使いたいです。
・パオジアンex
わななくれいき、隠し札、スターポータル等のシステムエンジンを全て止めることが出来るので1番雪道がぶっ刺さる対面になります。
・ミライドンex
レジエレキVMAXの特性が使えなくなるのでミライドンからギラティナVSTARがワンパンされなくなります。
一応タンデムユニットも止められます。
ジェットエネ2 超エネ4 草エネ3 水エネ3
ジェットエネが多いとアビスシークが打ちやすくなるのでもう1枚欲しかったけど枠がなかったのでエネは最低限の枚数に抑えています。
・不採用カード解説
ミカルゲ
ミュウ対策カードその1
ミュウが多い環境であれば採用したいカードでしたが、今回の環境はミュウが少ないと思い採用を見送りました。
ミュウ対面はDAY1で1度だけマッチングしてしっかりボコボコにされました。
一応、ネオラントも止められるのでルギア対面でも余裕があれば出します。
ドラピオン
ミュウ対策カードその2
ギラティナと合わせて3-3ルートが取れるので
個人的にはミュウ対策だけをするならミカルゲよりもドラピオンの方が強いと考えています。
ただ、雪道3投のこの構築ではややドラピオンを動かしづらいのでミュウ対策を採用するならミカルゲになると思います。
バトルVIPパス4枚目
ネスト4枚目とヘビーボールの方が優先度が高かったので不採用
エネルギーリサイクル
ポケモンも回収出来るつりざおの2枚目の方が優先度が高かったので不採用
ポケギア3.0
ポケギアの枠をそのままナンジャモ3枚目にしています。
ポケギアでアクロマを拾えなかった時絶望するので多少上振れが減ってもナンジャモで確実に引ける方を選びました。
ツツジ
初動の安定を優先してここの枠は全てナンジャモになってます。
後半はツツジの方が強い場面が多いので好みの枠だと思います。
シンオウ神殿
ルギア対策として候補に上がるカード
神殿では根本的なルギア対策にならないのと雪道3投でスタジアムの枠がないので不採用。
・基本的な立ち回り
ここまで見た方は何となくお気づきかもしれませんが、このデッキはじゃんけんに勝っても必ず後攻を取るようにしています。
現に、今回のCL新潟で2日間合わせて14戦戦いましたが、全ての試合で後攻を取っています。(4回くらいしかじゃんけんに勝てなかったのである意味丁度良かったかもしれないです笑)
ロストデッキで先攻と後攻どちらを選ぶかは賛否両論分かれる部分ではありますが、後攻を取るメリットは動きの再現性の高さにあると思っています。
どの対面に対しても基本的にはやる事は変わらず、まず後1アビスシークを目指します。
今の環境デッキは比較的スロースタートなデッキが多いと感じるのでアビスシークから動いても十分間に合うと思っています。
・各対面の勝率
ロストバレット 勝率五分
ロスト対面はいかにロストを先に溜めてヤミラミで殴れるかだと思っているので後1アビスシークで相手よりも先にロストを溜める事を目指します。
ギラティナを押し付けて、いれかえカートを使って30点回復して、ウッウに2パンされないように動きます。
ギラティナVSTARになってロストインパクトでロストを溜めに行く動きもたまにします。
サーナイト やや不利
雪道を貼り続けてサイコエンブレイズの要求を上げることを意識して戦います。
ボスを打たれたら負けの盤面でも作業員を打たざる追えない状況にして勝てる事も多いので根気よく雪道を貼り続けましょう。
たまに非エクのサナに対してひきさくを打つこともあります。
ルギア 不利
冒頭でも触れた通り、一撃ルギア、白ルギアと共に先に動かれたらそのまま押し切られるので初手雪道でせめて1ターン止まる事を祈りましょう。
ミュウ 不利
ミュウ対策のカードを入れていないのでこの構築だと勝ち切るのは難しいです。
ミカルゲやドラピオンを入れることで五分以上に持っていくことはできます。
ミライドン やや有利
サイド3-6辺りからでも雪道ナンジャモを絡めればこちらのギラティナVSTARがワンパンされなくなるので十分に捲ることができます。
パオジアン やや有利
雪道を貼り続けるとカイ→ロストスイーパーの動きを強要できるので要求値を爆上げさせてサイドプラン2-2-2を目指しましょう。
アルセウスギラティナ やや有利
初手で雪道を貼れると、大体のアルギラは剥がせる札を入れてないのでこの試合はスターバースを打てなくなります。
アクロマ4 ナンジャモ3入っているので相手のナンジャモジャッジマンで止まりづらくなっているのでやりたい動きを通す事が出来ればこちらに分があります。
・当日のマッチング
DAY1 7-2
アルギラ⭕️
ロストカイオーガ⭕
ロスリザレントラー⭕
サーナイト⭕
ルギア⭕
ミライドン❌
ミライドン⭕
ミュウ❌
アルセドラゴ⭕
DAY2 4-1
パオジアン⭕
ロストカイオーガ❌
パオジアン⭕
サーナイト⭕
ロストギラティナ⭕
当日のマッチ運としてはかなり良かったと思ってます。
不利対面で環境に多くいると予想していたルギアと割り切っていたミュウに1回ずつしか当たらなかったのと、その内のルギア戦で勝てたのがかなり大きかったのです。
そのおかげで本来やや有利対面の6戦目のミライドン戦を落としても7-2でDAY2に上がる事が出来ました。
DAY2も不利対面を1度も踏まなかったのと、どの試合も引きが良かったので4-1と初めてのDAY2とは思えない程の好成績を納めることが出来ました。
・まとめ
2日間で14戦戦いましたが、事故負けした試合はアクロマが1度も打てずに負けたDAY1の6戦目のミライドンのみだったのでその試合以外は大きな事故もなく、戦い抜く事の出来たので安定感のあるデッキタイプであることは間違いないです。
長々と色々書きましたが、あくまでロストギラティナの1つの考え方として参考にして頂ければと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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