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社会変革推進財団と共に「インパクト測定・マネジメント」への取り組みを開始

デコボコベース株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:上岳史)は、一般財団法人社会変革推進財団(SIIF)の支援を受け、当社事業がどのような社会課題を解決し、どのような社会的価値をもたらすのか、を可視化する「インパクト測定・マネジメント」への取り組みをスタートしました。

■インパクト測定・マネジメント取り組みの背景

持続可能な社会の構築に世界的な関心が高まるなか、企業も収益性などの経済活動だけでなく、社会への貢献度によって評価される時代となりました。また、NPOなどの非営利組織においても、社会課題解決への貢献度を明らかにしようという動きが出てきています。企業や非営利組織の活動やサービスが、社会や環境に与えた変化や効果を可視化するのが「インパクト測定」、社会的な効果に関する情報にもとづいて事業改善や意思決定を行い、インパクトの向上を志向することを「インパクトマネジメント」といいます。

(引用:https://www.siif.or.jp/strategy/impact_management/)

デコボコベース株式会社は、障害児通所支援事業からスタートし、就労移行支援事業、 自立訓練(生活訓練)事業などの障害福祉事業をソーシャルフランチャイズという事業モデルで全国に展開しています。当社のノウハウをシェアすることでスピーディーに全国に支援の手を広げ、もともと福祉と無縁の事業会社に福祉事業参入の機会を提供し、地域で生まれた事業利益を地域に還元することで、単なるフランチャイズにとどまらない福祉業界全体への持続可能性をもたらしています。

そうしたことから、当社はいわゆる営利追求の会社ではなく、「凸凹が活きる社会を創る。」というビジョン達成に向けて活動する「ソーシャルカンパニー」であることを志向してまいりました。そこで、当社が提供する社会的価値を、今後売上・利益ではなく「ソーシャルインパクト」というかたちで可視化および計測できないかと考え、今回の取り組みに至りました。

■プロジェクト概要

ソーシャルインパクト

「当社が提供する子どもから大人まで発達に凸凹がある方を中心とする社会的・経済的自立に向けた支援を通じて、その利用者と家族、および社会全体にどのような効果・価値をもたらすのか」を見える化し、成果の計測を試みます。

現在は、SIIFの監修のもと、当社のサービスがもたらす効果・価値を論理的かつ構造的に見える化するためのロジックモデルの策定、成果の計測を試みるためのKPIの設定を行っております。今後については、インパクトマネジメントレポートの初号発刊時に再度、お知らせいたします。

一般財団法人社会変革推進財団(SIIF)
日本財団の助成金を受けて活動している当財団は、2013年よりインパクト投資に関する調査研究に着手し、GSG国内諮問委員会の設立や賛同メンバーの招集を皮切りに、これまでインパクト投資における提言書や現状を記した報告書の発行、金融庁との共催で金融機関等との勉強会の開催などインパクト投資の推進のための活動をしています。様々な社会課題が山積する日本において、自助・公助・共助の枠組みを超え、社会的・経済的な資源が循環する社会の実現を目指し活動をしています。

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