妊婦のコロナ解雇②

崖っぷちに幸せ

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産休育休を考慮して12月に出産予定だった私。
7月中旬のある日、9月末で解雇すると通告されました。

「妊娠中に転職」という経験を、どういう経緯でどういう結果になるか、書きとめておきたいと思います。

1年後には笑っていられますように。
そんな願いも込めて、未来の自分と誰かのために発信していきます。
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社長直々に解雇を告げられたその日、まずは旦那にそのことを報告しました。
旦那に話すときはつい気が緩むようで、私は言葉を発する度に泣きそうになって、何度もこらえながら伝えました。
旦那の第一声は「まじか。。。」でした。
冷静な旦那は、ショックは受けていたものの、死ぬわけじゃないしきっと大丈夫と、状況を受け入れつつ、いい意味で楽観的に捉えてくれました。
その時私は、その考えに切り替えることは出来ませんでしたが、旦那が目を背けず優しく受け入れてくれたおかげで、私は落ち着きを取り戻すことが出来たんだと思います。
さすが私のトリセツを熟知した旦那だけあります。

まずはその日のうちに頼れる人に報告をして、身近に求人があれば教えてほしいと伝えました。
あまりに惨めで情けなくて、相談することも一瞬躊躇いましたが、そんなこと言ってる場合じゃないと思い直し、正直に現状を伝えることにしました。

相談したものの所詮他人。同情されるだけで終わることも想定していましたが、相談した人達からは、親身になって話を聞こうとしてくれる言葉や、いつでも相談してほしいという温かい言葉が返ってきました。
こんな時だから余計沁みたのかもしれませんが、人の優しさをダイレクトに受け取って、こんな状況なのに幸せすら感じてしまいました。
崖っぷちにも幸せってあるんだなぁ、と。
そして、どうせ力になってくれないだろうと、友人を信じきれていなかった自分のことを恥じました。

友人の一人が
「大丈夫。俺には笑ってる未来しか見えないよ」
というメッセージをくれました。
私ではないほかの人が、私の未来を信じてくれている。
この言葉が私の背中を目一杯押してくれました。

結局崖っぷちな状況はなにも変わっていないですが、友人達のおかげで「前を向こう!」と強く強く思うことができました。
大丈夫。まだ前を向ける。立ち上がれる。
背中を押してくれた友人達に感謝感謝です。


今日はここまでにします。

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