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2024年9月に遊んだゲーム感想

今月は5本。リリースされたばかりの新しいゲームが多めだよ


Megaloot

インベントリ管理ローグライク。今まで遊んだものだとRing of Painが最も近い。


絵面があんまりにも地味だが、見た目よりはずっと面白い

8枠のインベントリを装備で埋めてダンジョンを進んでいくダンジョンクロウラー。装備にはセット(属性)があり、装備自体のステータス上昇効果とは別にセット効果を持つ。

木材セットは小遣い稼ぎとダメージ軽減の効果(弱いので序盤を切り抜けるために使う)
悪魔セットは最初の攻撃が全体攻撃になる(とても強いがカウンター持ちなどが苦手)

ちょっと珍しいのはショップが常に開いていること。いつでもお買い物ができます(ただし装備は戦闘前に済ませよう)

左下に並んでいるのがショップ。有料のリロールもいつでもできる

ショップにある装備は購入するほか、お金を消費せず「変換」に使うこともできる。装備を変換すると、その戦闘の間だけ装備の効果を得ることができる。これが悩ましポイントを生み出す。変換を使えば強力な装備効果を得て安全に目の前の敵を突破できるが、購入して永続的に強くなる機会を失ってしまう。このシステム面白いです。

こういったゲームには珍しくキャラクターがやたらと多い。それぞれ固有のパッシブを持っており、ビルドの方向性をざっくり決定づけるものになる。個人的には初期キャラで回避能力を持っているフレンが圧倒的に使いやすいと思う。初期キャラが回避特化、尖っているゲームかもしれない。

翻訳がやや甘いところがあり、効果がいまだによくわからないステータスがあったり、ビルドの強さのバランス(頻繁なアプデで改善しつつある)などやや不満な点もある。

とはいえ、値段の割にはかなり遊べるゲームではある。「こういうのでいいんだよな」のゲーム。アプデ(バランス調整と新アイテムの追加)の頻度も高く、まだ面白くなりそうな空気がある。たまに起動しては数時間吸われるゲームになりそう。


ミラージュフェザーズ

レトロなシューティングゲーム。自分は世代じゃないのでイメージだけれど、90年代のゲームセンターにありそうな雰囲気でいい感じ。

しかし、シューティングゲームが苦手すぎる!難易度ミディアムで始めたものの画面の動きが速すぎて訳がわからなくなってしまった。イージーで残機を溶かしながらなんとかクリア。終盤はレーザービームを打ちっぱなしにしていた。見栄を張らず、自分に合った難易度で遊ぶのが一番です。

それでもとても良いゲーム体験だった!ドット絵の背景、かわいいかわいいキャラクター、割にボリュームのあるストーリー。

ドット絵の表現の幅がすごい、全ステージの背景を見るだけでも満足できる

難易度を下げて遊んでいたので、ステージを眺めたりスクリーンショットを撮る余裕があった。ノタリちゃん(自機)は固定されているのに、背景と敵の現れ方で奥行きを感じさせるのが本当にすごい!もしかしてSTGって全部こうなのか?

連邦の人工生命兵器「フェザー」として学園で育てられた主人公のノタリとその親友ミロイタ。しかし、連邦により二人は引き離されてしまう。ノタリはミロイタを取り戻すために世界を敵に回して戦うのであった…

ストーリーの終わり方からして続編を作る気がありそうなので楽しみ。次は通常難易度でも頑張ってみようかな。


デイヴ・ザ・ダイバー

言わずと知れたダイビング+寿司屋経営ゲーム。昼は潜るたびに地形の変わる不思議な海ブルーホールで魚を獲り、夜は獲得した魚を提供する寿司屋でお手伝い。寿司を売った金で装備を強化してまた海へ。

