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2024年10月に遊んだゲーム感想

気温の乱高下が酷かったのと、知らない人と話す仕事(とっても苦手)がたくさんあったことでずっと軽めの不調だった。

風邪ひきのときは新しいことをやる元気がなく、スレスパをちまちまと遊んでいた。熱があると慣れてるゲームも下手になるようで、アイアンクラッドで5連敗などしていた。

そういうわけで新しく遊んだゲームは1本だけ。それだと寂しいので最近熱が戻ってきたFTLの話もしようと思います。


ENDER LILIES: Quietus of the Knights

ダークファンタジーなメトロイドヴァニア。評価がやたら高く、続編のアーリーアクセスも始まっているのでこのタイミングで遊んでおきたかった作品。

「死の雨」が降り注ぎ、滅びてしまった「果ての国」を舞台に、不死の怪物となってしまったかつての住人たちを浄化しながら物語の断片を拾っていくゲーム。

この国に起こった悲劇を、後から伝聞によって追体験していくという流れではあるのだけれど、ちゃんとひっくりかえるような情報が出てくるので臨場感は失われていない。

戦いの跡が残る退廃的な舞台

ストーリーもゲーム部分も素晴らしく、ジャンルは全く違うがクロノアークを遊んだときのような満足感があった。

ゲーム数が少ないので各ボスについて話しちゃおうかな。
軽くネタバレ注意です。

守り人シーグリッド
チュートリアルボス。アクションをあまりやらないのでここで操作の練習ができた。あまり苦戦はしなかった方かな。スキルもあまり使っていないので記憶に薄いキャラ。ストーリー的には姉に劣等感を持つ妹といういい設定を持っていたり。

老戦士ゲルロッド
初見では無理でしょ…という感想だったがカウンターのスキルを持っていくとかなり削れるのでなんとかなった。強く優しいおじいちゃん。ゲルロッドのスキルは最優先で強化して最後まで愛用した。大ぶりの攻撃は気持ちがいいので。

黒の魔女イレイェン
めっちゃ苦戦した。3時間かかった。誘導弾を避けるのが苦手で弾ばかりみていたので、瞬間移動が挟まるかどうかで攻撃パターンが変化することに全く気付かず第一形態で大苦戦した。第二形態では急に爆速物理攻撃(かわせない)をしてくるのがしんどい。スキルはかなり有用でずっとサブスロットに入っていた。天才ゆえ孤独だったり、唯一の友達を救うためにめっちゃ頑張ってたり「ファーデンのクソ」と割に口が悪かったぽいことなど、生前の姿が一番気になるキャラクター。かわいい。

魔術協会はステージがきれい。剣盾のアラベスクタウンを思い出す。

守り人シルヴァ
かわいそうでかわいいお姉ちゃん。妹を守ろうとして妹からは嫌われ、役目を果たすこともできずカタコンベで穢者となっていた。やや苦戦した記憶がある。シルヴァのスキルは怪しい挙動をする(滞空することで飛距離が伸びる)ので極悪違法ショートカットができる。お世話になりました。

狂い騎士ウルヴ
ぶっちぎりで最も苦労したボス。レビューの評判を見るにこいつが最強ボスでいいのかな。貴重な土曜日がまるまるもっていかれた。第二形態の×字切り(?)が一生かわせない。3時間死に続けた後に攻略サイトを頼り被ダメ軽減レリックを拾いに行った。BGMもいいし背景のお花もとってもきれいなので連戦も苦じゃない。嘘です。

深淵の番人ヘニール
本体よわよわおじさん。ヘニール自身の攻撃パターンはぬるいものだけれど雑魚(強い)が無限沸きなのがとてもつらい。とはいえウルヴの後だったのですごく苦労したという感覚でもない。暗部を取り仕切ってる立場なのにいい人すぎる。ユリウスと一緒に幸せになってくれ。

騎士長ユリウス
騎士長は万能だ、当然ビームも出せる。玉座から大層に出てきた割にはシーグリッドの次に楽だったボス。ドデカビームも見てから回避が余裕。経歴は重めで、別に死の雨がなくてもこいつは不幸な目にあってそうだな、となる。このゲームのキャラクターはみんな本来は悪い奴ではなく、穢れによって狂ってしまったという経緯があるんだけど、果ての国の最後の王はちゃんと悪い奴じゃないですか?

