1/8放送分「平成元年の10大ニュースと『平成』の意味」
1月8日は「平成はじまりの日」
今日、1月8日は「平成はじまりの日」です。1989年1月8日に「平成」の元号に変わったことから定められました。ということで「平成元年・1989年」にどんなことがあったのか、10大ニュースにまとめてご紹介します。
平成が始まったこの年は、日本だけでなく世界的にも大きな動きがあった、まさに歴史的な年でした。それでは、ひとつずつ振り返ってみましょう!
1. 昭和天皇崩御と平成時代の幕開け
1989年1月7日、昭和天皇が崩御され、64年間続いた昭和が終わりを迎えました。翌日から新しい元号「平成」が始まりましたが、当時テレビや新聞では「平成」という言葉の意味が盛んに解説されていました。昭和という激動の時代を終え、平和な時代への願いを込めた「平成」の幕が開けました。
ちなみに「平成」という元号には、「国の内外にも天地にも平和が達成されるように」という願いが込められています。名前のもとになったのは中国の古典で、『尚書(しょうしょ)』と『易経(えききょう)』の言葉から決定。小渕恵三さんが「平成」と書かれた紙を掲げて発表したシーンは、今でも多くの人の印象に残っていますね。
• 『尚書』の中にある「内平外成(うちたいらかにそとなる)」という言葉。
• 『易経』の「地平天成(ちへいてんせい)」という言葉。
2. 消費税導入スタート
4月1日、日本で初めて消費税が導入されました。税率は3%で、「なんで余計にお金を払うの?」と戸惑う人も続出。スーパーのレシートに「消費税」の文字が並ぶのが新鮮で、家計を預かる主婦たちにとっては悩みの種にもなりました。3でギャーギャいうてましたが今や10ですよね
3. 手塚治虫さん死去
「漫画の神様」として知られる手塚治虫さんが2月9日に亡くなりました。『鉄腕アトム』や『ブラック・ジャック』など、数々の名作を生み出した手塚さんの死は、漫画界にとって大きな損失でした。「頼むから仕事をさせてくれ」と語った最期の言葉が印象的です。
4. 美空ひばりさん死去
6月24日には美空ひばりさんが52歳で亡くなりました。その後、7月に国民栄誉賞が贈られ、11月には「川の流れのように」が、第31回輝く日本レコード大賞で「特別栄誉歌手賞」を受賞。ひばりさんの存在は、昭和歌謡界の象徴そのものでした。ちなみにレコード大賞は、Winkの「淋しい熱帯魚 」が選ばれました。
5. リクルート事件発覚
政治と企業の癒着が大きな社会問題となったのが「リクルート事件」です。当時、リクルート社が未公開株を政治家や官僚に譲渡していたことが発覚し、政界や財界に大きな衝撃を与えました。この事件をきっかけに、政治とカネの問題が国民の関心事となりました。
6. ベルリンの壁崩壊
11月9日、東西冷戦の象徴だったベルリンの壁が崩壊!東ドイツ市民が壁を乗り越え、自由を求める姿が世界中のニュースで報じられました。「冷戦が終わる」という希望に満ちた出来事で、東西分裂していたドイツが統一へ向かう第一歩となりました。
7. 天安門事件
6月、中国の天安門広場で民主化を求めた学生たちのデモが政府により武力鎮圧され、多くの死傷者を出しました。これを機に、中国政府への批判が世界中で高まりました。テレビや新聞で報じられる映像に、ショックを受けた人も多かった出来事です。
8. 任天堂「ゲームボーイ」発売
4月、任天堂が発売した携帯型ゲーム機「ゲームボーイ」が大ヒット!特に「テトリス」は、世界中で大人気となりました。当時、友達同士で通信ケーブルを使って対戦するのが大流行しました。
9. 宇野宗佑内閣、わずか69日で総辞職
リクルート事件の影響で竹下登首相が辞任し、宇野宗佑氏が新首相になりました。しかし、宇野首相自身のスキャンダルが発覚し、わずか69日で総辞職する事態に。短命内閣として話題となりました。
10. バブル経済の絶頂期
1989年は、いわゆるバブル経済の絶頂期。土地や株の価格が高騰しました。世の中は浮かれムードで、「ジュリアナ東京」のようなディスコが大流行しました。
ざっとご紹介しましたが、振り返ってみると、平成元年は国内外で大きな出来事がたくさん起こった年でした。何も起こらない日々を送るのは不可能ですが、それでも今年こそ、災害なく健康で穏やかに暮らしたいと願いたいです。
<10大ニュースの大半は「ChatGPT」を使って作成しました>