ダイビングパート
寿司屋パート

こういったゲームは途中で離脱しまいがちなんだけれど、そこは流石の圧倒的好評ゲームと言うべきかストーリークリアまで26時間ほど飽きずに続けられた。

基本的には同じことの繰り返し、と思いきや凄い勢いで要素が増えていく。そして(これが最も重要かもしれない)それらの要素が遊んでいる中で無理なく進行できる。単純すぎて飽きることもなく、かといって複雑すぎて嫌になることもないという素晴らしいバランスが実現されている。

突然始まるミニゲーム(どれも難易度は高くない)や豊富なサブクエスト、徐々に明らかになる深海の謎などとにかく飽きさせずに次に進めようという工夫がなされている。

ステルスゲームが始まったり
急に音ゲーが遊べたりする(ストーリー上の必然性が全くない。本当に何だったんだ)

まったりしたゲームかと思いきや深海で突然QTEが始まったり、ボス戦が多かったり意外と慌てるゲームです。QTE苦手すぎる~

ねこもいます


Breachway

リリースをずっと楽しみにしていたゲーム。FTLにデッキ構築要素を加えたローグライク。

FTLをまだ遊んだことがない人はぜひFTLを買ってね。名作です。


燃料が続く限り後戻りも寄り道もできるマップ

4つの勢力がひしめく宇宙を生き残る。各勢力との関係値(マップ右上)によってイベントの内容が変化する。例えば、友好勢力のショップに寄るとお金をくれたり修理をしてくれるが、関係が悪い勢力のショップでは逆に入場料金をとられるなどする。

何種類かのユニットにあるカードを混ぜてデッキにする
敵の装備を攻撃してその行動を封じるというアイデアはFTLらしい

他のゲームに似ているところばかり言うのも悪いかな。
エナジー(マナ?)が三種類あるのが特徴で、毎ターンどのエナジーをいくつ供給するか割り振ることができる。たとえば、上画像の「レーザーパルス」はオレンジ色のエナジーを3消費して使用、「バリア」は緑を3、青を1消費して使用といった感じ。こちらのデッキはもちろん、相手の戦術によっても増やすべきエナジーが変わってくるのが面白い。

艦選択画面、かっこいい

初期艦のアーバレストはレーザーで敵の装備を焼き切るというコンセプト、使い勝手のいいシールドも備えており一番勝ちやすい(まだこれでしか勝ってない)
他の船も、ダメージを与えることなく敵艦の装備を無効化するハッキングや、自艦をオーバーヒートさせて熱を利用するなど面白いシステムを持っている。

リリース直後ということもあり、高難易度はまだ遊べていないが、最高難易度をクリアするまではやめないだろうな~。2面までしかないのはややボリューム不足を感じなくもないが、FTLが長すぎただけかもしれない。アーリーアクセスということもあり今後のアプデに期待。


ファンタジーマップシミュレーター

ゲームではないかも。架空の大陸を生成し、架空の国を配置し、時間を進めて諸国の興隆を眺めるシミュレーター。

なんとなくランダム生成し、一つの国に注目して応援しながら見るのが楽しい。多分ほかにもいろんな遊び方があると思う。

オーバーグローガウ帝国の盛衰を紹介します。急になんだ?

大陸の一部と島からなるオーバーグローガウ帝国
首都の位置がヤバすぎる
徐々に大陸を制覇し、島嶼部への侵攻を進める
最盛期
大陸北部から生まれた新興国に領土を奪われ、大陸に兵力を集めている隙に島嶼部も奪還される
最期は宗教国家連合に奪い合うように領土を蝕まれ滅亡(ここで100年くらい)

いろいろアプデが入って国の体制が細かく設定できたり、MODで現実の世界地図を再現できたりするらしい。想像力のある人なら無限に遊べてしまいそう。

終わり

こんなにsteamの話しかしてないのに、今までアカウントを載せていなかった。

友達になりましょう。これを読んでくれている人なら誰でもよかった。むしゃくしゃしてやった。知らないだれかでも、今ゲームをやっているんだなとわかるとうれしいと思うので…


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