22.2.26 泥水を濾過する時に大事なこと【754日目/1000日】

記録って大事

記録って本当に大事。情報が多種多様でその流れも早くなったこの頃だからこそ記録をしておかないとあっという間に忘れてしまう。忘れるだけならまだしも今はこの忘却に「脚色」する人たちもいるから、せめて自分の周りで起こったこと、自分の気持ちはどこかに書き留めておかないととここ数日で強く感じている(その割に毎日のnoteはサボり気味なのだけども)。

去年のnoteを読んでいて、一昨年2020年の今頃の様子を思い出した。

二年前は一斉休校だったのか

2年前の今日あたりに一斉休校が決定したらしい。この疫病は2年ぐらいで終息するだろうとも言われていたのだけど、2年後の今はあの頃よりも蔓延し学級閉鎖や学校閉鎖は決して珍しくもない。私の周りでも感染したという情報がしょっちゅう聞こえ、私自身もいつ感染してもおかしくないなというぐらいには蔓延している。それでも一斉休校はしない(もちろん効き目のないマスク配布もされる予定はない)し、街はいつも通りに動いているのが不思議でならない。オカミがどんなおふれを出してももう耳に入らない風だし、何ならそれに反対する人たちもいる。どう見てもカオス。

感染症に関して私は全くの素人でよくわからないことだらけだけど、良く分からないことを前にした時に取る行動は私の中である種のフィルターになった。よく分からないものに対しては慎重にあるべき、と私と同じように感じる人が結局一番心地いい。

泥水を水にする濾過器

このカオス状態での対処方法を考える時、私はいつも泥水を水に濾過する過程を思う。

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(喜多方水道課ホームページより引用)

賢い人は慌てない、騒がない

この濾過器の作り方の最終段階は

ろ過したい水をしずかに入れていきます。入れた水がゆっくりろ過(か)されてキャップから落ちていきます。

なのだ。泥水だって方法を間違えず、慌てずゆっくり粛々とこなして行けば水に変わる。混沌の時こそちゃんと落ち着いて考えなくちゃいけないのだと思う。こういう時に「泥水を一瞬で水に変えちゃう!」っていう魔法のような強い言葉を吐く人には注意しなくちゃいけないんだろう。

そして、濾過している最中に、これをやたらに動かしたりかき混ぜるようなことをする人は斬新ではなくて単に先が見えていない人なのだろうなぁと思う。

賢い人は慌てないし騒がないんだ

とここのところずっと思い続けている。私も賢くなりたい。


2021→2022→2023年の自分へ

2022年の自分へ
今日はネット不通でてんやわんや(一人で)でした。腰痛がちょっとよくなったと思ったら今度は忘れていた歯痛がまたやって来て万事元気な状態にはまだ少し遠いようです。去年の今日からこの災禍が始まっていたようです。今年は高齢者や医療関係者へのワクチン接種が始まりました。すでに変異株が見つかっている中、検査については頑なに触れようとしない方法でどうやって終息に向かおうとしているのか。科学的な根拠は語られることなく、一生懸命やっていたり気をつけてオカミのいうことに盲従することを求められています。少なくても私はそう感じています。ワクチンは魔法の杖ではないはずなのにその一振りで全てのモヤが解消される、そんなうまい話はないはずなのに騙されていた方がラクだというこの空気。この危うさの中で船は沈まずに行けるのでしょうか。
2021年に返信と2023年の自分へ
去年からの伝言を見て、ああ、一年前はやっとワクチン接種が始まった頃だったことを思い出しました。あれほど頑なに検査しなかったのは何だったのかと思うほど今は「去年よりは」検査できるようになりました。ただ検査に関してはキットが足りずに受けられない人、病院を探すまでが手間で時間がかかるからと検査もせず自宅療養している人の話も聞きます。とにかく形だけ整えおけば文句ないでしょう的な発想があちこちで見え隠れします。そしてこの災禍が2年も続いて疲れてきたのか忘れっぽいのか、なかったことにしようという勢も増えてあらゆる面での分断が進んでいる印象です。そんな中でロシアでは緊張状態がずっと続いています。何十年か前に日本が進んだ愚かな道を辿らないことを祈るばかりです。2023年はこの災禍も争いも少しいは収まっていますか。そうありますように。