五代友厚と「晴天を衝け」
大阪商工会議所の会員大会に出席。
脚本家の大森美香氏の講演を拝聴。
NHKの朝ドラ「あさが来た」、大河ドラマ「晴天を衝け」の脚本を手がけています。
大阪商法会議所の初代会頭が五代友厚。
敷地内には石像があります。
裏話としてお聞きしたこと。
「あさが来た」の好評で、2018年に大河ドラマをお願いしますと言われた時には、時代も主人公も決まっていなかったとのこと。
誰にしようかとNHKと悩んでいたところに、渋沢栄一が1万円札の肖像に決まったので、これだ!ということになったそうです。
「あさが来た」で描ききれなかった五代友厚の人物像を伝えるために、ディーン藤岡さんに引き続き五代を引き受けていただいたのだとか。
この時に脚本はまだできていなかったにもかかわらず、ディーンさんは快諾されたそうです。
幕末明治の経済人を調べるうちに感じたこと。
政治家は名前が知られていますが、経済人はほんの少ししか教科書には登場しない。
でも、幕末の財政破綻寸前だった日本を大国に押し上げたは、経済人の奮闘があったからだという思いを強くしたそうです。
「晴天を衝け」も、残り2回。
経済人として大成した栄一が、戦争回避に向けた民間外交を手がける姿が描かれます。
いいなと思ったら応援しよう!
サポートいただき、どうもありがとうございます。
YouTubeでも動画を投稿していますので、お気に入り登録いただけると嬉しいです。