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2024年6月に遊んだゲーム感想

今月は遠方のライブをたくさん見に行っていたら収支がマイナスになっていました。社会人ってお金が無限に使えるわけじゃないんですね。



火山の娘

美少女育成シミュレーションゲーム。剣と魔法の世界で、父親になって娘を立派に育てあげよう。

かわいいね…

ローズちゃん(デフォルトネーム)が成人するまでの42ターンを、町の人との親交を深めたり、魔物を討伐したり、労働に励んだり、サイコロゲームに興じたり…して過ごす。ちょっとびっくりするくらい要素が多い。人生って色々あるんです。

順当にファンタジーをした人生(仲間が増えると楽しくなってくる)
ナンバーワンジョッキーを目指した人生
レスバトルに魂を捧げた人生

成人後はステータスや各要素の進行度に応じたエンディングが見られる。大きくなったね…
一周は4~5時間かかるのですが、エンディングは50種類以上あるらしい。

育成シミュレーションなので、(性別にかかわらず)NPCとの好感度を十分に上げているとエンディングで結婚する。娘が男性キャラと結婚したら悲しいので、極力女性キャラクターと交流を深めるように心がけた。

一周目でニナと結婚しない人は、いないとされている

結婚に付随するシステムとして、二番目に好感度がかく(かつ結婚に必要な好感度がある?)キャラクターから失恋の気持ちを綴った手紙が届くというものがある。結婚したのか、俺以外のヤツと…
これが読んでで苦しい~。でも気になるから見に行っちゃう~。

翻訳は若干怪しいです。意味はとれるけどときどき口調がずれたりする。ローズだけ日本語ボイスがあり、ちょくちょく喋る。

総じてこの値段でこのボリュームはすごい!ので絵が好きなら買いましょう。


Illusion Carnival

現状デモ版ですが、正式版と同じ内容らしいです。そんなことある?

ゆるめの謎解きと、ややゆるめの避けゲーからなるアドベンチャーゲーム。ダークでメルヘンでちょっぴりホラーな雰囲気がすばらしい。

主人公のペーパーボート。人間の姿になったり紙の船の姿になったりする。かわいい

様子のおかしな遊園地「コンフェッティア」に迷い込んでしまい、よくわからないまま先に進みながらアトラクションを体験する(切り抜ける?)という流れ。今作は第一章に当たり最初のエリアをクリアするところまで遊べる。

とにかく世界観とキャラクターの魅力で最後まで遊ばされる。ゲーム部分はミスしても直前からリトライできるのでストレスフリー(消費した回復アイテムは戻ってこないため、苦手な人は初見のステージではアイテム温存したほうがいいかも)

同様に迷い込んでしまった(らしい)少女、デメトリア
あ~
かわいいですね

他にも小説家のタコ?(たいへんにかわいい)や、遊園地のガイド?(なんだか怖いが少なくとも顔はかわいい)など、愉快な仲間?たちが登場するぞ!

アクション謎解きが苦手な自分でも(こういった表現をする時、自分よりももっと苦手な人のことを無視している!と感じる。ごめんなさい)2時間あまりでクリアできる程度の難易度。そして無料!とりあえず遊んで、気に入ったら続編を待つことにしましょう。

スクショを見返していると、ホラーだったような気もしてくる


未解決事件は終わらせないといけないから

英語タイトルもかっこいいし、「から」を足した邦題も素晴らしい。

ジャンルは強いて言うならパズル?それともミステリー?発売当初話題になっていたのでいつかやろうと思っていたが、ついに隙を見つけて遊びました。流石に話題作だけあって面白かった!

12年前に起きた「犀華ちゃん行方不明事件」の真相を、会話の記憶を頼りに追っていくゲーム。適当に遊んでいると「犀華ちゃんの読みってセイカだっけ、サイカだっけ」と思いながら遊ぶことになる。

ドット絵で描かれるだけで一段階評価を上げてしまう

混濁した記憶から会話をアンロックしながら、それらが「誰の」発言なのか、「いつの」発言なのかという二点を整理しながら進む。(時系列を整理する矢印がやや見えづらいので注意)これはかなり革新的なデザインなのではないか。このフォーマットでミステリーを遊びたくなる。

ミステリーって置いて行かれがち(これは完全にぼんやり読んでいる自分が悪いのだけれど)で普段は読まないが、自分の手で真相に近づいているという感覚を与えてくれるこのゲームはすごい。トリック自体は(おそらく)目新しいものではないのだろうが、適当にぽちぽち押しながらでも「あっ!え?これもしかしてそういうこと!?」を体験できるという点で唯一無二のゲームである。


Outside The Door

記憶喪失の派遣労働者になって、謎のオフィスで来訪者の話を聞くビジュアルノベル。

なんにもわからないまま、ラジオから聞こえる指示に従う

基本的な流れは、来訪者たちの話を聞きながら彼女の身に起こった出来事にまつわる情報を集め、事前に与えられていた文章の空欄を埋めることを繰り返すというもの。

「最初の来訪者は○○という名の少女である」と表示されているので
彼女の名前を覚えておく必要がある。

とはいえ、ゲーム部分はそれほど難しくない。なんならこの空欄補充を間違えても話は進むのでまじめにやらなくてもよい。

序盤は「何の話を聞かされてるんだ?」「来訪者は何者?この話は何につながるの?そもそも主人公が何者?」という時間が続くが、だんだん「もしかしてこれは??」になってくる。これからの正義の話をしよう。

惜しむらくは日本語がない上に、スラングがモリモリで抽象的な話も混ざってくるので読む難易度が高い。意味が分からなくて飛ばし読みをした箇所がいくつもあります。スラング(特に汚い意味のもの)ってどこで学べるんですか?

(大筋しかわかっていないものの)ストーリーは面白く独特な雰囲気も良いので英語を頑張れる人にはお勧めできます。安いし。


Emberward

ローグライトタワーディフェンス。タワーデイフェンスは初めて遊んだのですが、面白いかも。

焚火を目指して進行してくる敵を、ルートを制限するブロックと攻撃を行うタワーを駆使して撃退するゲーム。

ブロックを置いて敵を遠回りさせて時間を稼ぎ、タワーで攻撃する

敵の進行が始まる前に手持ちのブロックでルートを決めているときがかなり楽しい。敵の進行中であってもお金を払うことでブロックをドローして緊急増設することもできる。

見慣れたマップ

ステージをクリアするごとにタワーや強化されたブロック、レリックがもらえる。かなりローグライク要素が強め。いいぞ。

まだアーリーアクセスでなためキャラクターと焚火は三種類ずつ、マップは二種類ではあるが土日を吹き飛ばす程度には遊べた。このゲーム、今後かなり面白くなります。今のうちに買っておいてください。


終わり

サマーセールが来てしまいましたね。ゲームをやる人間としては珍しくあまり積みゲーがなかったのですが、自由に使えるお金が増えたのでこれを機にたくさん買ってしまおうかの機運。

最後に猫の写真をアップします。宮城県田代島に行ってきました。

定住を決意

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