22.6.20 ニンジンのその続き【867日目/1000日】
今、やっている、いや、やらせてもらっている仕事はとても気に入っている。いつもこの仕事と私を結びつけてもらった縁に感謝しかない。それは全く揺るがない。
でも、期日が迫ると自分の要領だったり能力の低さに直面して落ち込んだり焦ったりして感情を無駄に消費する。小心者で怠け者な「こもの」な自分に向き合うのってしんどい。視線が仕事と自分に集中してしまうからしんどい。こういう時に役立つのが「鼻先のニンジン」なのだろうと思う(私比)。
この鼻先のニンジン、今回は昨日のnoteの「チェンジデイズ」@Netflixだったのだけど、実はもうひとつある。それがコレ。
これだけを見たら絶対引かれてしまう。表紙はもちろん、タイトルにもなかなか刺激的だ。本屋さんでバッタリ出会ってタイトルや表紙で買うなんてきっとないに違いない。この本を買って読んでみようと思ったのはAuDeeの番組を聴いていたからだ。
この番組のタイトルもなかなかに刺激的でやっぱり引かれてしまうだろう。実際に起こった犯罪、殺人鬼のエピソードを取り上げているので内容も刺激が強い。それでも、その殺人鬼なりの動機は(納得はできないけれど)興味深いし、何よりも生育環境には考えるべきものがある。人はいかにして狂ってしまうのか(生来のものがある場合も多いけれども)、その狂人を生み出した環境を作らずに済むことは出来なかったのか。考えさせられる部分も多い。
そんな番組の中で知恵袋的な位置で犯罪者の人となり等を語ってくれるのが平山夢明さん。番組での考察の深さに毎回唸っていて、今回は番組の中で平山さんの紹介での枕詞についているこの本を買って読んでみることにしたのだ。
ああ、楽しみ。家族からは「そろそろ殺人鬼探索はやめたら?」と呆れられて、まだもう少し抜けられそうにない。