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お触りはどこまで?
子どもを育てる時に「タッチング」はかなり重要な要素だと学生の時に教わった(気がする。何せ◯10年も昔の記憶なので曖昧)。この言葉で検索をかけると看護の場面でも重要視されているようだ。確かに不安な時に背中をとんとんとしてもらったら落ち着くし、言葉では伝わらないけれど手のひらを通して伝わる気持ちはあると思う。恋愛ドラマやコミックの中の「頭ぽんぽん」も妙にきゅんきゅんさせられるし、人が人に触る事って意味があるものだと思っている。
でも昨日ちょっと書いたみたいに、個々のパーソナルスペースを守りたい、土足で踏み込んでこられるのは勘弁、と思っている人もいるのでその辺の兼ね合いは難しい。この「空間認識」って年を取ると読めなくなっちゃうのかな(恐怖)と終われる事があったので備忘録もかねて書き留めておこうと思う。
ここに二人の中年男性AさんとBさんがいる。この行動を観てみると。
Aさんは何かあると割と人に触って「しまう」タイプ。豪快というか行動がちょっと雑なので触るというよりも「当たって」しまう感じ。狭い通路を通る時も一応気を遣っているものの肩や腕、手なんかがつい当たってしまう。当たってしまう相手は老若男女問わない。
一方、Bさん。Aさんと比べて行動はいたって普通。特に人にぶつかるような事はないのだけど、狭い通路を通る時、元気つける時なんかに、腰のあたりをぐっと押したり触ったり、肩や頭をポンッとするタイプ。もちろんこれをするのは女性だけ。それも若い子限定。
Bさんに接した若い女の子はとても不快だったと言ってきた。Aさんが同じように励ます行動として肩をバンッと叩くようなこともあるのだけどこれには不快感がないけどAさんのそれは不快...もっというと気持ち悪いのだと。
この辺の感受性は個人差がある。それは分かった上でタッチしないと不快感を持たれてしまうのだ。これがパワハラの加害者・被害者の言い分の違いになるのだろう。特に問題なのは加害者側が中年という年齢になっている事。今まで誰も文句を言ってこなかったのに、今こうやって不快感を示してくる奴は「人間が出来ていない」「考えすぎ」だと本気で思っているし、実際にもそのようなニュアンスの言葉を言ってしまっている事だ。周りに間違いを指摘してくれる人がいなかったイコール間違ってなかったという認識になる人がいる事は不幸だったけれど、中年という年齢であれば自分の価値観や行動のアップデートは自分でちゃんとしないといけないのだと思う。その辺の情報更新を中年以降はやっぱり怠りがちだし、自分の価値観に固執しがちなのは自分も含めて気をつけないとと思う。
そんな訳でお触りはやっぱりかなりハードルが高い。私は、筋金入りのおばちゃんなのでついつい腕の下辺りを笑ったついでに触ってしまう(自分の笑いに相手を巻き込むという無意識の行動!笑)こともあるのでこれも気をつけねば、ね。
さてと
今日の1ポイ【58/100】引き出しの中の不用品
古いハンカチ、液晶のおもちゃ、耳栓....ハンカチとミニタオル入れの引き出しに、ごちゃごちゃに入ってた不用品。全部処理。すっきり〜。