子供に適した環境を選ぶ。3つの保育園に通って感じたこと
保育園待機児童が非常に多いエリアのため、
息子は1歳から卒園まで3つの保育園に通いました。
園それぞれ特徴があり、ここで子供に適した環境を選ぶことの大切さを痛感しました。
息子が生まれた当時は、まだ認可保育園の整備も進んでいなくて、選択肢などなく、とにかく入れればどこでもありがたい、という状況でした。
2歳までしかいられない認証保育園に何とか入れました。ここは食育、絵本の読み聞かせ、外遊びに力を入れていて、息子が健やかに育っていることを実感出来、とても居心地が良いところでした。
その後、家の近くの認可保育園に入れることになり転園しました。
前にいた認証保育園と違って大規模で、効率重視、画一的な感じがしました。運動会で、まだ月齢差が大きい年少クラスのダンスが非常に難易度が高くて早生まれの息子を含め、数人はまったく踊れていません。
先生方はメモを見ながら会をスケジュール通りに進行することに必死な印象を受けました。
私は、転園したことを心底後悔していました。家から近くて、認可なので保育料も認証に比べると安くて、就学までいられるけど、そういった条件面では代替の効かない価値が前の園にあったと。
そして新設保育園も増えて、引っ越しをしたこともあって、3つ目の保育園に転園をしました。
そこはモンテッソーリ教育を学んだ園長先生の影響で、子供の個性を認め、のびのび自由に、と言う方針でした。運動会では先生のピアノの演奏に合わせ子供たちがそれぞれお思い想いに自由に躍動する様子、自分のできる範囲のメニューをこなして誇らしげな息子の表情を見て、転園して良かったなぁと感じたものでした。
息子自身はまだ幼く、この頃の記憶もあまり残っていないかもしれません、もしかしたら私自身だけの問題なのかもしれない、とも思いますが、だからこそ環境を選ぶのは親の仕事だ、と思いました。
それが私立小学校お受験に向かったのかもしれません。