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INFPではないことの疑い

私は無料診断の結果,MBTIでいうINFPに診断されています。しかしながらINFPとは考えがたいところも多々あるので,もう一度考え直してみたいと思います。


この記事ではINTPの主機能TiをINFPである私がどう使っているかなど書きました。

このようにINFPであってもTiなどを働かせることがあるという前提でこの記事にまとめます。

ちなみに,見出し画像にある心理機能は「あなたの本当の性格がわかるかも?MBTI考察診断」でお馴染みの無料診断サイトでの結果です。諸事情によりグラフを表示できませんでした。

別の性格タイプ

先に挙げた記事では,Tiを使うことからINTPらしさがあると安易に結論しています。まあそれでいいだろとは思いますが,性格タイプの多様性をさらに意識してみます。ここではINTP,ENFP,ENTPをINFPと比較します。

まず,これらのタイプはNPが共通しているので,主機能か補助機能にNeを持っています。INFPの場合は補助機能にNeを持っていますね。このNeは私にとって日頃から使っている実感が特に強いので,S型とJ型の可能性は低いと考えます。

INTPの可能性

もし私がINFPでないとしたら,一番可能性が高いのがINTPです。今は一応INTP寄りのINFPということにしていますが,INTPと言い切っても違和感ありません。なぜならTiを使っているだけでなく,Feを抑圧している感もあるからです。

INFPのよくある特徴の一つとして"自己犠牲的"というのがありますが,正直あまり理解できません。この特徴はおそらくFiではなくFeによるものだと思います。本来INFPはFeが割と強いらしいですが,見出し画像の結果の通りマイナスです......

"献身的"ともいえますが,私は自分のことばかり考えてしまうのでほとんど当てはまりません。その分多面的に考えるTiが強くなった気がします。

ENFPの可能性

全16タイプ中,私が最も憧れているENFPです。INFPの私からすると今すぐにでもタイプチェンジしたいほどです(笑)。でも,実は既にENFPなのではないかとも言えます。

そもそも,INFPとENFPは心理機能の順序(強弱)が違うだけで相当似通っています。それでも,私は通常のINFPと比べてNeが優勢すぎないかと思ってしまいます。

INFPはNeを使ってアイデアをひらめいたりしますが,ENFPの場合は好奇心のほうが強く働くと私はイメージしています。ENFPから外向性を取り除くだけではINFPらしくはならないと思うのです。そのため,私が実はENFPだったと仮定すると,"内向的なENFP"なのだろうと納得できます。

また,Siの抑圧も目立っています。INFPは細かいところまで気づきにくいと言われますが,私はSiの営み自体が苦手です。正確には,1つの目標に向けて着実に活動することが苦手です。基本的に怠け癖があるわけで,Siを否定しませんし理解はできます。ただし,Siを上手く使える自信がありません。それはおそらくENFPのSiはINFPのように他の機能を"代替"する役目がないということだと思います。私がJ型とは考えがたいのも同じ理由でしょう。

ENTPの可能性

これはありえないだろと言いたくなりますが,ENTPの性質が意外に当てはまります。というか,時々ENTPっぽくなってしまいます。

例えばプレゼンや発表のとき,懐疑的な人間を装ってしまいます。

このとき大抵,場を支配して自分の思い通りにしたいと思っています。Tiが補助に入ってNeが働く感覚と似ています。ただ明らかに情緒不安定なんですよね。私の主観でしかないですが,昔はENTPらしさが私にもあったかなと思います。腑に落ちないことがあれば必ず反論していました。

しかし,"装って"いるだけなのでENTPの可能性はさほど高くないでしょう。

実際に関わった他のタイプ

私はENFPに近い可能性があるとはいえ,結構な内向型ではあるので,他人と積極的に関わったことは多くありません。なので,結局のところ外向型と思われる人とばかり関わってしまいます。そしてなぜかその中にはESFPがかなり多い。

確かにESFPとは意気投合しやすくて当たり障りないです。そのESFPの友人がISTJですが,その人とも話しやすいです。ただ何となく,話が私の興味と合いません。これはS型とN型の差によるものではないかと思います。

S型とは話しやすいから簡単に関係性ができますが,N型とは少し癖があることで関係性ができるまで時間がかかります。でも私はN型に共感することが明らかに多いです。ENFPの人から声をかけられたとき,しばらくの間は微妙な雰囲気でしたが,後々興味が似ていると分かったことがあります。また,INTJ(と思われる)人とは抵抗はあったものの,考え方には深く共感したこともあります。

やっぱり私はN型なんだなあと思いました。

最後に

想定より長い記事になってしまいましたが,結局一番当てはまるのはINFPですね。ただ全然タイプに多様性はあっていいと思います。心理機能的に言うと,私はINFPなのにTiが強くてSiとFeの抑圧が目立つ人っていうことになりますね。疑わしいですが。

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