映画「女神の継承」は過大評価?
この記事をご覧いただきありがとうございます。
今回は映画「女神の継承」について思うことがあったので、
書いていきたいと思います。
①あらすじ
②感想
簡単に言うとタイ版のエクソシスト(悪魔祓い)的な内容でしたが、
特に斬新さがなく、キャラクターに魅力もあまり感じませんでした。
ドッキリさせるようなホラー要素が多く緊張感は持続しながら見ることが
出来ました。
③良い点
・堅実な作り
悪魔祓いをしている時に悪魔が他の家族をたぶらかす発言をする等
昔ながらの悪魔祓い映画の要点はきちんと押さえられていました。
④悪い点
・POVであることを生かせていない
この作品はドキュメンタリー風の撮影方法(POV)であるが、
あまり臨場感がない。そもそもPOVである意味がないように感じた。
最後の儀式の場面では、もはやドキュメンタリーの体をほぼ
放棄している。
これはジョージ・A・ロメロ監督の「ダイアリーオブザデッド」でも
あったがそれと比べて強引に切り替えているように感じた。
てかなんなんだよなんかいきなり皆笑い出すし。
微笑みの国要素か?
・絶望感のなさ
とりあえず馬鹿なキャラ出してやらかしで物語を進めるのやめろ。
導線にするな。どこまでこの作品に影響が出てるのかわからないけど
原案の人が作った映画「哭声」の主人公みたいな馬鹿さ加減。
最近の映画だとスマートなキャラが物語を進めていくので、
ちゃんとやった結果どうにもならない絶望感とかが出て襲い掛かって
くるものの理不尽さを感じられていいのに。
一応この映画は報われない終わり方をするのだけれど、
ゲームで言う選択肢を間違えた時のバットエンドみたいな本筋よりも
軽い終わり方に感じるんだよね。
・怖がらせ方の質
基本ジャンプスケア(いきなりドッキリさせてくる演出)が多い。
一応得体のしれない恐怖を表現するシーンとかもあるのだけれど
ミスリードをさせるためだとしか思えない演出も。
特に大量出血のシーン!!!!
なんか恐怖に対する感性的なものが感じられなくて演出でつけた感が
半端なかった。
また話題に出しちゃうんだけど哭声と同じく怖いものに対する
こだわりを感じないんだよね。
言いたいことのために演出を入れてる的な。
なんか頭でっかちすぎる気がする。
⑤まとめ
この映画を40分かけて見に行った自分にイラついて消化のために書きました。
もはやただのメモ書きです。
この映画が一部で評価される理由がわかりません。
勘違いしていたりここが面白かったよというところがあったら
コメントください。
いろんな意見が聞きたいです。
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