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野球が好きな理由 ②

そんなチームの中で父親は中心選手では無いのだが、野球をしてきたわけでもないのに仕事を終えてから球場へ直行して楽しそうに野球をしていたのだ。

夏の蒸し暑い中、父親のナイターを見るのは何故か嫌ではなかったのを覚えている。
理由は覚えていないのだが(笑)

さて、そんな中とあるきっかけで野球を始める入り口に立つ。

小学4年の時の事。

社会人のナイター試合だから当然のこと選手は仕事帰りに球場へ集まりプレイボールとなる。集まりが良くないのは当然のこと。その日は両チームのメンバーの集まりが遅く、試合開始が延び延びとなっていた。

退屈していたでぶすけを父親のチームのメンバーが相手してくれたのだ。
父親の使っている頭がすっぽりと入る大人用のグローブを手にしてキャッチボールを始めたのだ。

普段入る事の無い球場の中。
ユニフォームを着たたくさんの大人達。
手にした大きいグローブ。

何もかも新鮮でワクワクしていたと思う、確か。周りにいた大人達の真似をして届きもしないのに同じ所に立って、右に左にボールを投げたのは覚えてる(笑)

そしてキャッチボールの最後に「グローブ構えてごらん」と言われ、バチン!とグローブに投げ込まれたボールを怖くて目をつむってキャッチさせられたのも覚えてる。
(キャッチしたとはとても言えない笑)

でも小さいでぶすけは投げ込まれたボールをキャッチした快感が忘れられず、キャッチボールにハマった。
( *´艸`)

それからというと、休日というと家の前で父親とキャッチボールをしてた。
それも一時間や二時間、ずっと(笑)

子供の体力、恐るべしだね(; ・`ω・´)
でも、父親も楽しそうだったな。今思うと。



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