予算内でも妥協しない内装デザインを実現!
リノベーションや、新築、住み替えや模様替えに至っても
構造や間取りのお造りから、
ご要望のデザインが、できないことがあったりします。
また、予算面でもご希望のデザインや内装が
できないこともあったりします。
当初、思い描いていたデザインやイメージを
あきらめられない…
お困りのご相談や
実際のお打ち合わせの場面でもよくある
お悩みパターンです。
100人いれば100通りの家に住み、
そのデザインや間取り、置く家具など同じものなど
一つもないように、条件はそれぞれ異なりますが、
お客様が、最初のイメージを変えずに、別のご提案で
新しい発見や、ご納得していただけた時に
私個人的には仕事の意義を感じます。
また、お客様にとっても、喜んで頂ける瞬間だと思います。
今回は予算面から見る、代案のアイディアを紹介します。
お打ち合わせで実際にお客様とのやり取りをしていく中での
事例を合わせて紹介していきます。
コスパを上げるご提案
アクセントとしてタイルの壁を考えていた場合
①選ぶタイル自体のお値段
②貼る箇所の大きさ(広さ)
③割付
等によりお値段が変わっていきます。
お客様がコストに悩む場合
コスパが本当に良いのかをお客様と
一緒に考えます。
せっかくのタイル、ちゃんと見せてますか?
-本当にその場所に必要か?-
キッチンの冷蔵庫うらの壁や
キッチンカップボード周辺の壁などにアクセントタイル。
確かに素敵です。
多くのSNSでも見られるように、
実際のご要望も多くあります。
ただコスパを考えた場合では…
キッチンのカップボード天板の上には
電子レンジや、ケトルなどを置いて使う場合は
やはりタイルのアクセント感が、少し霞んでしまうように思います。
また、キッチン内にお客様が入るケースは少ないかと思います。
タイルの魅力の一つは、その固有の質感や
表面の凹凸、そして光の反射による独特な美しさです。
タイル特有の立体感や質感。
その魅力を最大限活かすには
もっと来客者の目に留まる、視界に遮るものがない
フォーカルポイントへもっていく
そんな方法もあります。
それから、キッチンの壁に貼った場合よりも
お手入れ具合は簡単になるでしょう。
間取やお家自体の広さにもよりますが、
貼る範囲を狭くしても
ぐっと効果的に演出することも可能です。
例えば玄関などのニッチスペース…
玄関先のお客様へも
自慢のタイルをお見せできます。
例えば、絵画のようにタイルを演出をしてみるのも
いいかもしれません。
タイルの単価を下げて魅せ方勝負!
-貼りかたで個性を出す-
個性あるタイルはやはり存在感はありますね。
素敵です!
ただ、コスト問題があったりします。
そんな場合には
タイルの貼りかたで個性を出すのもひとつの手です。
たとえば、こちらのタイル
タイル1枚を見ると
かなりシンプルで
一見、個性が無いようなデザインですが
貼り方一つで印象はがらりと変わります。
貼る場所
目指す雰囲気
出来上がりの印象
施工範囲により
変わってきますが
全体の印象や
存在感は
個性派タイルとも対等に勝負出来ちゃいます
実例です↓
天井木目をクロスで実現
天井に木を施して、一気にお洒落空間へ
こちらも人気の
デザインパターンかと思います
予算に余裕がある方は
迷わず木質系の仕上げ材を
候補に上がるかと思います
賢く選んで、見劣りしないデザインを実現
予算が多いにある方や
絶対的なこだわりがなく
予算検討が必要な場合に
下記の条件が揃っている場合は
私は、クロスをご提案することが多いです
①壁でなく天井に木目
②他の部屋は木質系を使わない
③予算に悩まれている
この場合はもちろん、
見栄えのするクロスをご提案させていただきます
ただ、同じメーカーの木目柄クロスでも
リアルに見えるのもと
嘘っぽく見えるものが
混在してます(私見です^^;)
正しいものを選べば←重要です!
凹凸、色合い
今のクロスの再現技術は侮れないのです
「全然わからないね」
「クロスで良かったわ」
そんなご意見よくいただきます
天井という箇所から
至近距離で見ることはほぼない上に
上を見上げて生活する人は少なく
照明器具などが先に目に映ることが多かったりします
内装デザインやスタイリングにおいて、
予算が限られていてもクオリティを犠牲にする必要はありません。
アイディアや賢い選択により、コストを抑えながらも魅力的で個性的な空間を実現できます。
自分らしい素敵な空間を実現しましょう。