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はじめまして。ディーセントワーク社会保険労務士法人の吉木と言います。

埼玉と東京の2拠点で企業の人事労務部門へ、労務相談、ルール作り、BPO(アウトソーシング)等々のサービスを提供しています。

今後、少しずつ、日々の取り組みの中で想うこと、感じたこと、学んだことなどを気楽に気ままに綴っていこうと思っています。
私たちのサービス内容の詳細は、ホームページの「service」に任せるとして、本日は最初のご挨拶として、今の私が日頃から抱いているこの仕事への想いを簡単に述べたいと思います。

◇        ◇

顧客、同僚、上司、部下、取引先・・・
”働く”には、様々な人とのご縁があります。
私達は普段そうしたご縁の中で、共に集い、顧客の喜びや仕事を通した自己実現を果たしています。

日々の忙しさの中で、つい忘れがちではありますが、
”働く”には、本来、この大人になったからこそ味わえる
魅力が溢れていると私は信じています。

にもかかわらずです。
残念なことですが、多くの企業で労使のトラブルが生じています。

では、なぜそのような状況が生まれてしまうのでしょうか。

今、日本の働く場に足りないものとして、
多様性、心理的安全性、より柔軟な労働時間法制、雇用の流動化 etc…
様々な言葉が用いられていますが、
私は、そこにもう一つ加えたいと思っているものがあります。
それが「ディーセントワーク」です。

「ディーセントワーク」とは、一般的には「働きがいのある人間らしい仕事」とされています。

世界に目を向ければ「人間らしい」仕事と言えないものもまだまだあるよね、でも日本は…

という人もいると思います。
しかし、日頃から人事・労務に携わっている者としては、むしろ今の日本にこそ、ディーセントワークが必要とされていると考えています。

ILOの定義にある「人間らしい」仕事にピンとこないようでしたら、
「人柄がにじむ」仕事と置きかえてみてください。
ここでいう人柄とは、働くヒトの表情や個性だと思ってください。

どうしても私には、今の日本の働く場は、
合理化、効率化、生産性が声高に言われ過ぎて、
だんだんと働く人々の表情や個性が失われてきているよう思えてなりません。

確かに合理化、効率化、生産性は大事ですよね。
大事ではありますが、それを追い求めすぎるあまり、
"働く"に宿る面白さや楽しさを感じにくくなってきているように思うのです。

せめてお客様の職場では、人々が表情豊かにイキイキと働き、
一人ひとりの仕事に個性が発揮されるような、
人柄が滲む仕事が溢れて欲しいと願っています。

今よりほんの少しでも人柄がにじむ仕事が増えれば、
企業も人も今よりもっとしなやかに、もっと逞しく成長できます。
そして、社会はもっと朗らかに変わるはずです。

ディーセントワーク社会保険労務士法人は、こうした想いを込めて、
日々お客様の課題に向き合い、
「一人ひとりの人柄がにじむ仕事」づくりをサポートしています。

最初から、長くなってしまいました。
何卒よろしくお願いいたします。