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私の乳がんの場合〜放射線治療〜

予定通り、土日を除く連続16日間の放射線治療が始まった。
高額療養費制度を利用するために、月をまたがないよう日程が組まれた。

初日だけ、CTシュミレーターの続きのように、放射線をうける台にあおむけになり、マーカーのチェックや、位置を確認したりで、1時間ほどかかった。


放射線治療


治療時間


私の放射線の時間は、だいたい1

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毎日この流れ。全体で15くらい。


放射線室へ


重厚な扉を2回開けると、木目調の壁に、暖色系の間接照明で落ち着いた雰囲気の廊下。そこを抜けると、暗い室内の真ん中にスポットライトのように照らされている放射線の台が少し高い位置にあった。

『ミイラの展示みたいやな〜』

カーテンで仕切られた場所で、上半身だけ検査着を脱いで、スポットライトの下へ。

検査技師の指示に従って、いったん座り、その場所からおしりの位置が変わらないようにしながら、そのまま仰向けに寝る。

さらに指示に従い、胴体とカラダをミリ単位で動かすイメージ。

とにかくはやく終わらせるコツは、リラックスして、うながされるままにカラダを動かしキープすること。


放射線照射


カラダの位置が決まると、誰もいなくなり、機材が動き出す。
私の場合は、右から左にゆっくり動き、しばらく停止。それでおしまい。

『え、これだけ?』
『これで残っているかもしれないガンをやっつけてるんや』

初めの数日は、皮膚に変化もないが、だんだんと赤くなり、日焼けをしたようになっていった。


保湿

放射線治療がはじまるまえから、皮膚への影響を考えて、しっかり保湿するように言われていた。

もともとベタベタするコッテリクリームが苦手なわたしは、マーカーを消してはいけないというミッションもあり、化粧水をスプレーボトルに入れ、全体的に振りかけて保湿をした。携帯用のスプレーボトルも常に持ち歩き、出先のトイレなどでもサッと振りかけていた。

こまめにスプレーしていたからか、トラブルはなかったし、油分がないからか、マーカーも最後までほとんど消えなかった。

下着


乳がん患者向けや、乳がん患者におすすめとうたっている下着を、乳がんが確定してすぐ、結構良いお値段で購入したが、私にはあまり意味はなかった。

結局、手術痕や放射線でやけた胸が、下着とこすれなければ、私の場合は、ユニクロのブラトップで良かった。

肌に優しい素材でも、下着の中で胸がすこしでも泳いだら、やっぱりダメ。
ナイロン素材でも、フィットした下着が最強だった。







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