ミーリエル
なんか別ゲーみたいなボス。本体近くにはあまり攻撃が降ってこないことに気づくと楽でした。ウイスピーウッズは密着して倒すべき、みたいな記憶。
ストーリー的には本体はファーデンなのでミーリエル自身のフレーバーが少ないのが悲しい。倒した後のムービーになんか蜘蛛が出口をふさいでいるみたいな映像があり、象徴的~と思った。

穢れの王
本体は弱く、雑魚を召喚して戦うタイプがラスボスなことある?正直あまり強くなかったな~とは思ったが、ストーリー的には弱いのは正しいような気もする。ゲーム性とストーリーがこんなところでぶつかるとは。こいつの直前のステージのBGM怖すぎる。あんまり滞在したくない場所であるというのがビンビン伝わってきてよかった。

強かったボス順は
ウルヴ>イレイェン>ゲルロッド=シルヴァ>穢れの王>ミーリエル>ユリウス>シーグリッド
みんなの苦戦したボスランキングも見てみたい。steamのレビューにユリウスが一番きつかったという人がいて全然違うもんだなーと思った。

続編も正式リリースまでには買っておきましょう。


FTL

二年ほど前に購入してドハマりしたゲーム。久しぶりに起動してみるとやはり面白かった。今更感想を書くという気分でもないので、今回は好きな船を紹介しようと思います。遊んでいない人にとっては意味が分からないとは思いますが、買ってください。

ケストレル(ケストレル巡洋艦A)

初期艦。バーストレーザーⅡというコスパ最強兵器を最初から備えており、序盤はこれだけでほとんどの敵に対応できる。危険な敵がいればアルテミス(こちらも優秀なミサイル)も併用してやれば被害は最小限に抑えられるだろう。シンプルで強い。


ニソス(連邦巡洋艦B)

あらゆるシールドを貫通する弩級ビーム砲(かっこいい!)が初期搭載されている。ビームが切り裂く場所はランダムだが、どんな状況でも打開してくれる可能性が好き。レトという謎のミサイル兵器が弱くてかわいい。


チェレンコフ(ゾルタン巡洋艦C)

予備電源とゾルタンで出力を賄っている船。初期リアクターがあまりに貧弱ではあるが装備は優秀。特にイオンチャージャーは最後までシールド削りとして使える。そしてなんといっても最強の拡張パーツであるゾルタンシールドが偉すぎる。初めてハードをクリアした船ということで思い入れがある。


バシリスク(マンティス巡洋艦B)

肉弾戦に特化した清々しい船。自船には一人も残さず船員全員で敵の船に乗り込むのが楽しい。初期シールドが2枚あるのた防衛ドローンがいるおかげで序盤の被弾はかなり軽減できる。乗り込んで殲滅はロマンだし、4人乗り込み+突入ドローンまで重ねればラスボスにも十分有効である。


マン・オブ・ウォー(スラッグ巡洋艦A)

対生体ビームが一番好きな武器です。相手の船体を傷つけることなく乗員だけを殺傷する、掠奪者にとって夢のような兵器!対人特化と思いきや通常のレーザーも備えているので無人機にも抗えるのが嬉しいね。名前もかっこいい。ストームウォーカーもかっこいい。


カーネリアン(クリスタル巡洋艦B)

最強種族であるクリスタルが最初から3人乗っており、さらに4人乗りテレポーターも完備、その上なぜかクロークまで初期搭載という意味がわからないほど優遇されている船。多分これが一番強いと思います。

おわり

11月は健康的に生きて、たくさんゲームがしたいです。
今年の年末年始は長くお休みできるらしく、何のゲームをやろうかと今から考えています。重めのやつをやるか、たくさんのゲームを遊ぶか…


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