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第6回 R-Wars Third Seasonレポート[Week6]

こんにちは。デコリンと申します。
noteを開いていただき、誠にありがとうございます!

今回のnoteの告知ツイートに「RT」もしくは「いいね」やnoteに「ハート」、「コメント」を送っていただけると今後の執筆活動の励みとなりますので、何卒宜しくお願いいたします!

さて、今回は現在開催されているR-Wars Third Season[Week6]のデータの集計が終わったので、分析のまとめを皆さんに公開したいと思います。

何故、今回R-Warsのデータをまとめようと思ったのかを簡単に説明させていただくと、単純に「強いプレイヤーが集まるR-warsで活躍しているテーマが知りたい!!分析をしてみたい!!」という好奇心から今回分析をすることにしました。
私自身、情報を集めて分析をすることが好きで、以前からKC前などに[環境分析]として各テーマの採用スキル/採用札などの分析をしていました。

Sampleデコシート

上記の資料は前回のR-Wars Second Season [Week1~Week3]の時に作成した資料となります。スキルの採用率や採用札の構築枚数などのデータや情報を各方面から集め、統計を取り、各テーマごとに1つの資料をまとめたりしています。

現在の環境はデュエルリンクス自体のカードプールが大幅に増えたことで、常に採用札や構築が変化し続け、さらには多種多様のテーマが混在する環境となりました。そのため、どのテーマにも可能性があり、採用札やデッキの選択をするためには各テーマの情報が必須となります。ですが、各テーマごとの相性や採用札、構築などの情報を集めるのは一苦労だと思います。

このレポートではR-Warsで使用されたテーマの分布をはじめ、各テーマの詳細な対面勝率の他、Tierリストや各テーマで採用されているスキル・札の傾向を分析したデータを基に執筆しております。また膨大なデータの統計を取って分析をしているため、この記事に自信を持って皆様にお届けしております。
今回のレポートはそういった悩みを解決する手段の1つとして使用していただければと思います。
また今回のレポートはR-Warsに出場されない方にとっても有益な情報となる内容だと思っています。ぜひご覧ください!

また今回はサムネにもあるようにガイア成分多めでレポートを作成しております!ガイアでお困りの方がおりましたら、ぜひ参考ししていただければ幸いです。


R-Wars 3rd Season[Week6]データまとめ

8月16日~8月22日に行われたR-Wars 3rd Seasonの[Week6]のデータまとめになります。Week5のデータに関しては下記のリンクからご確認ください。また前回の環境分析も行っておりますので、宜しければ合わせてご覧ください。

もし今回作成した資料をR-Warsの配信等に使用したいという方がいらっしゃいましたら、DMやコメントをいただければと思います。ご連絡をお待ちしております!

では、早速まとめたデータを基に作成した資料をご覧ください。

◇◇ 使用テーマ分布 ◇◇

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◇◇  スターターデッキ分布  ◇◇

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◇◇  Week5 戦績表  ◇◇

戦績表(Week6)


環境考察

まずは使用テーマの分布を一緒に見ながらお話していきたいと思います。

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今回のWeek6の分布はこのような形になりました。このグラフおよび表のデータは試合で使用されたものを集計してデータ化しております。

まずシェア率TOPのオノマトをはじめ、次ぐサンドラの顔ぶれはWeek5と比較しても変わらず、両テーマとも安定した位置づけになっています。
ここで注目したいのはWeek5でTOP3だった「ハーピィ」を押しのけ、「ガイア」が再びTOP3へと舞い戻ってきました。前回のWeek5と比較し、今回の使用率は全体の約4%アップを確認出来ており、再びガイアの使用率が高くなっていることが分かります。ここで下記の資料に1度、目を通してください。

分布(表)

全体での分布資料ではガイアがシェア率TOP3に入ったという事実しか分かりませんが、資料の内訳をみるとシティではガイアの使用率がオノマトと同数の「40」とオノマトと並んでTOPに食い込んでいます。これはR-Warsのシティ(上位リーグ)ではリンクス内におけるガイアの評価が上がっていることが考えられます。
では何故、今回ガイアの使用率が高くなったのかを考察していきたいと思います。

