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HSP傾向の人の習い事
最近、投稿もスキもなかなかできてないのですが、
読みに参りますので、お待ちいただけますと幸いです。
今回は長文で、文字ばかりになってしまいました&
占いの内容は皆無になります。
表紙の画像は「みんなの画像」からお借りしました。
HSPの人に向いている習い事について考える機会が、最近ありました。
習い事としてのピアノについて、
書いてみようと思います。
だいたい他の習い事にも同じことが当てはまると思います。
【ご注意】
音高や音大、教育学部の音楽科などを目指さない場合になります。
少しでもその可能性がある場合は、きちんとした厳しい先生に、
音高などに行きたいかもしれないと表明して、
習ってください。
また、親さんがレッスンに付き添えるなら、それほど気にせず習っても大丈夫かなと思います。
【前書き:私のピアノ暦】
小学校1年から近所の個人教室で習い始めました。
全くやる気のない生徒で、ズル休みは頻繁、
6年生になるまで楽譜を読めませんでした。
6年生の時に面白さに目覚め、何とかそれまでの遅れを取り戻していきましたが、
幼少期に基礎をできていないので、自己流に近い状態で、
高2まで習いました。(高3は受験勉強のため中断)
大学生になった時に、個人教室に通うのはやめて、
グレードを取るため、ヤマハの教室に通いました。
就職と同時に完全に習うのを止め、アパートに電子ピアノすら持って行けず、ほぼ完全に止めた状態にになりました。
オバハンになってから再開し、全国チェーン店の教室で、習っています。
【グループか個人か】
私個人的には、どちらかと言うと、グループレッスン推しです。
でも独学が一番推しです。
グループだと他の子との関係が、
個人だと先生との関係が、
気になります。
他の子たちと大きくレベルに差がなければ、
いじめなどに遭わずにやっていける場合が多いかなと思います。
他の子からいじめられる場合は、
お子さんからSOSを発してくれることが多いので、
合わない子がいたら、すぐにクラスを変えてもらえば良いです。
他の子との関係よりも、
先生との関係が難しいことが多いです。
子供が先生と1対1で、
圧倒的に先生優位だからです。
先生が相手だと、完全に、
お子さんは「自分が悪い」と思ってしまいます。
先生と相性が良ければ問題ないのですが、
私の経験上、相性が合いそうな先生でも、
教える・教わる態度がずっと不変とは限りません。
私の場合なので例外的なのかもしれませんが、
去年は、悩んでタロットで何度も占うほど、先生と上手くいきませんでした。
発表会直前にも、超絶なダメ押しを食らい、上手くいきませんでした。
一方、今年は、今のところ、褒められることがとても多く、
発表会も、練習以上の演奏ができました。
【ピアノの先生たちについて】
ピアノなどの楽器は大人しめに見えますが、
実際は体育会系以上に体育会的です。
先生たちは、幼少期に、
理不尽なほどの繰り返しの指の練習や、
先生からのとても細かい指示に従うこと、
先生の言う通りに真似できるまでのしごきを、
平然とやってのけた人が多いです。
中には金銭的苦労をせずお金持ちで育ってきた人もいます。
自己肯定感バリバリで、
「やればできる」と思い込んでいるかたも。
「できないのはやらないからだ」という強い信念を持っている先生の場合、
「練習してこなかったでしょう」と、平気で言い放ちます。
私は大人になってからこう言われたので、
すぐに先生を変えてもらいました。
お子さんだと、自分が悪いと思ってしまい、
先生を変えて欲しいと言えない子が多いです。
流石に全国チェーンの教室だと、こういうことはわりと少なめかと思いますが、
先生たちの根底には、上記のような背景があります。
【お勧めかもしれない先生】
全く私見ですが、
ピアノ科卒業でない先生に習う方が、
情操教育的には良いのではないか、
と思うこともあります。
または、クラシックではなくポピュラーを教え慣れている先生を選ぶ
のも良いかもしれません。
クラシックはいろいろ決まり事が多くて、厳しい先生が多いです。
私は子供の頃は、子供だけで歩いて行ける近所ということを優先し、
ピアノ科ではなく作曲科を卒業した先生に習っていました。
音大に行くつもりのないドシロウトとしては、これが正解でした。
甘い先生ではなかったものの、
「できて当たり前」ではありませんでした。
私がやる気がなさそうな時は、変奏曲とか作らせてくれたりしました。
お喋りしたり、
歌を歌った記憶もあったような。
後述しますが、レッスン開始から5年間ほど楽譜を読めなかったので、
新しい曲をやる前にお手本を見せてくれたのも、ありがたかったです。
ちなみに、大学生になったら、全国チェーン店の教室で、
エレクトーンの先生や、ピアノ科を出た先生などに習いました。
このときは、弾きたい曲が明確にあったので、
ピアノ科卒の先生のほうが良かったです。
弾きたい曲の弾き方は、ピアノ科卒業の先生のほうが、
詳しく知っていました。
【音楽の道には進む気が全くないことを言っておく】
音楽の道に進む気が無いことを、言っておけば、
先生が厳しくなりすぎるのを予防できそうではあります。
ただ、やる気のない生徒だとみなされて、扱いもいい加減になる可能性も
あります。
【独学可能か】
趣味でやるぶんには、十分可能だと思います。
バイオリンなど、音を出すまでに時間がかかる楽器は、独学では
難しいのかもしれません。
【独学可能か:楽譜読みについて】
ピアノ教室で習わなくても、
読める人は読めるし、
教室で習っても、読めない人は、いつまでも読めません。
私は小学1年から始めて、6年生になるまで、楽譜を読めませんでした。
小学校でも読み方は習うと思いますし、
ピアノ教室でも読み方を教えてもらったのですが、
頭がついていかず、暗記できませんでした。
楽譜に一音一音、ドとかレとか書き込んでいました。
「書き込みはやめようね」と先生からは言われていましたが、
記憶ができないので、どうにもなりませんでした。
先生も諦めてくれました。
6年生になって興味が出てきて、覚えようと気合を入れたら、
すぐに読めるようになりました。
楽譜には、音符意外にもいろいろな記号が書かれていますが、
これも、今やネットで調べれば分かるので、
親さんが調べてあげれば良いです。
【独学可能か:モチベ維持について】
ピアノ教室でやってもらえる最大のことは、
モチベです(「来週教室があるから、練習しなきゃ」)
ただ、そこそこやる気のある子なら、モチベの機会などなくても、
自主的に練習できます。
一方、発表会があるのは、とてもモチベ維持になります。
私がオバハンになって再開した一番の理由が、発表会です。
【独学の難点】
ちょっと難しい曲を弾きたいかも、と思ったとき、基礎から習っていないと、
支障が出てくるかもしれません。
ただ、お子さんがそこまで行って必要性を感じた時に習い始めても十分間に合うと思います。
私の知り合いに、高校生になってから習い始めて、大学3年でラ・カンパネラを弾いた人もいます。