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アンヤク夜叉の有用性と使い方
※筆者はリアルのCS 経験がない、完全なカジュアル勢に分類されるプレイヤーです。この記事は筆者の主観とリモートでの対面をソースとしたもので、アンヤク夜叉をデッキに入れて、回して得たフィードバックを元に執筆しています。
2020年冬、最新弾の先行発表として、そのカードは表舞台に姿を見せた。
クリーチャーの攻撃時に、手札誘発で選ばれない者たちを除いたパワー3000以下のラインを焼き払うそいつの誕生は、ほとんどの速攻デッキにとって悪夢の時代の到来を意味して...
そんな夢みたいな時代、あったらいいなって思ってたんだけどなーw
いや、あれだね。君は一年くらい生まれるの遅かったね。
赤白バイクやバーンメアが闊歩してた速攻全盛期(5月からダムド再誕まで)なら間違いなく赤黒で投入されるはずだったんだけど、そこは現代デュエマ、
時は令和、かつて栄えた赤白バイク(こっちも令和)の面影はそこにはなく、
アドバンス環境では、
片や4ターン全ハンデス、3ターンランデス
片やブレインストームからゲンム、ニコル、etc..
対抗馬としてメタビの赤白ヴァイカー(センノーは焼けない)
こんな魔境にこのカード一枚でどう立ち回れというのか…
無理なものは見ないようにしよう。
まだ二つレギュレーションは残っている。
次にオリジナル環境、
ダムド、ネバー、チェドン、蒼龍…
こっちも魔境じゃねーか(怒)‼
まじめな話、アンヤク夜叉で取れる山なんてこっちには早々いないし、取れる山は早々に別のデッキにやられてるんだ(泣)
そうは言っても未だジョーカーズは健在、メタビもメタリカも息をしているからまだなんとか戦えそうではある。
お次はワンブロック、
ギャラクシールド、鬼札、不死樹バース、キリフダッシュ、蒼龍…
小型のシステムクリーチャーを並べる必要があるデッキなら、刺さりやすいだろうと思われるが、やはりこいつ一枚ではどうにもできなさそう…
最後はツーブロック、
ツーブロックではアンヤク夜叉でいろんなデッキが摘む‼
今、話が飛躍しすぎだボケって思いましたね?ここからはアンヤク夜叉実際どんなデッキに対応できるかって話になります。
まず、ツーブロックの環境デッキってかなりビートダウンに寄っているんですよ。
理由は簡単。殴ったほうが早いやつらが多すぎるから
ワラビー、カメカメン→マンガノ→ダテンクウェール&ダンダルダ
灰ヒバーンメア→アバレガン&ダンダルダ、ダンダルダ攻撃時にJトルネードでバーンメア戻して灰ヒバーンメア、カンちゃん&ダッチー。ダッチー効果でエモG、全能ゼンノー。カンちゃん攻撃時バーンメア戻して2回GRでry…
絶対デュエマ‼
でもこんなのでもアンヤク夜叉で摘めるって言ったよね?
ああ!
Q.じゃああんなバケモンを詰むって具体的にどうやってやるの?
A.展開するカードを砕けばいい。具体的にはこれ、
実際にその時やったこと:メアから出たGRを2体をアンヤクで焼いた。次のターン時空さえも突き抜けた蟹2体とシャッフで殴るときにダムドが出てきた。(アドバンスにオリジナルで挑んだ)
デッキはオリジナリティの高いもの(ガチ寄りじゃないとは言ってない)だったが、赤白ヴァイカーもオリジナル環境のダムドもそこそこ取れてるのでさほどパワーの低いデッキというわけではない。
実際にどんな使い方をするかは止めてるのを見れば早い。ということで次は使い方です。
よくわかる、アンヤク夜叉の使い方
1.宣言タイミングと展開阻止
バーンメアを止めたいなら、まずは全能ゼンノー、せんすいカンちゃん、ダンダルダを狙おう。
ダール攻撃時にjチェンジでバーンメアが出たときにcip効果を解決してからこちらの効果誘発タイミングなので、バーンメアで出したGRクリーチャーも問題なく対象にとれる。
同じ要領で、マンガノから出てきたクリーチャーをアンヤクで焼くことでjトルネードの弾を減らして相手の動きを阻害することができる。カメカメンが攻撃するときにマンガノを唱えていれば、誘発でダンダルダや全能ゼンノーを焼くことができる。
最近はやってきたジョーカーズも、パワーラインが低いので、ヤッタレマンなどのシステムクリーチャーを焼いたり、攻撃中のクリーチャーを焼いて、盾を割れないようにしてキリフダッシュの宣言すらできないようにすることも可能。
宣言のタイミングはしっかり考えて使おう!