❖考察Ⅰ:オノマト以外の上位テーマに対して微有利以上を取れる!?
リンクスにおけるガイアの評価といえば…
▸サンドラのカウンターデッキとして優秀
▸オノマトにめっちゃ不利

というイメージがほとんどかなと思います。では実際ガイアが現環境相手にどこまでやれるテーマなのかを今回検証してみました。今回は分布が多い上位5テーマ(ガイアは除く)に対する戦績をWeek3~Week6までをまとめてみました。

■上位テーマへの戦績一覧(Week3~Week6)
▸オノマト :24.3%(28-87)
▸サンドラ :67.3%(68-33)
▸ハーピィ :52.1%(24-22)
▸トラミッド:53.3%(8-7)

▸不知火  :47.8%(11-12)

Week3からのデータをまとめると確かにオノマトとサンドラに関しては前評判通りの勝率かなと思います。ここで注目したいのは「ハーピィ」「トラミッド」「不知火」への勝率になります。この3テーマに関しては解説付きで各勝率を見ていきたいと思います。

■vsハーピィ(勝率:52.1%)
この対面に関しては結果の通り「微有利」となります。その理由は以下の通りとなります。

Ⅰ. 「ハーピィの狩場」が機能しない
カース・オブ・ドラゴンの効果によりハーピィの狩場を破壊されるため、ハーピィ側のスキルが実質「ノースキル」となります。

Ⅱ. 聖杯・月の書・サイクロンなど速攻魔法の採用
ガイア側に採用されている聖杯や月の書などの速攻魔法がSCへの解答となり、SCの機能性が低下します。またサイクロンはハーピィ側の薄い伏せ(バック)に対して有効的であることが分かります。

Ⅲ. ガイア側の高初動率
ガイアの高初動率がハーピィよりも安定することにより、ガイア側の方が優位を取れます。


■vsトラミッド(勝率:53.3%)
この対面に関しては現状「微有利」となっていますが、対面の理論上かなり有利盤面を取れます。その理由は以下の通りになります。

Ⅰ. カース・オブ・ドラゴンサイクロンや聖杯の採用
聖杯などによるトラミッド側のフィールド魔法の張替えの妨害はもちろんのこと、トラミッド・パルスの効果発動にチェーンしてサイクロンを打つことで効果を発動できない点を始め、トラミッド側の墓地リソースを吐かることになるため、トラミッド側が非常に厳しい状況になります。

Ⅱ. 走破するガイアによる効果

走破するガイアによりバトルフェイズ中は効果を発動できないことから、トラミッド・スフィンクスが着地する可能性が低くなり、ガイアに押し切られることが多くなります。


■vs不知火(勝率:47.8%)
この対面は現状微不利となっていますが、理論上で解説をすると有利盤面を取ることが出来ます。その理由は以下の通りになります。

Ⅰ. メインフェイズにしか妨害出来ない
走破するガイアによってメインフェイズにしか妨害出来ないため、自分の罠を吐くタイミングが相手依存になるケースが多くなります。また妨害を当てたとしても竜魔導騎士ガイアにチェーンを組まれて1枚処理をされるため、バックを吐かされることになります。

Ⅱ. 弩弓やフレファイにアクセス出来ないと厳しい

走破するガイアに弩弓やフレファイで処理出来ないと、ガイア側のリソースが確保され、不知火側が押し切られる盤面が多くなります。またⅠ.でも説明した通り、メインフェイズにしか妨害出来なくなることで不知火の戦術に幅を利かせられなくなります。

❖考察Ⅰ:まとめ
前述した内容で考えると現環境に存在する上位テーマに対してガイアがオノマト以外のテーマには有効的であることが分かりました。ですが、現在の結果ではvs不知火の結果は考察通りの結果とはなっていませんが、理論上で考えると有利盤面を取れることを考えると今後、対面数が多くなることでより今回の考察が明確になると思われます。


