「ひとりフードファイト」して、担々麺を食べて1分でリバースした話
どーも、「酔ったら無限の食欲」でお馴染みの小太りだ。
ぼくはお酒を飲むと、アルコールで頭がイカれて、無限に食べ物を食べてしうという特殊能力を持っている。どうだい悲しいモンスターだろ?
「お腹が空いている」とか関係なく、無限に食べる。底なし沼、ブラックホール、ダイソンの掃除機、そんな感じだ。
いつもの通りタイトルで全て言ってしまったのだけど、どうか聞いて欲しい。
アルコールと食欲に頭をヤられちまった悲しい小太りの話を。
飲み会のあと暇を持て余してた
先日都内で飲み会があった。
飲み会は17:30~19:30という比較的早い時間にスタートしたため、終わってから非常に暇だった。
「帰るには時間がある」
「とはいえ、ひとりだからやることもない」
「これ以上は飲めない(1次会で結構飲んだ)」
という状況で、ボッーとして頭のままフラフラしていた。
とにかく「やることがない」という感じで、暇を持て余していた。
「暇人こそ最強!」と普段は思っていたが、案外「やることがない」という状況も辛いものがある。
「暇があった方がいい!」と言っている人は、やりたいことがたくさんあるタイプで「それを消化できる自由時間が欲しい」という感じだから、厳密にいうと「暇」ではなく「自由時間がある人は最強」ということなんだろう(この1文は無駄なので読み飛ばしてください)
気づいたら「ファミチキ・シュークリーム」を貪り食っていた
アルコールの気持ち良さを感じつつ、フラフラ歩いていた。
ふと顔をあげると目の前にはファミリーマートがあり、吸い込まれるように入ってしまった。
いや、自分の意思じゃないんだ。完全にファミマに導かれたとしか言えない。
そして気づいたら「ファミチキ」と「シュークリーム」を買っていた。
いや、自分の意思じゃないんだ。ファミチキに導かれたんだ。信じてくれ。
店を出ると同時にファミチキの袋を「ビリビリ」を破き、口へ運んだ。
酔った時のぼくは完全にダイソンの掃除機なので、一瞬で食べた。
次にシュークリームも一瞬で食べていた。怖い、怖すぎる。
自分のことなのに「え?食べたっけ?」と思うぐらい高速だった。
おそらく時間にしたら1分ぐらいだったと思う。
「担々麺」に導かれる
ファミチキとシュークリームを1分で片付けたぼくは、フラフラと歩いていた。
さっさと宿に帰ればよかったが、時間が早かったので、とにかくフラフラしていた。
気づいたら「担々麺」のお店に入っていたんだ。いや自分の意思じゃない。導かれたとしか思えない。
そして、担々麺とライスを注文していた。何かに操れていたのかもしれない。
ありえない分量である。
1次会でも結構食べて、そのあとファミチキ・シュークリームを食べたのに、さらに担々麺とライスを食べようとしている。
ぼくはフードファイターなのか?いや、ぼくは普通の会社員だ。
***
担々麺とライスがぼくの目の前に置かれた。
そこからはあまり記憶がない。おそらく無我夢中で食べていたんだと思う。
記憶が戻った頃には、空になった器があるだけだった。
食べ終わってすぐに異変を感じた。お腹がはちきれそうになっている。
胃のあたりが痛いし、このまま「人生終わってしまうのでは?」というぐらいの痛みだった。
完全にアホである。ただの食い過ぎだ。
レジで1000円払って店を出る。
食べて1分でリバースした
店を出てすぐ駅に向かった。
電車に乗るためではない、「トイレでリバースするため」だ。
雷神のようなスピードでトイレを目指す。
もう誰も止められない(吐き気も)、ぼくは風になっていた。
無事トイレに到着すると、一気にリバースした。
さっき食べたはずのものが、そのまま出てきた。これぞミラクル。
ぼくの目には口から「払った1000円」が出て行くように見えた。これぞ無駄使い。
******
この話を友達にしたら、真顔で「頭がおかしい」と言われた。
ぼくだってそう思う。
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