聖火ランナーが建てた「聖火ランナーの像」
パリオリンピックの聖火リレーが始まった。今年はオリンピック。日本選手の活躍が楽しみだ。
今から60年前の1964年。第18回東京オリンピックが開催された。アテネからの聖火が沖縄に上陸して、全国の道府県を周り国立競技場へ運ばれた。
私は三重県コースの正走者として四日市市内2.1kmを走った。三重県では四日市が最も大きなまちで沿道には10万人もの人出が聖火を迎えた。さざ波のように途切れることなく振られる日の丸の小旗と大地をも揺さぶる歓声の中、19歳の青年は誇らしげに胸を張り、高くトーチを掲げ力強く大地を駆けた。その姿を今もこの像を見ると思い出す。
「聖火ランナーの像」は2020年開催の東京オリンピックを応援しようと建てました。コロナで1年延期になったがそれなりの成果を上げた。像を建てた意義を喜びました。
聖火ランナーが自費で建てた「聖火ランナーの像」は、世界でここだけではないだろうか。
スポーツをする子供たちがランナー像の足を撫でていく姿に時々接する。又、友と待ち合わせのスポットにもしているようだ。パリオリンピック出場の選手が訪れるとなると、新しい名所になる予感すらする。
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