現実は型にはめられない
こんにちは!インテリアデコレーターのayakaです!
今日はふと先日の出来事からもやもやっとしたことから、
向き合って考えてみて記録しておこうと思ったのでnoteに書いています。
・完璧な空間づくり
最近インテリアにもっと関わり、自分に足りないことをもっと勉強するために色々としているのですが・・・
イギリスインテリアのプロといえる経験を持った方と話をさせていただいて、
「イギリスのインテリア、このお店ではこの色は使いません。」
という言葉に、
そうだな、セオリーに基づいてしっかりとした完成された空間づくりを目指している会社であれば納得。
まず会社にそのカラーやコンセプトが決まっているから。
勿論そう思いました。
しかし、大好きなイギリスインテリアでも、
何というか、素晴らしいモノづくりや完成形を目指すのならばそれは正解なのかもしれない。
でもなんというか、自分が出来ることやミッションを考えてみたら・・・
質の良い極上の完璧な空間づくりは私が提供したいものではない。と思いました。
・型にはめること
以前のストーリーでも書いたのですが、
私の両親は厳しく(特に父が)、子供の頃から洋服や財布、帽子など好みで買ってもらえませんでした。(案外こういう人も多いかもしれない)
ヘアスタイルも女の子らしいロングヘアに憧れていたのに、子供の頃からずーーーーーっとショートヘアでした。
自分の意思とは違うセンスが良くないと感じるポロシャツを着ないといけなかったり、
小学6年生の頃、財布を買ってもらえると父と買い物に行き、
可愛い色やデザインのものが欲しかったのに、なぜか黄色い革の財布にしなさい。これにしないなら買わない。(圧)と・・・・小学6年生の女の子が黄色い革財布!!!泣
帽子も黒のキャップに黒蜥蜴(クロトカゲと読む)とトカゲのバッジがついたもの。嘆
イヤだと思うものばかりでした・・・
中三の頃、お年玉で買ったレースが裾に施されたデニムスカートを着ていたらすごく怒られて、
泣く泣くレースを切りました。
「何でいけないの?!なんでお父さんのセンスに合わせないといけないの?!」
両親のそのセンスの型にいつもはめないといけなくて、とてつもなく嫌だった!
そういう中で育ったからか、型にはめるということに凄く敏感になりました。
・現実は型にはめられない
それはたかが私の嘆かわしい昔話ですが、
そういう経験があって「自由」に自分で作ることが大好きでした。
そしてだからこそその人の「自分らしさ」が出た物にはとても感化されます。
昔の自分にとってはその型が父でした。
そして今改めて、インテリアのサービスをする中で
美しく洗練された「モダン」「アンティーク」「ナチュラル」「北欧」「カントリー」そのようなスタイルが沢山あります。
そのスタイルに完璧に合わせたもので
型にはめないとかっこ悪い。
このスタイルのインテリアを作るというものがあまりにも完璧なもので
こうでなければいけない
そういうインテリアは一般の個人宅や一般の方をターゲットにしたお店ではむしろ堅苦しくて居心地も悪いのではと感じました。
実際に今までお客さまのお悩みやアドバイスをしてきた中でも、
実際の生活で作っていくインテリアというのは
とても地道で
家族構成や生活スタイルによって、
それぞれの可能なお金のかけ方、
可能な許容範囲、
インテリアを楽しむ趣向もそれぞれ違います。
インテリアコーディネート・デコレーションをするというのは
お客様の空間を作ることではあるけれど、
もっと現実的な生活に密着したものだとサービスを始めて痛感しました。
理想の空間、憧れの空間は皆あるけれど、
現実は違う。
現実は型にはめられない!!
・だからこそジブンイロ
だからこそ、自分にあわせたそれぞれのインテリアが必要だなと感じました。
カッコいい、とにかくおしゃれな空間を作るインテリアコーディネーター
いつかはそういうデザイナーという考え方でなりたいと思っていたけれど、
実際に始めてみると
もっと生活に密着したものだと感じました。
それぞれのオーダーメイドでないときっとお客様は満足しない、とも思いました。
そういうことを感じて、
もっとどうすれば、お客様が喜んでくれるのか?
どんな情報を必要としているのか?
改めて考えるとても良いきっかけとなりました。
本当に様々な方と話すことは気づかされることも多く、大切なことだと感じます。
****インテリアデコレーターayaka********
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・インテリアをデコレーション・コーディネート
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インテリアデコレーターayaka