投薬について考える
自由伸び伸び系の私立小学校に通う発達障害グレーゾーン息子の日常です。
2022年度の私立小学校の考査も、国立や私立の一部を残してほぼ一段落したころと思います。
数年前は、考査さえ終われば、合格さえできたら、、、子供に関する悩みはすべて解消される、、、そんな風にさえ思っていました。
実際は、息子の特性も、親の悩みの種類も、形を変えて今も続いています。
むしろ、今の方が苦しい、かもしれません。
保育園時代は、息子の特徴もそこまで目立つほどではなかったのですが、
周囲がだんだん成長してきて、いわゆる、空気を読むような術を習得していく中で、息子のマイペースさが際立ってきているように思います。
椅子に座っていられないわけではないけれども、ガッタンゴットン、常に動かしていたり、
今は先生の話を集中して聞いていなくてはいけないシーンで、ツンツン他のお子さんにちょっかいを出したり、
家族で出かけても、急に走り出してどこかに行ってしまったり、
目の前に気になることがあるとそれを我慢できない、いわゆる衝動性が抑えられない。
お薬で、そういう症状は抑えられるというのは知っています。
現に、発達外来の先生からは試す価値はあると言われています。
薬を飲んで落ち着いてきた、集中して宿題にも取り組めるようになった、という話も聞いています。
でも、まだその決心がつきません。
何故かと言うと、息子自身が困っているように感じないのです。
息子は毎日元気に学校に通っていて、楽しいようです。周囲にどう思われているか、きっと「あいつ、変な奴」と思われている節もあると思うのですが、本人は気にしていない、気づいていない、、、
学校の先生からも、学校として投薬を積極的に進める状況ではない、と言われています。電車を乗り継いでの登校も、一応大きなトラブルなく出来ている(小さなトラブルはいっぱいあります)。
とすると、親のストレス軽減のため?それで投薬と言うのもどうなんだろうか、、とここ数年ずっと悶々としています。