❖考察Ⅱ:ガイア艦隊(2機以上採用)について
前述した通り、今回のWeek6ではガイアのシェア率が増加傾向にあることとガイアがオノマト以外の現環境テーマと相性がいい点を考え、各チームがガイアを「2機」以上採用しているのではないかと考え、全チームのオーダー内容を分析してみました。

■ガイア艦隊(2機以上採用)チームの内訳
▸シティ  :28.1%(9/32チーム)
▸サテライト:2.2%(1/44チーム)

シティでは艦隊採用率28.1%と物凄く多いわけではありませんが、サテライトと比較をすると歴然とした差があることが分かります。これは対戦相手の傾向や各チームの方針もあり、はっきりとしたことを言えませんが、シティとサテライトと比較し、ガイアに関する環境認識に違いがあると言っても過言ではありません。
ちなみに…
ここでガイア艦隊を採用したチームの対戦結果をまとめてみました。結果は5勝6敗とまずまずといった結果でした。敗戦の多くはオノマトにカウンターされて、狩りつくされることが多く、残りはガイア艦隊のミラー戦といった内容でした。オノマトが環境のTOPに君臨する現環境でこのガイア艦隊が「有効的」かと言われると現時点では「う~ん」といった感じです。ただし、相手の採用するテーマ傾向やR-Warsの環境的にはガイア艦隊の採用も非常に面白いなと思っていますが、今後増えてくるかは正直何とも言えません。

❖考察まとめ
考察Ⅰ+Ⅱより、今回の考察のから考えると、Week6で分布が再浮上した理由は
▸オノマト以外の上位テーマに勝ち越すことが出来る
という点から今回採用が増加したと思われます。また上記の点からガイア艦隊の採用も今回の分布の再浮上に影響していると考えられます。

その他のテーマに関してはここで特筆することはありませんので、次の考察に行きましょう。


◇◇  スターターデッキ分布  ◇◇

では次にスターターデッキの分布を一緒に見ながらお話していきたいと思います。

画像6

今回のWeek6の分布はこのような形になりました。このグラフおよび表のデータは試合で使用されたものを集計してデータ化しております。

まずTOPシェアのオノマトにはじめ、次いでサンドラが続く形となり、この2テーマが分布全体の約半数を占める形になりました。前回のレポートにも記載をしましたが、スターターデッキに関してはこの2テーマの固定化がより進んでいるかなと思っています。
その中で、今回3番手に就いたガイアはWeek5と比較してもさほど大きな変化はありませんが、密かに分布を伸ばしています。前述していますが、これはリンクス内におけるガイアの評価が変化していることが関与していると思われます。ここで下記の資料に1度、目を通してください。

スターター

スターター全体の分布資料ではガイアがTOP3に入った事実しか分かりませんが、分布の内訳を見るとシティとサテライトでガイアのスターターの採用数が異なることが分かります。シティでは採用数「9」とシティ内では採用数TOPとなる結果になっています。一方サテライトではガイアの使用数が「2」と分布の中でも最下位に属する結果となっています。分布の際にもお話をしましたが、ここでもシティとサテライトの採用数に差が生じていることから、ガイアに関する認識がシティとサテライトで差があるようです。
では何故今回ガイアがシェア率TOP3へと再び食い込んで来たのかを考察していきたいと思います。

❖考察Ⅰ:高初動率による安定性
ガイアの特徴といえば、スキルによる高初動率にあります。現在の一般的な構築で考えると初動率は85%~90%前後と現環境においてTOPクラスの安定性となります。

❖考察Ⅱ:現環境における立ち位置
前述していますが、ガイアはオノマト以外の上位テーマに対して微有利以上を取れることから、スターターとして幅広くテーマを見れるため採用しやすい環境であることが分かります。

❖考察Ⅲ:上振れたときのデッキパワー
これは個人的な主観が少し入っていますが、ガイアを分析すればするほど「高初動率のサイバー」という感覚があります。初動札以外に龍の鏡やダークフレア・ドラゴンなどの横展開はもちろん、聖杯や月の書などの解答札を引けたときのパワーは環境の中でも上位に食い込むレベルだと思います。

