12/4放送分「開局6周年とコミュニティーFM」
祝・FMおとくに開局6周年!
FMおとくには、12/2に開局6周年を迎えました。これもひとえにリスナーの皆さま、関係各所の皆さま、応援してくださっている皆さまおかげです。本当にありがとうございます!
12/2〜8までの1週間、『お陰さまで6周年、これからもよろしく』ウィークとして、6周年を記念した内容でお送りしています。私も何か思い出的なものを…といいたいところですが、私がモーニングおとくにを担当し始めてまだ8ヶ月、今日の放送で35回目と、他のパーソナリティーさんに比べてまだ新人なのでネタが乏しく…ですがしばしお付き合いください。
FMおとくにに関わるようになったのは、さわやかおとくに月曜日のアシスタントで、2023年1月から参加させてもらいました。当時はコロナ禍で、個人を隔てるようにアクリルのパーティションがあって、ちょっと距離を感じたのを覚えています。
1年3ヶ月ほどアシスタントののちに、今年4月からモーニングおとくに水曜日の担当になりました。なのでFMおとくにの歴史をあまり知らない新参者で、語れる立場にありません…なのでコミュニティーFMやFMおとくにのことなど、ネットなどで公開されている情報をもとにご紹介します。
コミュニティFM放送とは
FMおとくにが参加しているコミュニティFM放送とは、1992年に制度化された、放送エリアを市や町に限定したラジオ局です。コミュニティFMの主な役割は、「地域密着性」「市民参加」「防災・災害情報」の3点。地域性の高い情報発信と、市民との双方向のコミュニケーションにより、大きな放送局にはできない放送を行なっています。
地域住民が自ら主体となって情報を発信する、市民参加型で運営されているところが多く、パーソナリティーから取材記者、ミキサーなど、放送にかかわる様々な業務で、市民が活躍しています。
FMおとくには、金曜のしもぐち☆雅充さんのようなプロの方もいらっしゃいますが、私みたいなそこらへんの主婦も参加していて、いろんな属性の人が関わっています。バラエティーな顔ぶれなのは、コミュニティFMの魅力ですよね。身近に感じられるのも、コミュニティFMの良さだと思います。
コミュニティ放送局の第1号は、北海道函館市の「FMいるか」で、1992年12月に開局しました。また、阪神淡路大震災が発生すると、災害時の防災、災害情報の提供手段として、コミュニティ放送が見直され、全国で次々と放送局が開設されました。2023年12月1日時点の数字ですが、全国に341局あるそうです。1年前の情報なので今は341ではないかもしれませんが、それでも300以上の放送局が日々情報をお伝えしていることになります。
FMおとくにができたきっかけ
FMおとくにも「災害や緊急時などに拠点となって、市民に役に立つコミュニティーFM局を」との趣旨で立ち上げられました。これは現在の中小路市長が、1期目に公約として掲げられていたそうです。
誰が先頭に立ってやるかとなった際、当時、街おこしのイベント企画などを手掛けていた、がんちゃんとだーちゃんに白羽の矢が立ちました。独立性を保つため行政の補助等には頼らず一般社団法人として、乙訓地域の人たちと一緒に、自分たちで創って自分たちで放送しています。
以来乙訓地域のや街の話題を、小さなことも拾ってお伝えし、台風接近の時など災害時はいち早く緊急放送に切り替えて、緊急時の拠点として機能しています。
Yahoo!ニュースにがんちゃんへの取材記事が載っていたのですが、がんちゃんは「ラジオ局を創りたかったのではなく、地域のコミュニティー放送をしたいんです。乙訓地域の人に話しかけるような番組をつくっています。これからも、街の情報を街の人で創って、街の人に聞いてもらい愛される放送を続けていきたい。」とおっしゃっています。2022年6月に公開された記事ですが、その思いは今も変わらず、地域に密着した放送を日々お届けしています。
「正しい情報をわかりやすく」
私個人の話で恐縮ですが、モーニングおとくにの担当になった時に決めたことがあります。それは「正しい情報をわかりやすく伝える」ということです。情報番組という性質上伝える情報が多いので、子どもが聞いてもわかる優しい表現で、でも正確さ第一にを気をつけて放送しています。
文字では理解できても聞いていてわかりにくい表現は、柔らかい表現に変えて、伝わりやすい工夫をしています。
まだ経験が浅いので、お聞き苦しい点が多いと思いますが「正しい情報をわかりやすく」を忘れずに放送していきます。またコミュニティーFMならではの、身近でアットホームな番組をめざします。
7年目のFMおとくにとさむやんを、どうぞよろしくお願いいたします!