「トップ・ガン」
映画「トップ・ガン」を鑑賞。
1986年の公開は、私が社会人になった年。
主演のトム・クルーズは同年代。
挿入歌も、当時話題になった。
若い頃の私も、一匹狼。
自分の能力を過信して、協調性が欠けていた。
周りの人たちに迷惑をかけていたことは、数年後に気づいた。
でも、当時は上司の苦言も聞き流していた・・・
結局、これで遠回りしたのですよね。
自分一人でできることは、知れている。
戦闘機で戦うことができるのも、後ろ座席でレーダーを見て指摘してくれる相棒がいるから。
自分の窮地をカバーしてくれる僚機がいるから。
大空で、たった一人で生き抜くことは不可能なのだ。
自分に自信がある人は、なんでも自分でできると思い上がる。
でも、一歩引いて対極的に物事を見ることができるようになると、自分の力の限界を知る。
そして、何が大事なのかを悟る。
この繰り返しなのかも知れませんね、人間って。
このことを、若い世代に伝えてゆきたい。
古代ローマでは、味方の兵士の窮地を救った者に与えられるのが「市民冠」。
月桂冠よりも価値があるとされていました。
初代皇帝アウグスツゥスも、市民冠の彫像が一番多く残っているのです。
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