❖考察まとめ
考察Ⅰ+Ⅱ+Ⅲより現環境の中でガイアはスターターデッキとして1番優秀であると考えられます。もちろん対戦相手の傾向などを考えての採用と思われますが、安定感+上振れたときのデッキパワー、オノマト以外には微有利以上取れることから今回スターターのシェア率TOP3に食い込む理由が分かります。今回の結果で今後サテライトでもガイアの認識に変化が出始めれば、ガイアのスターターとしての優秀さがより明確になると思われます。

その他のテーマに関してはここで特筆することはありませんので、次の考察に行きましょう。


◇◇  主要テーマの勝率および相性表  ◇◇

では次に各テーマの戦績表を一緒に見ていきたいと思います。

戦績表(Week6)

それではこの戦績表を基に注目したいテーマをピックアップしてお話していきたいと思います。

■オノマト
勝率54.5%とメタが回っている中でこの勝率は流石に「化け物」と言っても過言ではありません。この勝率の大部分はvsガイアによる影響を大きく受けており、今回分布を伸ばしているガイアに対してオノマトは1番の解答になるため、各チームが相性をしっかりと把握した上で、積極的にガイアへのカウンターとしてオノマトを当てた結果だと思います。
今回の戦績を見るとWeek5に引き続き「ハーピィ」に負け越していることが分かります。これは前回のWeek5のレポートに記載をしましたが、これはオノマト側に採用されている「禁じられた聖槍」が大きく関与していると思われます。前回のWeek5のレポートに記載している内容に関しては下記に一部抜粋して引用しますので、ぜひお読みいただければと思います。
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※Week5レポートの一部抜粋した内容

❖考察Ⅰ:オノマトの構築に聖槍が流行っている
オノマトの構築を見るとサイクロンなどのバック干渉がメイン構築から外れ、代わりに聖槍が入る構築が多く見受けられました。これによりハーピィ側のSC+妨害札がある状況下で聖槍があまり機能しない点を考えるとオノマトが妨害を踏み越えらないケースが多いことが考えられます。ただし、最近構築の傾向が変化してきており、サイクロンをピン刺しするケースが増えてきました。このピン刺しがどれほど効果をもたらすかは分かりませんが、これによりもう少し変わる可能性があります。

❖考察Ⅱ:プレインコートがEx.枠から抜けている
現在のオノマトの構築を見るとプレインコートをメイン構築に入れる枠がなく、ハーピィに対しての有効な手立てを失っているような状況になります。特にR-Warsの形式上、オノマトはガイアへのカウンターデッキとして主に機能している傾向にあるため、ハーピィへの目線が減っていることが考えられます。またプレインコートが刺さるテーマがハーピィとサイバーくらいしか環境に存在しないため、採用候補から外れていることも関与していると思われます。

❖考察Ⅲ:対ハーピィのWeek3~5までの勝率の推移
まずはWeek3~5までの勝率をまとめましたので、ご覧ください。  ▸Week3:勝率75.0%(6-2)
▸Week4:勝率50.0%(10-10) 
▸Week5:勝率43.5%(10-13)

▸Total:勝率49.0%(25-26)

上記のまとめをみると勝率が徐々に下がってきていることが分かります。私が1つ仮説として挙げるのであれば、Week4あたりからオノマトの構築に「聖槍」が定着しはじめたと認識しているため、それが関与しているのではないかと考えています。


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上記抜粋した内容を含め、今回のvsハーピィの勝率を見ていきたいと思います。今回のvsハーピィの勝率は47.4%と前回に引き続き、負け越していることが分かります。では改めてWeek3からの戦績表をまとめて抽出したいと思います。

▸Week3:勝率75.0%(6-2)
▸Week4:勝率50.0%(10-10) 
▸Week5:勝率43.5%(10-13)
▸Week6:勝率47.4%(9-10)

