MSYS2でSSL Errorが出る場合の対処
会社貸与の端末の場合、Proxyが設定されていることがほとんどだと思います。
IT系の会社では除外含め考慮されているのでしょうが、JTCではそうはいきません。
例えば、各種ツールが認証プロキシを通れず、エラーになったり、最近ではクラウドプロキシに自動でリダイレクトされる為、独自CAを読み込ませなければ通信ができないことがあり、ストレスの種です。
会社端末がWindowsですが、どうしてもPowerShellの使い勝手に慣れず、MSYS2を導入しましたが、初回から pacman コマンドで以下のようなエラーが出て、ムキーッとなったので、おそらく設定方法を忘れているであろう未来の自分に向けてメモを残しておきます。
# 発生したエラー
SSL certificate problem: unable to get local issuer certificate
本方法は独自CAを情報システム部門が払い出してくれた場合の対処です。(幸い、弊社は払い出してくれた)
# 独自CAの配置場所をなければ作成する
mkdir /usr/share/pki/ca-trust-source/anchors
# 独自CAを上記場所にコピー
cp *****.crt /usr/share/pki/ca-trust-source/anchors
# 証明書を読み込む
update-ca-certificates
上記を終えた後に、MSYS2を一度、終了させ、起動し直すと pacman コマンドを含めて、通信できるようになります。