2024年3月に遊んだゲーム感想
3月はのんびりとした月だった。まだ3回目だけれど、感想を書くのは思っていたより楽しいですね。
それから見てない間にいいねやらフォローやらをいただいて、とってもありがたい限りです。
やりこんだ順に。
Into the Breach
恐竜VSロボットフェスで購入。恐竜VSロボットフェスって何?
ストラテジーゲームというのかな。ステージのランダム生成や毎回ゼロからのスタートはほんのりローグライク。8×8マス上で三体のメカを操り、VEKと呼ばれるでかい虫みたいな敵から都市を守ろう!というゲーム。
コロシアエーのほかにも、VEKが湧いてくるマス(上向き矢印のあるひび割れたマス)の上に乗ることで文字通りの湧きつぶしをしたり、ノックバックやテレポートで歩行型VEKを水に突き落としたりと、決まったら気持ちいいテクニックがたくさん。
3体のメカからなるスクワッドは全部で13組。つまり39体ものメカがあり、好きなメカ3体でカスタムスクワッドを組むこともできる。
メカはショップで購入する二つまでの装備(武器とパッシブ装備)を積むことができ、パイロットの方にも固有スキルがあり、組み合わせは無限大!
ところで同じ開発元のFTLも2012年リリースとは思えないめちゃおもろゲームなのでぜひ。ハードをクリアするまでに400時間かかりました。
Cobalt Core
結局初期機体が一番使いやすいあるある
圧倒的に好評のスレスパライクということで気になっていたゲーム。デッキ構築フェスで購入。
横移動のシステムがあるSlay the Spire。このシステム敵の攻撃をかわしたり敵機体の弱点を狙ったりできる。
8人のキャラクターから選ぶ3人×5機から選ぶ宇宙船、と出撃時の選択肢が多い。キャラクターごとのカードプールは狭いもののすべてのカードに2通りのアップグレードが用意されていることや、キャラの組み合わせがあるので飽きにくい。
ストーリーは(この手のゲームの中では)しっかり作られており、周回する理由もちゃんと用意されている。クリアする度に真相に徐々に近づくというつくりは周回プレイの動機づけになっていていい感じ。
ちょっと微妙な点はカード同士のシナジーが少なく、あの「ゲームを壊した」感覚の気持ちよさが弱いこと。個人的にはぶっ壊れコンボが一つ二つあるほうが好みです。堕落枝みたいなやつをください。
少し細かい話で、ドローカードを使った時の挙動が珍しい。ドローの途中で山札が切れると、捨て札と今使ったドローカードがまとめて山に戻ってドローが続行されるという仕様になっている。つまり、山札0捨て札0でドローカードを使うとそのカード自身が手札に返ってくる。この仕様でいろいろ悪さができるかと思いきや0コスドローは大抵消耗品だしシャッフルで無限のエナジーを生み出す神レリックもないのでそう簡単には無限ループは組めません。残念。
↑画像が小さくなっちゃった。なんででしょう
Backpack Battles
steamのライブラリ上で、Backpack Heroは英語表記なのにこっちはカタカナだから隣に並ばないのモヤモヤ
整理整頓オートバトル。対人戦とは言っても非同期(過去のプレイヤーのゴーストとの対戦)なので自分のペースで遊べるぞ!
ショップで自分のバックパックを強化→同ラウンドのプレイヤーと対戦→買い物 というサイクルの繰り返しで5回負ける前に10回勝利すればクリア。
低ランクのうちは買ったものを隙間に突っ込んでるだけで勝てたりするけど、だんだんシナジーと合成(特定のアイテムを隣に並べると合体して別アイテムになるシステム)を駆使しないとなかなか勝ち残れなくなる。合成レシピは最初から教えてくれ~。
本気で上位を目指すのでなければ、好きなキャラで好きなビルドを組んで遊ぶので十分楽しいです。リーパーでカードめくってくやつが好き。
アップデートがかなり頻繁に行われており、しっかりバランス調整をやっていこうという意思を感じるので長く遊べるゲームになりそう。早期アクセスのうちにセールで買っておきましょう。
関連してオートバトル系の入門ぽいゲームも紹介。こっちは無料です。
Darkest Dungeon
古いというだけでセール時にめっちゃ安くなる名作ゲーム、ほんとうにありがたい。
ローグライクダークファンタジーRPG。見るからにダークだ。キャラクターの絵柄が合わない人は立ち絵をかわいくするMODを入れましょう。
街で冒険者を雇って装備を整え、4人パーティーでダンジョンに潜ってその報酬で再び装備を整える…という標準的なRPG。ここに本作独自の「ストレス」システムが加わる。
ダンジョンに潜った冒険者は様々な要因でストレスがたまる。敵に殴られたり、障害物をどかしたり、ダンジョンが暗かったりするだけでもストレスになる。(さらに病気をもらって帰ってくることもある。ダンジョンは不衛生な場所なのだ)街に帰れば回復するHPと違って、高い金を払って酒を飲ませたり、教会に送り込まなければ回復しない。そのため、メインで育成している冒険者やレアな奇癖(ランダムに付与される個性)持ち以外はストレスがたまったら使い捨てて新たな冒険者を雇うことになる。
この「ストレス」は当然プレイヤーにとってもストレスになるのだけれど、このシステムのおかげで単調な周回にも緊張感が生まれるのが面白い。(単調な周回を好む人もいるので好みは分かれるかも)また、資金繰りのために病気の冒険者を切り捨てるか否か、といった判断を要求される資源管理ゲームとしての側面も生まれている。
総じて常に緊張感のあるプレイができるゲームなので、名作の評判に反して人を選ぶゲームという印象。難しいゲームです。
Duelists of Eden
立ち絵がアニメ寄りになっててキュート
One Step From Edenのシステムで対人戦ができるゲーム。One Step From Edenを先に遊んでね。
3×4マスを移動しながらスペルを打ち合う…んだけどちょっと難しすぎる!!前作では敵キャラの動きを覚えて対処する、というゲームだったのが、対人戦になったために毎回敵の動きのパターンが違う(人間なんだから当たり前だけど)のでスペルを当てるのが難しい。
それと(わかっていたことだけど)なかなかマッチングしない。初めて当たった外国人と10連戦しました。野良はそんな感じだけど、マッチング用のdiscordのサーバーがあるらしい?
自由に組んだデッキで人と戦えること自体はとっても楽しいので友達と一緒に買って一緒に遊びながら慣れていくのがよいと思います。安いし。
奇癒ダンジョン
きゆダンジョンじゃなくて、きぐうダンジョンらしいです。
パズルっぽいRPG(?)。新米勇者プーオルと元傭兵でプーオルの指導者らしき治療術師イーサの短い冒険のおはなし。
プレイ時間の関係で一番最後になっちゃったけど一番おすすめのゲームです。まず絵を見て欲しい、かわいいですね。しかも無料です。インストールしましょう。
おすすめと言っておきながら(短さゆえ)あまり語るところがないけれど、一周は30分程度で終わるので気軽にやってほしい。優しい物語なので…
終わり
今月から社会人になったんですけど、平日に余裕がなさ過ぎて土日に書くことになりました。お仕事ってたいへん!
ゲームが遊べる時間は減るけど大事な趣味なので何とか続けていきたいですね。