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サンワカンパニーと裏事情
最近はSNSでも多く見かけますね、
『サンワカンパニー』
注文住宅やリフォームをお考えの方は
もしかすると耳にしたことがあるのではないでしょうか?
多くの内装材と住宅設備などを
取り扱っています。
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洗練されたデザイン、スタイリッシュなプロポーションが特徴的です。
数多くのグッドデザイン賞を受賞してますね。
また、特徴としては、シンプルで最小限のデザインにこだわった
そんな商品を提供しています。
素敵な洗面台や風呂、キッチン、タイル、建具等の
様々な内装資材の取り扱いがあります。
他メーカーと異なる点
お値段に関しては
シンプルで明確なのです。
「ワンプライス」がウリなのですから。
…誰が買っても同一条件同一価格の「ワンプライス」で商品を提供します。
そんなサンワカンパニーですが
ハウスメーカーや大手リフォーム業者などからは
嫌煙されがちなのが実情です。
ハウスメーカーによっては、施主支給をお願いするケースや
代替え案を進められることもあったりします。
…誰が買っても同一条件同一価格の「ワンプライス」で商品を提供する
サンワカンパニー
施主視点ですととても分かり易いのですが…
その「ワンプライス」がネックなのです。
他の多くのメーカーは、直販は行ってないのです。
メーカーが決めた定価から各取引先への掛け率(割引率)が適用されます。
なぜ快諾されない?
ハウスメーカーの裏事情があったりします。
ハウスメーカー側の立場から考えてみましょう・・・
1.利益問題
通常、選んだ商品の仕入れ値と出し値の差額は、ハウスメーカーの利益に上積みされます。
「ワンプライス」の特性上、仕入れ値=出し値となり
利益に加算しずらいのでしょう。
2.施工問題
例えばキッチンをサンワカンパニーと決めた場合、いつもの下請けさんだとNGの場合があります。
そうなった場合は、新たに手配の手間やプラスでの人件費を検討しないとなりません。
一方、よく聞く住宅設備メーカーはメーカー施工といって、メーカーの技術を持った職人さんと一緒にキッチンが納品されることが多いのです。
保証も、住宅設備メーカーが持ちますし、責任の所在がはっきりとしているので、扱いやすさはあるでしょう。
3.不慣れ
大手のハウスメーカーほど「標準仕様」なるものがしっかりあります。
いわゆる、「いつもの」なんです。
標準仕様外のなれない商品はであれば、イレギュラーであり、責任もあるので腰が重い…なんてこともあるでしょう。
また、担当者の想いとは裏腹に
上司からは利益率を背景に無言の圧をかけられている、
なんてケースもあり得ます。
ざっくりとあげてみましたが、全てがどのハウスメーカーにもあてはまるわけではありません。
参考としてくださいね。