聖槍がオノマトのメイン構築に定着され始めたWeek4から徐々に勝率を落とし、負け越していることが分かります。
聖槍はvsサンドラ・ガイアやミラーマッチにおいて非常に重要な札の1枚として機能しています。そのため、現在の構築から聖槍を抜くことは非常に難しいことが考えらます。
また最近のハーピィの構築で1つ変化が出始めており、これがオノマトにとってはバッドニュースとなる内容です。それは天罰をはじめとする「スペルスピード3:カウンター罠」の採用が徐々に増加している件です。今のオノマトは規制によりガガガシスターガガガヘッドがリミット2となり、デッキコンセプトから以前よりもこの2枚の重要度が高くなっています。そのため、聖槍などが機能しないスペルスピード3の天罰(カウンター罠)をこの2枚に当てられると一気に状況が不利になります。

まとめると…
▸聖槍がハーピィに機能しない。でもサンドラやガイア、ミラーマッチを考えるとメイン構築から外せない。
▸ハーピィ側に「スペルスピード3:カウンター罠」が増加傾向にある
以上の点からR-Warsでのオノマトはハーピィへのカウンターデッキとしての機能はせず、むしろvsハーピィの対面勝率が今後も低下していくのではないかと予想しています。


■サンドラ
勝率43.3%とガイアやトラミッドをはじめとしたメタテーマが現環境で回ってきているため、この勝率はもはやしょうがないかなと思っています。ただし、ここで興味深いデータを入手したので、皆さんに公開したいと思います。まず下記のデータをご覧ください。

▸Week6でのサンドラvsガイアの対面勝率(サンドラ側の勝率)
シティ  :50%(8-8)
サテライト:23%(3-10)

ここで皆さん「おー!」となりませんか?ではもう少し深掘りして過去のデータを見ていきたいと思います。

▸Week5でのサンドラvsガイアの対面勝率(サンドラ側の勝率)
シティ  :26%(4-11)
サテライト:10%(1-9)
▸Week4でのサンドラvsガイアの対面勝率(サンドラ側の勝率)
シティ  :9%(1-10)
サテライト:50%(2-2)

上記3つのデータを見ても分かるように過去の戦績ではガイアに対してシティとサテライトともに負け越していることが分かります。ですが、今回のWeek6ではシティ側が勝率50%と大きく改善していることが分かります。今回、シティ側が勝率を大きく改善できた理由に1つ仮説するとすれば

▸サンドラの薄型がシティでは流行している?

という点です。全チームのサンドラの構築を分析出来ているわけではないので明言は避けますが、
▸ガイアやトラミッドといったメタが現環境下で回っている中で、サンドラ側は状況を大きく打開できるレヴィオニアへの早期アクセスが求められる環境である
▸薄型にすることで初動率を上げ、ガイアやトラミッドのワンキルを防ぐ
これらの点を考えると薄型サンドラがR-Warsでも流行しててもおかしくはないかなと思っています。

ここで、「じゃあ薄型のサンドラが流行ればレヴィオニアに早期アクセスしやすくなるし、トラミッドの対面勝率も変わるんじゃね」と期待して、同様に確認しましたが、ここに載せるほどでもないくらいお察しの内容でした。やはりトラミッドには勝てない…
サンドラも構築面に大きく変化が出ているようなので、次回以降この点の深掘りが必要そうかなと思っているため、Week7でのレポートをお楽しみにお待ちください。


■ガイア
勝率52.0%とオノマトが大流行している環境下でこの勝率は非常に良い結果かなと思います。上記でガイアについては多く触れているので、ここにはあまり記載をしませんが、オノマト以外のテーマに関してはほぼフラットもしくは微有利以上の結果を残せています。今後ガイアの推移がどうなるかは読めませんが、個人的にはガイアがどの対面に当てるかによって大きく構築に変化が出ると考えています。ですが、ガイアの構築に関してまだ情報が少ないため、Week7のレポートもしくは私のTwitterで情報を共有しようかなと思っていますので、もう暫くお待ちください!


