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水が合うか合わないか
水が合わない
土地の環境になじめない。また転じて、組織などに適応できない。「新しい職場の―ない」
【デジタル大辞泉の解説】より
私の東京に対するイメージはあまり良くない。今までの(そこそこ長い)人生の中で日本の東方面で生活したことがないのに加え、テレビにしろ雑誌にしろスポットライトが一番に当たるのは東京が多いことへの嫉妬(笑)もあるのだろうと思う。自分に縁がない土地なのだと思っているかやか余計に『けっ、東京東京ってさー。人が多いだけやん』と捻くれた言葉を吐いていた。完全に観光や用事で『行く』所だと思っていた。
でも何事も先のことは分からない。今日から娘はそんな苦手な都市の住人だ。時計は過去から未来への流れじゃなく、未来から過去は流れていくものだと捉えると今までの私のアンチ東京発言は娘が東京住みになるという事への大きな前フリだったのかもしれない。
諸々の手続きのため、1人で東京に来ているけど来る度に東京人=冷たい、というイメージは壊れていく。たいていの人は親切だ。そして距離感が絶妙だなと思う。付かず離れずのスマートさをそこここで感じる。京都人も距離感が絶妙だけれどその距離の中から滲み出てくる『行けずさ』もまた苦いのでその辺は大いに違うと思う。
こうして良いイメージが多くなってきた東京。でも今日は1つ、馴染めないかもしれないものを見つけてしまった。それが
水。水道水。
ポットで沸かしてお茶を飲もうとしたら物凄いカルキ臭。ポットの不備かと沸かし直したり、鍋で数分沸かしてカルキを飛ばしたりしたけれど…どうしてもダメだった…。もしかすると引越ししてすぐなのでそのあたりの問題があるのかもしれない。でもこのままずっと無理かもしれないねと娘と話してミネラルウォーターを調達することに決めた。
水が合わないっていう慣用句は「土地や環境に馴染めない」という意味がある。でも今回の[水が合わない」はこの文字面どおりだ。土地や環境は悪くない。水のにおいが苦手で娘は生活出来るのかと一瞬不安になったのだけど、すぐに『ああ、大丈夫だ!』と確信出来た。それは私自身が一度通って来ている道だからだ。
学生時代に京都に来た時にその水の酷さ(沼の水かと本気で思うほどの臭いに感じた)に閉口した。水が必要な素麺類は食べられなかった時期もあった。そんな私もいつからか完全に慣れて水のにおいは全く感じない。歳を取って味覚が鈍感になって来ているのかもしれないが(笑)。そう思うと「水が合う」とはよく出来た言葉なのだな。
娘はまだ若い。きっとあっという間に水にも仕事にも生活にも慣れるだろう。今は感染症云々で状況が日々刻々変わるけれどきっと持ち前の芯の強さで乗り切っていくことと思う。とにかく元気で毎日を十二分に楽しんでくれる事を親は祈るのみだ。
早く、水があなたに合いますように。
さ、今日もこれから引越し手伝いです。外出自粛時期でもあるので部屋に篭って生活整えますかね!( •̀ᄇ• ́)ﻭ✧
今日の1ポイは夜に。
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娘宅のエアコンが故障してて全く効かず部屋が冷蔵庫並みに冷えてどうしようもなかったので急遽ホテルを取り、午後からはホテル待機に予定変更。あのまま冷蔵庫の中のような部屋にいたら体を壊してしまいそうで…。ちなみに外は朝方から雪。駅から少し歩いただけでも傘には雪がたっぷり。
今年は暖冬中の暖冬だったので、今年初の本格的な雪&積雪になった。桜が咲く中での積雪とは本当に不思議な春だなぁ。
さてと。
今日の1ポイ【84/100】飲み残しワイン
本当は持って帰っても良かったのだけど荷物の関係上ポイッと。もったいないんで今日は反省しながらのポイ。ごめんやで。