蛇とリンゴ
The Guilty | Official Trailer
オリジナル版である「THE GUILTY/ギルティ」(2018・デンマーク)を 観た方はご存知のように干されている刑事 主人公アスガーは少年を ● ● してたわけだけど、このリメイク版でも当然この設定は踏襲してくるはずです。そのまま全く同じにしてくるのか?それとも…。ジェイク・ジレンホール演じる主人公はきっと…もう絶対に…ねぇ アメリカ 白人 、警官…正当防衛、偽証 …とくれば、ちょっと前に全米を騒がせた事件がありましたよね。それに火災というこれも実際に起こった災害もからめてくるという…このコンパチ具合 楽しみです。
火…炎…… 映画の中の悪(魔)は必ず業火に焼かれますからね。このリメイク版予告で出てくる火災…焼かれてるのは主人公じゃねーの?と思ってしまうのです。
良い人のようで実はちょっとおかしい、どうかしてるというキレ芸をものにしてるジェイク・ジレンホール。
そして「THE GUILTY/ギルティ」予告 主人公が座る前面には数々のモニターがありました。個人的にはこれを“オジマンディアス・モニター”と呼んでます。このオジマンショットが出ると のぞき、監視、権力者・神(のように振る舞う者)と解釈します(私はね)。
「THE GUILTY/ギルティ」(2018・デンマーク)での主人公アスガーは「私の指示は君を間違った方に導いてしまった…」と後悔する場面が出てきます。これをアメリカ設定に変換すると…これはもう、もろトランプ元大統領に当てはまるんじゃね?
リメイク版『THE GUILTY/ギルティ』監督はアントワーン・フークア 「トレーニング デイ」「ザ・シューター/極大射程」「イコライザー」「マグニフィセント・セブン」など、悪人どもに神の鉄槌(弾丸)を食らわしてきたお方。
ちなみにアントワーン・フークア監督の中で私が一番好きなのは「ザ・シューター/極大射程」です。最後、悪人が炎の中でもがき苦しんで死ぬよ!
“世の中見かけとは違う よく覚えておけ 分かったと思ったその瞬間失敗する”(「ザ・シューター/極大射程」より)
「THE GUILTY/ギルティ」(2018)
そういえば、
映画「タクシードライバー」でのあまりにも有名なこのシュワシュワシーンって「THE GUILTY/ギルティ」にも全く同じシーンがあるんですよね…。
まぁこれがポリデントなわけないじゃん。映画検定二級クラスの人は何を飲んでるか知ってるんじゃないでしょうか さぁググろー。このシーンでは「なんかこいつやばいぞ…病んでね?」というのが伝わればオッケー。
とにかく現代版「タクシードライバー」と言われてる「ナイトクローラー」の狂気のジェイク・ジレンホールが「THE GUILTY/ギルティ」リメイクの主人公って激アツじゃん。
誘拐された少女を救い出そうと励ます主人公の姿は、そのまま自分への励ましになっているという『THE GUILTY/ギルティ』と同じ構造を持っている「ザ・コール 緊急通報指令室」もお勧めですぞ。
受難…?それともリンゴ(笑)。アホ映画はリンゴをそのまま出すぞ。
蛇にそそのかされリンゴを貪り食ったそこのあなた、ハリウッドリメイクだからって、きっと駄作だろうなという、お ・も ・い ・こ ・み は罪ですぞ。
「THE GUILTY/ギルティ」の主人公アスガーが人々の告白・真実を聞き、自らも告白をしていくという構図… 彼の座っていたオペレーター室はセラピー、集団カウンセリング、又は懺悔室……明日へと向かう法廷(審問会?)の場だったんじゃないだろうか。そして、アスガーが最後 電話した相手はおそらく……(おっと私の思い込みで決めつけで言ってはいけないのでここには書かないでおきますね)。
ではまた。
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