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◯十年前の朝に

何十年の前の朝、二階から父が母を抱えて降りてきてそのまま病院へ行ったのだそうだ。寒い小雪が舞う日だったらしい。そんな話を小さい頃に近所のおばちゃんに聞いた。出産近くまで逆子で夫婦共々心配していたこと、ひな祭りぐらいが予定日だったのに早くに陣痛が来てかなり慌てていた事などその日の様子をたくさん教えてくれた。どういう流れでこの近所のおばちゃんとこの話になったのか全く覚えていないけれど自分が生まれた日の話、それも少し離れた所からの話は新鮮でその時の感情を今もしっかり覚えている。

実は気が小さかった父は相当テンパってただろうな
母も予定より早くて怖かったかもなぁ

2人がその時どんな様子だったかを想像するのは、タイムトラベルものの映画みたいにその日を覗き見てるような感覚がして楽しい。

 冬のこの時期は寒くて辛い事も多いけど、私が冬がどうしようもなく好きな気持ちはこんな所からも来てるのかも、知らんけど(笑)。

取り立てて特技なんて何もない私だけど親は私を産んで育てる事に本当に真剣だったのだと思うと本当に感謝しかない。

年齢を重ねれば重ねるほど、自分の誕生日は親をはじめ、周りの人への感謝デーになる。こんな私だけどこれからもよろしくと。

明日あたりは名前について書いてみようかな。

今日の1ポイは家に帰ってから。

ポイするものがそろそろ尽きてしまいそう(笑)。

今日の1ポイ【35/1000】ブラシの髪の毛

ポイするものがなくなってきたので今日はブラシを綺麗にしてお茶を濁す(笑)。でも綺麗になると気持ちいいな、やっぱり。