ドローエネルギーを使った新弾デッキレシピ、考察
はじめに
新弾カードを使用したデッキを、有料枠と無料枠で最低1つは毎月出していこうと考えています。
有料で出している「カメックス&ポッチャマTAGTEAM GX」のデッキも
値段に恥じない完成度になっていますので、ぜひ大会などで使ってくれると嬉しいです。
デッキのコンセプト
2019/7/5発売のポケモンカード「リミックスバウト」にて収録されている、「ドローエネルギー」「ズガドーン」に注目して、デッキを作成しました。
作成するにあたって、無色1エネルギーを有効に使える点を意識して主軸にピックアップしたのが以下のカードになります。
相手にダメージカウンターをばらまくことをメインコンセプトにしています。
特性を持たないポケモンに対しては、ダメージを与えることができないので
カプ・コケコ(かいてんひこう)で役割を遂行させます。
自分の特性を持つポケモンにもダメージが入ってしまうので、「ジラーチ」や「カプ・テテフGX」「ヤレユータン(さいはい)」といったデッキを安定させるカードを入れることができないので、ドローサポートを多く採用する必要があります。
以下がデッキレシピ内容になります。
各カードの採用理由
ポケモン
・マニューラ
ドローエネルギーを有効に使うことができるポケモン
ジラーチやカラマネロを使うデッキに対して雑に技を使っていくだけで、
相手が困ります。
・カプ・コケコ(かいてんひこう)
マニューラがダメージを与えられない、特性を持たないポケモンにダメカンを乗せるために入っています。
カウンターエネルギーが起動すると、ライトニングボールが使える可能性があることを覚えておきましょう。
・ドンカラス
ダメカンが相手にたまればたまるほど、火力が上がっていくポケモン
相手の無傷のタッグチームを一撃で落とす可能性を秘めています。
・ミミッキュ(まねっこ)
相手の高火力タッグチームの技をカウンターするためのカードです。
ミュウミュウの弱点を突けるカードなので、中打点タッグチームでもミュウミュウは落とせることを覚えておきましょう。
相手のGX技はまねっこすることができないのは注意
・ズガドーン
今回収録された強力なウルトラビーストです。
カウンターエネルギーで12個ダメカン乗せることをしっかり狙っていきましょう。
マニューラやカプ・コケコとも相性がいいカードです。
グッズ
・ポケギア3.0
サポートに触る手段を持つカードが採用できないので、このカードが4枚入っています。
4からは動かせません。
・エネくじ
特殊エネルギーしかデッキに入っていない点と、エネルギーに触れないと負けてしまうので採用しています。
サポート
特別なサポートは採用されていません。
気持ちドロサポは多めに入れています。
採用を検討したいカード
・ウツロイド
GX技枠を有効につかうことができます。
役割はミミッキュやカプ・テテフと同じなので、どれかを採用するということになると思います。
基本的にズガドーンで技を使った後に、ズガドーンが落とされて相手のサイド枚数が2枚になるので、ウツロイドで〆というのが一連の流れになるかと思います。
しかしスタートしてしまった場合を考えると、ミミッキュはドローエネルギーでくすねるを使える点もあり今のレシピには採用していません。
・エネくじ
増やしたいです。エネルギーに触れないと気持ちよくプレイできません。
プレイングについて
基本はダメージカウンターを相手に乗せていくことを考えてプレイしていきましょう。
カラマネロや、ジラーチといった残しておくことで相手が動いてしまうようなカードはそのまま落としてしまって大丈夫だと思います。
相手のサイド3枚に合わせて、ズガドーンをしっかりと使っていきたいので
カウンターエネルギーや、ネストボールといったカードは温存を意識しましょう。
まねっこミミッキュも同様です。
カウンターエネルギーを使って勝負を決めに行くため、雑に使うと最後に困ることになるので、できるだけ出し渋るのが正解です。
相手に載っているダメカンの数を常に把握し、カプ・テテフのダメージスワップでゲームを決めるタイミングを常に意識しましょう。
ドンカラスでワンパンできなくても、一撃与えておくことで勝利に近づく場合もあります。
今自分が使える技、ゲームをどうやって終わらせるかをしっかりと考える必要があるデッキなので、難易度はそれなりに高いです。
各デッキタイプに合わせて意識するべきこと
・ルガゾロ
特性を持つGXが大量に並ぶため、特に意識しなくても大量のダメカンを相手に押し付けることができます。
好きなようにゲームを終わらせることができると思います。
・ベンチが並ばないタッグチーム系
最近はあまり見ませんが、ダメカンを乗せられるポケモンが少ないので厳しい戦いを強いられるかもしれません。
タッグチームはもともと特性がないポケモンが多いため、有効な動きをしづらいです。何とかカプ・コケコのかいてんひこうを使いながら、ドンカラスに繋げましょう。
相手の火力次第ではミミッキュ、場のダメカンを一気に増やせるズガドーンなど、必ずプレイしないといけないカードが増えてしまうということを意識しましょう。
・対非GX
基本的にベンチを並べるので、かいてんひこうが強いです。
相手の動きのメインサポートになっているカードが大体特性をもっているので、マニューラが刺さります。
しっかりと刈り取って、相手のしたいことをできないようにしましょう。
相手が同じカウンター系のデッキだと分かった場合は、相手ポケモンを気絶させないように(カウンターエネルギーを起動させないように)、ぎりぎりまでダメカンを乗せる、かいてんひこうをし続けたほうが相手が困ることがあるという点を覚えておきましょう。
さいごに
今回紹介したこのデッキは、ルガゾロ、カラマネロ系をはじめとする特性を多くデッキに採用しているデッキに対してはかなり有利にゲームを進めることができます。
友人と対戦する際や、自分のよく参加するジムバトルではルガゾロやウルネクがとても多い、そういった環境にいる人は是非一度使ってみてはいかがでしょうか。
ドローエネルギーや、ズガドーンの強さにきっと魅了されるはずです。
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