憧れの空間を手に入れよう!アメリカンヴィンテージインテリアのスタイリング
カリモクの本革ガルボロゼ色のソファを主役にスタイリングをしてみました!
ヴィンテージ家具とアメリカの発展
1940年代
・当時建てられたそのリビングルームには、ダマスク織のカーテンなど、クラシックな30年代の特徴が残る
・ミッドセンチュリーモダンデザインムーブメントの始まりは、1940年代。本格的な繁栄は、第二次世界大戦終。
・アールデコとアールヌーボーは、1940年代前半にはまだ人気である
・キッチンはかなりコンパクト
・室内装飾品での花柄は人気がありましたが、次第によりモダンなデザインへと変わっていく。
・19世紀の流行だったシノワズリは1930年代に復活後、の存在は1940年代まで続く
・伝統的な花のモチーフからより抽象的なデザイン入りの壁紙は1940年代に非常に人気
1950年代
・バタフライチェアが1951年にパブリックドメインになると、その人気は爆発的に高まり、10年で約500万部が生産された。
・ロピカルなモチーフが、インテリアだけでなくファッションにも大流行
・白黒の市松模様のリノリウムの床と言えば1950年代の代名詞だとか
・新しい電化製品のためのスペースが必要になったためキッチンは50年代に大きくなり始めた
・ミントグリーンとベビーピンクは、インテリアデザインで最も人気のある2つの色で、赤いアクセントとの組み合わせがよく見られた
1960年代
・1960年代に入ると、照明デザインや家具の形状も大きく変わった。
・60年代後半のデザイントレンドは、つまり壁のオプアートやカラフルなインテリア
1970年代
・毛足の長いカーペットは70年代の流行。
・キッチンは70年代半ばまでにますます近代的に
・レンドカラーはピンクと赤、ティールブルー
1980年代
・リビングルームに花柄の壁紙、白いソファ、パステルピンクのカーペットは80年代象徴のようです。
・オープンコンセプトのフロアプランが大流行、アイランドキッチンやペニンシュラキッチン等
・花柄のソファに変わり、コンテンポラリーなソファへと
・インテリアカラーはパステルカラーや明るい色が人気
1990年代
・パステル調のソファに花柄の壁紙と模様入りのラグを組み合わせは定番
・バスルームにはタイルが使われ、籐の家具も使われていた
・90年代の人気色は、ベージュ、くすんだ赤、セージグリーン、サンシャインイエローなど、温かみのある地中海の色合い
・スポンジ塗装の壁もトレンド
・縞模様、格子縞、花柄の室内装飾品
・キッチンの木製キャビネットと白い電化製品の組み合わせ
・次第に家具の色合いはより暗いカラーになり、多くの場合、こげ茶などの家具が置かれるようになる。
・革製のオットマン、ルネッサンス様式の静物画など、旧世界の雰囲気も登場
アンティークとヴィンテージの違い
100年以上が経過した古いものに対して使われる言葉が「アンティーク」なのに対して、アンティークよりも年代が新しいけれど古い味わいが出ているものを「ヴィンテージ」と指します。
ミッドセンチュリースタイルとの違い
ミッドセンチュリーは、1940年から1960年代のアメリカで主流だったデザインスタイルで、モダンで機能的な特徴があります。代表的なデザイナーには、アルネ・ヤコブセンやチャールズ&レイ・イームズがいます。
アメリカンヴィンテージ
これに対し、アメリカンヴィンテージはアメリカの過去の時代を反映するヴィンテージなアイテムを指します。これには、20世紀初頭から1970年代までの様々なスタイルが含まれ、ミッドセンチュリー以外の時代の要素も含まれることがあります
「ヴィンテージ家具」と「ヴィンテージ風家具」
ヴィンテージ家具には本物の、大切に古くから使い込まれたヴィンテージ家具以外にも、ヴィンテージらしいデザインや質感を新品で再現したヴィンテージ風のものが多く出回っているのです。
ヴィンテージ家具には、ならではの使用感があります。その歴史が大きな魅力で、例え同じ型のヴィンテージ家具があったとしても、それぞれ別の使われ方をしてきているので、まったく同じものはないでしょう。
一点ものであるがゆえに、見つけるのに手間が掛かったり、手に入らないということもあります。例えばチェアなど同じモデルのものを複数取り入れたい場合は、見つけ出すのなかなか難しいかもしれません。
そんな時は揃えやすい現行品のヴィンテージ風の家具を検討されるのもおすすめです。
木製のヴィンテージ風家具には、本物の古材や、あるいは無垢材のものを選んでおくと本格的な雰囲気で見栄えのする空間が楽しめるかと思います。
新品のヴィンテージ風家具の合板はチープな印象を受けるものが多いので、吟味が必要ですね。