エスター 初めての...殺し

初めてのお使い 殺し『エスターファーストキル』観。

「エスター」前日譚。まんまと金持ち一家に入り込んだエスター。前作同様一家皆殺し…という流れになるのかと思いきや……

中盤あたりから なんと エスターがまさかの大ピンチに！エスター危ない！早く逃げろエスター！殺っちまえエスター！といつの間にか観ているこちら側がエスターを応援してしまってるというサプライズ展開に！

前作のネタバレ重々承知の、観客用にも楽しんでもらおうという脚本家のアイデア！！

２５歳が１０歳を演じるという無理無理がエスターという不気味さとフリークス感が奇跡的にマッチ。キヨコ味あったわよー。

この脚本の展開は非常に「ドント・ブリーズ２」に似ているなと。一作目である「ドント・ブリーズ」主人公たちと対決する盲人ジジィ(クズ男)。この盲人ジジィ(クズ男)を二作目「ドント・ブリース２」で主人公(つまりは観客に感情移入させるには)に置いて話を成立させるには……盲人ジジィ(クズ男)よりももっとクズな奴を登場させる。という技を『エスターファーストキル』にもつかってきたなと。
あとエスターというモンスターの初恋ものとしてもキュンとくる内容。でもエスターの相手は生粋の変態ロリコン伯爵しかいないのであった…哀。

ではまた。