人のためならず
耳がちょっと遠いなと感じていた辺りから表情のバリエーションが減り、仮眠傾向にある(現在進行形)舅は五分前の記憶が時々曖昧だ。昔の出来事は生き生きと語れるし思考だって何も変わらない。ただ新しい記憶の上書きがうまく出来なくなったようだ。VTRやカセットテープの爪を折ると録画(録音)できなくなるあの感じがまさに今の舅だ。ただ五分前であっても自分が行動した記憶(清潔習慣だったり食事だったり)はしっかり持っているのでここはありがたい。だた単に何度も同じ説明をしなきゃならないことが増えただけだ。
そんな中、つい先日書店でこの本に目に止まりすぐさま購入。
認知症グレーゾーンからUターンした人がやっていること
舅の一助になればと読み始めたのだけど、次のチェック項目で背筋が冷える。
認知症グレーゾーンの警告サイン
10個中3個以上ある人が認知症のグレーゾーンの疑いがある、らしい。
…..これはやばい。何なら私はかなり若い時からもうこのグレーゾーンに突入していた疑いもあるじゃん。
舅のためにと買った本が自分のためになってしまった。この本はこのチェック項目あたりで呆然としてしまって最後まで読めていないので早々に読み切って私も舅と一緒に「Uターン」せねば。
追記:ここまで書くのにミスタッチや検索やらで30分もかかってしまった。段取りも作業効率も落ちてきてるんだよなぁ。