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旅の情報ステーション京都「風の駅」

昭和感が色濃く残る「出町枡形商店街」
昔ながらのお店が軒を連ねるレトロな商店街ですが、最近ではアニメの舞台として描かれていて、全国からファンが”聖地巡礼”で訪れるほど人気が高まっているそう。
そんないろんな意味で濃い商店街の中でも更に個性的なお店
旅の情報ステーション京都「風の駅」というお店があります。

スーパーの2階にあって階段を登っていくのですが、お店までの道中がこのありさま。
決して怪しくありませんというのが怪しさMAX!
ちょっとたじろく人が多いかもですが、こういうのほどぞくぞくしてしまう(笑)

廊下の突き当りに見える、お店と思しき扉。もう何屋かわからない(笑)
でもここは勇気を振り絞り入店。

店内には所狭しと雑貨や本が置かれていて賑やか。本は古めのものやリトルプレスが目を引きます。
店主…もとい駅長さんのこだわりで集められたラインナップ。京都にまつわるものも沢山おかれていました。

他の店に目をやると、都道府県の名前が書かれたファイルが。
実はこれ、それぞれの観光パンフレットがファイルされていて、自由に閲覧する事ができるんです。
”旅の情報ステーション”という名前の所以ですね。

開くとこのようにキレイにファイリングされていて、見やすくなっています。
今はネットで何でも調べられますが、こうして紙ものをぺらぺらするのは興味や想像が掻き立てられわくわくしてきますね!
昔は旅する土地のパンフレットを郵送してもらうぐらい凝っていたのですが、その時の情熱が蘇ってきそうな感じ。パンフだけでいくらでも妄想旅行ができそう(笑)。

こちらは駅長さんが出版された本。実は駅長さんはライターでありイラストレーターとして、またまいまい京都でガイドもされていて幅広く活動されているんですよ。

岩手の三陸鉄道のグッズも見かけるのですが

地域振興に興味があり、三鉄の盛駅(同県大船渡市)前にあるクレープ店と交流があった縁で、震災前から応援していたという。車両に施された青・白・赤のトリコロールカラーを取り入れた「三鉄クレープ」を共同開発して現地で売り出していた。

そうで、力を入れておられます。
私も東北には想いが強い方だと思うので、すごく共感します。
けどそういうのナシにしても、三鉄マスキングテープとか普通にかわいくていいよね!

店の奥にはカフェスペースがあり、コーヒーやスイーツで休憩ができます。
販売されているさんてつサイダーもOK。優しい味でおいしかったです。
こんなちっぽけな事が少しでも役に立つのならいくらでも飲むよ!

こちらはいつかのお茶メニュー。独特の形のマフィンは、知る人ぞ知る「ひのと」のもの。ひみつのマフィンとして売られていて、出会えたらラッキーなレアなもの。ひのとさんらしい個性的な味がおいしい♡
コーヒーは旅するコーヒーと銘打たれ、その時々で違う地方の豆が用意されています。この時は広島の豆でした。

一般的なカフェとはかなり毛色が違うので、好き嫌いがはっきりわかれそうなお店ですが、気に入れば通いたくなる雰囲気があって、コアなファンが多いのも納得。
そして私の陳腐な言葉では到底まとまらないぐらいの、盛りだくさんの情報、魅力がここにはあります。
天然?とも思えるふんわりかわいくて、お話好きな駅長さんといろいろ語るのも楽しくて、実りの多いひとときが過ごせますし、特に旅好きな方には楽しい空間なはず。ぜひ階段にひるまずドアを開けてみてくださいね。


旅の情報ステーション京都「風の駅」
https://www.facebook.com/kazenoeki/
http://kyoto.kazenoeki.main.jp/



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