別荘を買おう　その４〜別荘で何をしたいか

周りにたくさんの別荘が立ち並ぶ
いわゆる「別荘地」に建つ物件から、
「ぽつんと一軒家」のように
周りは緑に囲まれた物件もあります。

別荘地だと、管理棟があったり
人の気配も多く、
何かあったときに安心ですが、
目の前の景色はよそ様の別荘、
ということがよくあります。

一方、緑に囲まれた別荘は
一見いいように見えますが、
何かあったときに助けを呼べない、
というのは、都会暮らしをしている者には
心細いものです。

迷ったら、
どんな時間を別荘で過ごし方をしたいのか
いろいろ考えてみるといいです。

別荘地で他の家族と仲良くなって
一緒にバーベキューなんて
素敵だと思います。

でも、煩わしさから逃れるために
別荘に来たのに
ご近所付き合いはしたくない、
という人もいますよね。

そこで我が家は
夫と息子に聞きました。

「ねぇ、緑に囲まれるのと
他の別荘が周りにあるのと
どっちがいい?」

そしたら
「緑に囲まれるの！」と
ふたりとも即答でした。

そう、私も緑に囲まれて
鳥の声を聞きながらハーブティを飲む
というのが理想です。

あと一つ、魅力的な物件に
「山が見える物件」
というのがあります。

小淵沢は、甲斐駒ヶ岳など
南アルプスの山々がよく見え
反対方向には八ヶ岳が迫り
遠くに富士山も見えます。

雪を頂いた冬山は息を飲む程美しく
きれいに富士山が見えた日は
手を合わせたくなります。

山の神というのは本当で、
自然と「あなたの前では無力です」という
謙虚な気持ちになります。

ですから、
家からその景色が見えるというのは
何物にも替えがたいです。

窓の端にちょこっと山が見えだけでも
「窓から甲斐駒ヶ岳が見えます」
と堂々と売り文句にしている物件をみると
やはり「山が見える」にこだわる買主さんも
多いのでしょうね。

「自分は何が譲れないのか」を
確認しておくといいです。

さて、次回は
いよいよ見学に行った時の話をします。

買う気満々で見に行ったのに
まさかの物件だった？！！

つづく