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阪神JF 2023 【レース解説】

2023年12月10日に行われる阪神JFのレース傾向について解説させていただきます。


🔸注目馬について

🐴ボンドガール

📊成績
戦歴:1-1-0-0
阪神初
1600m:1-1-0-0

📝短評
450kg前後のダイワメジャー産駒(兄ダノンベルーガ)
体の使い方が上手く、素質は十分だが完成はまだ先といった印象
元々の素質だけで勝ってしまうこともあるが、人気過多になる傾向もあるので注意が必要か。
レースについては前走(GⅢ)はスタートで出遅れ。
後方7番手から追走し、直線追い上げていったが最後方9番手から運んだゴンバテカーブスに差されてしまい、2馬身差の2着。
相手は牡馬で強力な相手だっただけに仕方ない部分はあるが、今回の仕上がり次第では危険な可能せもあり!
とは言え世代上位の素質馬ではあるのは間違いない。

🐴コラソンビート

📊成績
戦歴:3-0-1-0
阪神初
1600m:1-1-0-0

📝短評
末脚がキレるタイプ
4戦中3戦がミドルペースで、その3戦全て1着。
前走はレコード決着と完成度はピカイチ
レース内容も優秀で展開に恵まれたものの、中団を追走。
直線では外に追い出して伸びて、上がり2位の末脚で差し切ってクビ差での勝利。
紅一点のレースだったが見事差し切り勝ちをし、完成度の高さを垣間見せてくれた。
最近成績を落としている横山武Jの騎乗予定で不安は少しあるが新馬戦、前走と跨っているので何とか能力を発揮させてほしい。

🐴サフィラ

📊成績
戦歴:1-1-1-0
阪神:1-0-0-0
1600m:0-1-1-0

📝短評
ハーツクライ産駒(姉サリエラ、兄サリオス)
こちらも素質十分の馬で完成度はまだ先といった印象
前走(G3)では2人気で2着と人気通りの結果。
内容としては、中団から追走。
馬群の外めに出し、そこから抜け出したが、1人気に決め手で劣った。
とは言え上がり2位で末脚自体は優秀
ただレース自体はスローペースなので過大評価は禁物といった印象
ミドルペースが未経験だけに、追走で脚を使ってしまった時にどこまで対応できるかは不安なところが残る。

🔸コース解説

外回りコースを使用。
コーナが内回りに比べて緩やかなため、直線で上がり上位の馬の末脚も十分決まりやすいレイアウトになっています。

🔹枠について

過去5年のデータ(309R)を対象に見ていきます。
回収率の観点から見ると4枠が苦戦傾向にありますが、大きな開きはありません。
やや内枠有利のように見えますが、勝率は3枠が一番優秀です。

◼️人気別

人気別に調べると1枠が優秀で複勝回収率100%超え
外枠になるにつれて複勝率も下がっていきます。
特に8枠は割引評価(過去8枠人気馬凡走などあり)

1-3人気

4人気以下は逆に1枠の勝率がかなり低く、買うなら相手まで。
2枠の勝率がやや優秀だがそこまで特筆するほどではない。
と言うことで4人気以降に関して枠の有利不利はそこまでないコースになっています。

4人気以下

まとめ
上位人気馬の内枠はプラス評価、外枠はややマイナス評価
4人気以下はフラット

※先週の傾向としては、6枠より外の好走が目立った。


🦵脚質別

逃げ:47-26-8-206 複勝率32.9% 単複222/125
先行:126-132-116-772 複勝率32.6% 単複75/98
差し:106-108-114-124 複勝率21.1% 単複88/76
後方:30-38-49-1052 複勝率10.0% 単複56/42

脚質別に見ていくと逃げ、先行の複勝率が高い。
逃げ馬に関しては複勝回収率も100%を超えているので、優秀な成績。
※重賞になると、逃げ馬の複勝率は17.9%まで下がるので注意が必要。

2歳戦に絞ると前有利の傾向が強まるのも特徴で逃げ馬の複勝率は40.2%までアップする。
※他の脚質の成績が全体的にやや低下。

まとめ
逃げて強い馬は阪神JFでも馬券に絡む可能性が高い
ただグレードが上がってくると、逃げ馬のは危険な為ミドルペースや多頭数の経験がある先行、差し馬は要チェック

⏱️上がり順位別

1位:128-79-41-118 複勝率67.8% 単複426/200
2位:62-59-57-161 複勝率52.5% 単複225/181
3位:40-51-57-168 複勝率46.8% 単複119/173

4,5位:47-69-67-440 複勝率29.4% 単複78/86
6位以下:32-47-85-2367 複勝率6.5% 単複15/30

上がり順位別に見ると、1位の勝率・複勝率が共に高い
と言うことで、レースを見た時に上位の上がりを使える馬が脚質以上に重要になってくる。

2歳戦にするとさらに顕著な数字が出る。
1位複勝率74.8%と、能力の差が出やすい若駒にとっては末脚は一番の武器になる。
逆に上がり6位以下の馬は複勝率4.7%とかなり軽視できるレベル。

まとめ
上がり上位がこのレースを制する可能性が高い

🔸激アツ馬について


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