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まだまだ現金主義なドイツの注意点: Girocardについて

こんにちは🐶
コロナもあり、世界的にもキャッシュレス化が進んでいて、
クレジットなんて手元の現実感がなくって恐ろしい!
なんて言われてた時代はどこ吹く風。。な日本ですが
ドイツは変わりつつあるとはいえ、今のところバリバリの現金主義です💷

Is cash no longer king in Europe?

ドイツのクレジットカード事情

さて、ドイツではクレジットカードのことをKreditkarteと言いますが💳
Karteなら使えるよ?と言われたり、
レジ横にMaster/Visaのマークがあったりします。
なんと役所でもKarteを使えるんですが、
これ、落とし穴です。

Cash is king no more in Germany as cards gain ground

というのも、
EU発行のMasterは使えるけど、日本発行のものは使えないとか
Kreditkarteが使えても€20の支払いから、、とかそんな感じです。

おおむね
Girocard/EC-Karteと呼ばれるものしか使えない

という理解が正しいです。😵‍💫

なんじゃそりゃ、初耳だよって感じですよね😅
一応この後でも説明するのですが、別記事でもカードの種類について書いたので
気になる方はこちらをご参考に。。

GirocardとKreditkarte

ではこのGirocard/EC-Karteとは何か?というと
要するにデビットカードのことです。
ドイツの銀行から発行されるもので、
口座にある分しか使えず、即時引き落としされます。

ドイツで銀行口座といえば、一昔前はSparkasseだったのが
最近N26一択のように言われていますが
N26はGirocardが発行できません。
(Maestroではあるところがややこしいのですが。)

日本に比べれば全然物騒な欧州において、多額の現金を持ち歩くことはないので、
手元に現金がなく、Kreditkarteが使えない場合は役に立たないので
N26しか口座の選択肢を持たないというのは、どうなのかなーって思ってます。
(私は調べた結果Santanderがよい気がしています。)

ドイツ人のカード/現金の考え方

残念ながら海外全般の話として、治安はそれほど良くないため🥷
大抵のドイツ人は、持ち運ぶ現金は少額(€50くらい)に抑えていて
ドイツにコンビニがない代わりにATM(Geldautomat)がたくさんあるので
都度引き出して補填するようにしているらしく、
またそれはそれで面倒だし、現金の引き出し手数料もかかるので、
Girocardを使うのが主流、という感じみたいですね。

店舗にてKreditkarteが使われずEC-Karteが使われる理由は
ズバリ手数料の問題があるようで。
EC-Karteは1%、Kreditkarteは2.5%程度がかかるそうです。

また、消費者側としても、日本の感覚とは違って
ドイツではクレジットカードの発行手数料や年会費が€25程度かかるようで。
Girocardはその点、発行手数料も無料だったりします。

そんなわけで、ドイツのカードといえば
KreditkarteではなくGirocardである、とのことのようです。

さいごに

ベルリンだけは特殊で、ほぼキャッシュレスで生活できるのですが
まだまだ何かと現金が入り用なドイツです。

とはいえGirocardは使えるので、ある意味キャッシュレスではあるんですが
口座を作るためには住所がいるので、旅行者にとってはキャッシュレスじゃない
といった方が正しいのかな🧐

ドイツ全体でも現金主義からの脱却は進んでいるようですが
まだまだこれから。。期待しておきましょう。

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一犬かろん@コロナ禍でのドイツワーホリ見聞録🇩🇪
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