■ハーピィ
勝率49.1%と前回のWeek5から大きく勝率を落とす結果となりました。前回同様に有利対面であるトラミッドや不知火に対してしっかりと勝ち越せていますが、不利対面であるサンドラをはじめ、Week6で再浮上したガイアに大きく負け越している点が今回の勝率を落とす結果になったと考えられますが、そこまで悲観する内容でもないと思っています。結果自体が有利/不利を明確に出来ている分、対策も取りやすいです。そのため、Week7ではどう変化してくるのか個人的には楽しみであるテーマです。


■トラミッド
勝率59.4%と対面数は少ないものの驚異の数字を出してきました。この勝率はvsサンドラへのカウンターがしっかり機能していることを物語る内容かなと思います。vsサンドラ以外の対面に関しては対面数も少なく、特筆することはありませんが、サンドラへのカウンターデッキとしてともに分布しているガイアとの住み分けが出来てきた証拠でもあるかなと思います。


その他のデッキに関しては別段特筆することはありませんが、1つ1つを見ると非常に興味深いマッチアップなどはいくつか存在します。ただしマッチアップ数が少ないため、今回はここに記述せず、次週のR-Warsで期待をしたいと思います。


◇◇  Tierリスト  ◇◇

さて、次は上記の戦績表を基にデコリンが独自のTierリストを作成したので、そちらを見ながらお話していきたいと思います。
まずは作成したTierリストを下記に掲載したので、ご覧ください。

Tierリスト(Week4 )

主要テーマの勝率と相性表を基にTierリストを作成しました。
今回はR-Warsの戦績およびシェア率を参考に、各テーマの構築や採用札の傾向を分析した上で、Tierリストを作成しました。リストを作成する時にかなり厳選をしたため、リストに入れたかったテーマがいくつもあります。その点を踏まえた上で、今デコリンが分析をした上で環境をこう捉えていると思っていただければと思います。また冒頭でもお話しましたが、今の環境は採用札や構築によっては相性が変わりますので、あくまでも参考程度に見ていただければ幸いです。

前回のWeek5から更新した点は
▸サンドラがTier1から2へ降格
▸ガイアがTier3から2へ昇格  となります。

まずTier2へ降格サンドラに関しては
▸現環境でメタが回り過ぎている
▸R-Warsにおける環境テーマと比較すると初動率(安定性)が大きく欠ける
上記2点を中心に評価しています。

次いでTier2へ昇格したガイアに関しては
▸R-Warsにおける環境テーマと比較すると初動率(安定性)がスバ抜けて安定している
▸オノマト以外の環境上位テーマに対して微有利を取れる
上記2点を中心に評価しています。

この2テーマに関しては今回前述している内容も含めると納得の位置づけかなと思っています。

今後、新BOXの実装も決定しているため、この環境がいい意味で変化してくれることを期待しながら、次回のWeek7レポートを楽しみにしていただければと思います!


あとがき

以上、R-Wars 3rd Season[Week6]の環境考察でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

Week7では新BOXも実装になるため、環境にもある程度の変化が及ぶかなと思っています。そのため今回のレポートで現環境をしっかりと把握した上で、新環境を楽しんでいただければ幸いです。

常に重箱の隅まで調べ上げる意識を持って分析をしているため、今回のnoteも自信を持って、皆様に提供させていただいております。なかなかここまで調べ上げているnoteはないのではないかと思います。引き続き、皆様にとって有益な情報となるように頑張って分析をして参りますので、応援していただけると嬉しいです!
また最後になりますが、今回のnoteの告知ツイートに「RT」もしくは「いいね」やnoteに「ハート」、「コメント」を送っていただけると今後の執筆活動の励みとなりますので、何卒宜しくお願いいたします!

この記事が皆様の有益な情報となり、少しでもお力になれたら幸いです。
今後とも宜しくお願いいたします。

※このレポートに記載している内容は営利非営利関係なく、執筆者の許可なしで転記、転載などを含む2次利用を禁止とします。ご理解の程宜しくお願い致します。

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