「ウェディングプランナーとして」を語る前に伝えておきたいこと
今のわたしは、ウェディングプランナーといって
結婚するorしている ふたりと一緒に
結婚式を創っていくお仕事をしている
でも、ずっと心に引っかかってたことがある
それは
ウェディングプランナーと名乗ることで
結婚しない・したくない人達と距離ができてしまわないだろうか?
ということ
今は結婚は選べる時代だと思う
結婚してもしなくてもどちらだっていい
「誰かと一緒に人生をつくっていくことが幸せだ」
と思う人は結婚したほうがいいし、
「ひとりでお金や時間を自由に使って生きていきたい」
と思う人は結婚しなくたっていい
結局、結婚って自分の人生を豊かにするための手段だから
しないほうが人生が豊かだ・幸せだって思うならそっちが良い
昔は違った
1990年(今から30年前)は日本人男性の90%、女性は95%が結婚していた
結婚は就職(絶対しなくちゃいけないもの)みたいだった
今は人生の選択肢が広がっている
特定のパートナーがいなくても
誰かに助けてもらったり、自分が支えたり
人生のいろんな部分でパートナーをつくっていくこともできる
(仕事のパートナーはこの人、旅をするときはこの人、相談事はこの人みたいに分野によってパートナーをつくることもできる)
だから今を生きる私たちは
ひとりでも・ふたりでも・みんなと一緒にでも
好きな生き方を選んでいっていい
(もちろん周りから求められるものもあるだろうが・・・)
でも、そんな自由な生き方を選べる時代に
「結婚しなければよかった」
と後悔する人が世の中にはたくさんいる
今は結婚しても3組に1組は離婚すると言われている時代だ
それはとても切ないことだと思う
だから
人生の選択肢が広がった自由な時代に
夫婦や家族をつくると選択した人や
これからつくりたいと思っている人を
応援していきたい
とわたしは思った
夫婦、家族関係って本当に複雑で自分の気持ちや行動だけではどうにもならないことも多い
でも、せっかく人生を豊かにするために特定のパートナーをつくるのであれば
その人とより良い関係をつくっていってほしい
どちらかの意見を一方的に伝えあったり
相手はどうせわかってくれないと諦めるのではなく
尊重しあって、ふたりだけの新しい意見をつくっていける関係性を築いていてほしい
そうやって自分に起こる出来事や感情に一緒に向き合ってくれる
どんなときも味方でいてくれる存在がいるって
何よりの支えになったり、生きるエネルギーになったりする
自由な生き方が認められる今の時代だからこそ
誰のどんな人生も否定しない
ひとりひとりの自分らしい生き方を応援できる
そんな心があったかいウェディングプランナーでいたいし
あったかい世の中をつくっていきたいな