2.迷わず殴ろう
アンヤク夜叉の手札誘発は「クリーチャーが攻撃するとき」、に発生する。つまり、自分のクリーチャーが攻撃しても誘発するので相手の場にパワー3000以下の殴られないメタクリーチャーがいるときに自分のクリーチャーが攻撃するときにも、手札からアンヤク夜叉を宣言できる。小型を用意して殴るときに革命チェンジと同時に宣言、メタクリーチャーを焼ければ晴れて革命チェンジ成功!これには相手も( ゚д゚)ポカーンってなること間違いなし!
3.殴り返しを利用しよう
アンヤク夜叉発売前のこと、対面は成長ダイリュウガン。先行2ターン目タイガチェンジカツえもん剣を出された返しにオニカマスを立ててやった摘ませたと思った相手の返しのターン。ツクっちょを出してカマスをパンチ。カツえもん剣チェンジダイリュウガン
→先行3ターンキル。対戦ありがとうございました。
これがクローシスカラーで1ターン目赤黒のカードをチャージ、2ターン目カマス。3ターン目のツクっちょをアンヤク宣言で焼却。なんとか3キルに届かなくなる。これを決めると、相手のビートプランが大きくずれて、相手の次の除去札が来るまでのターンの間、アドバンテージをとることができる。
アンヤク夜叉の欠点
1.必然的に赤黒のカードが必要となる。(希望のジョー星をみたらすぐにジャッカルを投げるべし)
2.手札消費が激しいので、手札が枯渇すると自分の動きを通せなくなる。(対面がハンデスだと尚更)
アンヤク夜叉と相性がいいカード(個人的に回してて強かったカード)
一王二命三眼槍(別名ひふみん)
超強い。単純にデッキカラーの兼ね合いで、一緒に入れても遜色はない。なにより敗北回避は強い。ビート対面には4枚積めるハヤブサマルとしての役割を果たしてくれる。鬼エンドで下に行ったアンヤク夜叉を出すと、6000以下のクリーチャーを焼けるのもポイント。
水晶の記憶 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー
スマッシュバーストで手札誘発を山札から引っ張って来れるので、攻撃時にアンヤク夜叉の効果を誘発してそのまま山札から好きなカードを持ってこれる。クリメモなので、アンヤク夜叉はもちろん、ひふみんも手札に加えられる。そして相手が3000以下のクリーチャーで殴り返しに来るときに、アンヤク夜叉を手札から山札の下に送って相手の計算を狂わせることも可能。
そもそもクリメモなので解決札や、詰めに使う札を持ってこれる。
伝説のサイバーパワー
超強いその2。このカードをトップから引くだけで、2マナ払って唱えた後の手札の最低値が3になる。手札誘発で減った手札を回復できる。
闇鎧亜ジャック・アルカディアス
初手マナ置き要因兼トリガー殴り返しできるカード指定除去。アンヤクの天敵であるジョー星も展開の邪魔になるメタクリーチャーやパルテノンも焼ける上に、スレイヤーを持っているので、相手のデカいクリーチャーもこいつの殴り返しで殺せる。必須級でデッキに一緒に入る。単騎はアンヤクで焼くので心置きなく入れられる。
最後に
筆者の意見としては、アンヤク夜叉というカードは、決して今強いカードというわけではなく、あくまで速攻環境になったときにはじめて使われるようになるカードという認識でこの記事を書いています。
もちろん、半年前にこのカードが出ていれば、赤白バイク対策にトリガークリーチャーマシマシにしたデッキでアンヤク夜叉を投げつけて、ジャック・アルカディアスで殴り返してフルボッコにしていたくらいには強いと思われますし、最初期のシータミッツァイルにぶつければ、積年の恨みを晴らしてやれたんだろうなとも考えました。
筆者としては単騎やカルマインカやシシマイ、チューザやサグラダファミリアなんかも焼けるので、受けに特化したデッキを組んだり、ミクセルやマルクーゼやポクチンを焼いて踏み倒したりできるので、いままでなかったメタのメタとして機能してくれる分、現代デュエマでも充分に役割はあると思います。
まわりでアンヤク夜叉の使い方がわからないという人たちに向けたこの記事なので、このカードを読者が弱いと思うのも自由です。ぶっちゃけた話、練習すれば結構だれでも使えるようになるカードの一枚です。近未来の環境で使われる可能性が高いと思うなら、一度先行投資で回し方覚えてみるとあとで回し方を覚えるより格段に楽になると思います。
それでは、良いデュエマライフを